茶・菓子・果物・野菜・素材・酒・酒菜などについてのひとりごと含めた杜屋(もりや)のブログです
杜の茶菓菜(もりのさかな)
あと2日
さっ、明日明後日しあさってが菓音当日!個包装パッケージ作業が果てしなく続く。
毎度のことながら、ずーっと甘いものを作り続けているとしょっぱいものが食べたくてたまらなくなる。
甘いものを食べ続けているわけではないのに。
そこで今回お初の塩クラッカー玉ねぎ入り。
カリカリぽりぽりやめられないとまらない状態。酒のつまみにもグー。
あと3日
28・1・2日と菓音まであと3日。
今まで毎回使い続けている臨時P看板は、近所のリサイクルショップで売ってた
某マンションのプラスチックプレート看板(1枚180円也)の白い裏面にマジックで手書きしたもの。
日付のとこだけテープを貼って毎回書き直して使っている。
今回3月3日用もスタンバイOK。
それにしても、絵を見るのは好きなのにどうして書くのはこんなにヘタなのだ。
「くつ」のイラストを書こうと思えど書けぬ。
入り口下駄箱でこのプレートを見かけたら「ぷぷ。へたくそ」と笑って下さい。
あと4日
27日・28日・1日・2日と暮らしの菓音まであと4日。
連日オーブンフル回転で焼き菓子を作り続けているけれど
相変わらず自分の作るお菓子は変わりばえしないな~と若干劣等感。
少しでもいいから、新しいお菓子を作ろう。
と思ってトライするが、細かいお菓子作りは時間がかかる~る~るるる~
カットした生地を丸めるだけで1時間。焼いて冷ましてチョコレートをサンドして雪だるま状に。
これを一袋に何個入れてパッケージしていくらにするかがまた悩みどころ。
オリジナルブレンドチャイ
イベント時、ひっそりと販売している杜屋オリジナルブレンドチャイ。
今回はパッケージをちょっと変えてみました。
チャイはインドの煮出し式ミルクティーのこと。
ジンジャースパイスチャイは、インドアッサム地方産のオーガニック紅茶葉に
地元産の生姜を干したものと、オーガニックスパイス各種をミックスしたもの。
ちょびっとうちの畑のレモングラス入り。
「お湯を注げば紅茶になる」インスタントの紅茶でもティーパックでもありません。
小鍋に水を入れて沸騰させてこのブレンド茶葉を入れて煮出し、
牛乳と砂糖を入れて沸騰させて蒸らして茶漉しで濾してカップに注げば出来あがり。
2杯分の茶葉を1袋にパックしたもの2袋入り計4杯分で包装してます。
いろんな茶葉やスパイスを少量ずつ計量してパック詰めしているとまるで漢方薬を処方しているようだ。
その人それぞれの体の調子に合わせた紅茶葉をブレンド出来るようになれば薬剤師みたいでおもしろいな。
とは言えどこれはあくまでスイーツ同様、嗜好品ですのでお口にあえば幸いです。
私は毎朝起きたら生姜をピリリと強めに効かせたチャイを飲むのが日課。
今回は、私のお気に入りジンジャースパイスチャイに加え、ミントチャイもパッケージングしました。
うちの畑のミントを乾燥させたものを同じオーガニックアッサム茶葉とミックスしたもの。
ミントって意外とミルクに合います。
無農薬栽培というか農薬って何?といわんばかりにわさわさ育っているうちの畑のミント。
うちのレモングラスもしかり、やっぱりハーブは強い。
いずれも砂糖もしくは蜂蜜を加えて少し甘味を足した方がおいしく味わえます。
包装紙の内面に、チャイの淹れ方レシピを明記してますのでぜひご自宅でお楽しみ下さい。
たまに買う紅茶専門店さんのサイトを見てたらこんな文章があった。
紅茶を茶葉から淹れる人が減っています。日本茶もそうかもしれません。
日々忙しくて「かんたん便利」が必要なのは良く分かりますが
きちんと丁寧に紅茶をいれることが茶葉本来のおいしさを引き出したり
甘い香りや味わい深さ、渋みの心地よさを知ることができる大切な方法だと思うのです。
時間がないから。忙しいから。めんどくさいから。
そんな言い訳で日々の生活を慈しみ楽しむことを忘れないように、毎日紅茶を淹れてます。
あと5日
26・27・28・1・2日と菓音まであと5日。
今朝ウォーキング中してたら川原の堤防沿いに植わっている桜の木に目がとまった。
花が咲いてた。早咲きの河津桜だろうか。ピンク濃いし。
スコーン
暮らしの菓音まであと6日。
この期に及んで形を変えた試作の天然酵母スコーンに
サワークリームとハチミツつけて焼きたてぱくり。むむむ。
このあとひき感はチーズのようなうちの酵母味のせい?
静岡産の地粉100%でここ何年かずーっとかけつないでいる、今や杜屋家にしみついた酵母。
ちなみにうちの自家用パンも、今は地粉100%で作ってる。
強力粉を使ったパンとちょっと食感は違うけど、一応ちゃんとふくらんでパンになる。
商品としてパンを売るにはまだちょっと見た目がアレなので、まずはスコーンに。
サワークリームやクリームチーズや発酵バターなど、
乳酸発酵系のものと一緒にジャムを付けて食べるとよく合います。
漁師のどんぶり屋
ちょうど1週間後、3月3日の日曜日が「暮らしの菓音」 。
「お昼どこで食べようか?」ドルチェ倉庫からちょっと足を伸ばして福田の漁港に行くと、
金土日のみやってる食堂「漁師のどんぶり屋」の地魚ごはんにありつけます。
トレーラーハウスとバラック仕立てのチープな即席食堂ながら地元産の新鮮な魚がとってもリーズナブル。
海鮮丼も海鮮天丼も、つみれ味噌汁と名物釜揚シラスが付いて800円也。
その日の水揚げによって魚の種類が変わり、特に天丼にはふぐ天ぷらがのっていたこともあり食べ応えあり。
磐田市ご当地キャラ、赤いふんどしの「しっぺい」がプリントされたのぼりも目をひく。
右のしっぺいが携えているのは地元名物、カツオ?
台風並みに強大な「遠州のからっ風」が吹きすさぶ中、外で食べるのはちょっとツライ?
と思ったが、今日行ってみたら客席に厚手ビニールで風除けが出来ていて
大丈夫。ちゃんと食べられた。
時間によっては行列したり売り切れもあるらしいので早目がおすすめ。
国道150号線太田川の東の最初の信号を南下すれば福田漁港に着きます。
あとはのぼりと看板を目印に。広大な駐車場もトイレも有り。
おひさまりんご
暮らしの菓音まであと7日。着々と手作業を進めてます。
ジャムに使っているのと同じ、長野県産の低農薬有機栽培りんごを
天日干しにした「おひさまりんご」もパッケージ終了。
赤い紙ひもの持ち手がお土産みたいでかわいいなと自賛。
今回のおひさまりんごの品種はシナノゴールド。
濃厚な甘みと爽やかな酸味がぎゅっと濃縮。
湧水米
ひそかに杜屋定番商品ラインナップに入りつつある、
長野県旧鬼無里村の低農薬米「鬼無里湧水米」と書いて「きなさゆうすいまい」と
名付けたお米、今回の「暮らしの菓音」でも販売します。
すでにお米のリピーターさんも数名いらっしゃる。
このお米は、うちで果物を栽培させてもらってる長野畑の地主さんによって
除草剤1回のみ使用、あとの農薬と化学肥料は使用せずに手塩にかけて栽培されたものです。
標高900mを越える深い森に囲まれたこの地域には古来から豊富な清水が湧いています。
さらにここは村の中でも最も高い位置にある集落なので、これより上に人が住んでいないから
消毒の必要もなくそのまま飲める湧きたての山清水。しっかり芯の通ったとてもおいしい清冽な水。
この水で育ったお米です。
右側がこのお米の栽培者、和田勲さん。
品種はあきたこまち。甘みがありもちもちしていて冷めてもおいしいです。
秋に収穫されたお米を、勲さん宅の定温倉庫でもみ殻付きのまま保存されていますが
もみ殻付きのお米を精米できるコイン精米所がうちの近所には無いので(玄米なら精米出来るんだけど)
長野に出かけた際に分けて頂いて現地の精米所で精米しています。
鬼無里村の湧き水で育ったお米、鬼無里湧水米。
「鬼無里ってきなりって読むの?」とお客様に言われたけど
鬼無里村、鬼の無い里と書いて、「きなさ」と読みます。
古来から伝わる種々の伝説が非常に多い土地。
・・・・昔この地に「紅葉」という名の鬼の女が住んでいた。
鬼女は一方で貴女とよばれ、地域に様々な文化をもたらし尊ばれていた・・・
今は町村合併して長野市になったけど、この村の伝説を読むととてもおもしろいです。お能にもなってます。
何で伝説が多いかというと、ずっと昔から人が住んでいた歴史があるから。
何で人が住んでいたかというと、おいしい水が湧いていたから。
このお米の良さが少しでも伝わればいいなと思います。
今回は1kg袋と2kg袋に詰めました。
お買い上げのお米やお荷物はお帰りまでお預かりしますので、お会計の際お気軽にお申し付け下さい。
あと8日
「暮らしの菓音まであと○日!」
と10日前からカウントダウンしようと思ってたのに
昨日はそのヒマなく過ぎ去ってしまった。あ~~
さて、今日2月22日ももうすぐ終わり明日23日から換算で暮らしの菓音まであと8日!
今日発行予定?のフリー情報誌「ぱど」を前日に担当者さんが自宅に郵送して下さいました。
暮らしの菓音の情報を一枠に掲載して頂いてます。
このところ、ほとんど朝から晩まで家の中にひきこもり状態で
外出してお店などでフリーペーパーを手にする機会も皆無なので
郵送が嬉しかった。ありがとうございます!
「宣伝広報」の難しさをあらためて痛感したのは前回、7回目の暮らしの菓音の時。
あの時は入場有料チケット制だったし、ココロの琴線に触れるような、
行ってみたい!と思ってもらえるようにするには一体どうすればよいのか??
と、新しいスポーツにチャレンジするように手さぐり状態だったけれど
今回の暮らしの菓音は入場無料。
宣伝プッシュしなくても、無料ならば躊躇なく来て頂けるのでは?
なんて当初は思ったけれどやっぱり、素敵な演奏をされる演奏者さん、
素晴らしい環境を提供下さる会場のドルチェ倉庫オーナーさんをはじめ、
献身的にご協力下さるスタッフさんや毎回ご来場下さるお得意様など
さまざまな方にお力と時間と労力を分けて頂いてるのだから
出来る限りきちんとイベントを知って頂く努力はしようと思った。
そんな時に思わぬ方から「チラシ置きますよ~」とメール頂いた。
ありがたいお申し出にはありがたくお言葉に甘えさせて頂く。
その代わりにも、ご来場の方々に喜んで頂けるようなイベントにしないとね。
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