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ウェディングギフト作り



今週はご結婚式用引き菓子セット作り。
ジャムと小さな焼き菓子の詰め合わせ。久々の大口ギフトのご注文に腕がなる。
お菓子とジャム瓶のサイズを計って箱屋さんに箱を特注するところからはじまり、
お菓子を焼いて袋詰めしてラベルを貼って、箱に敷くプチプチを切って箱の中に詰める。
黙々黙々とひとりで作業を進める。
やっぱり私はこういう数こなす地道な作業が好きなのだろう。
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緑のマーマレード



かぼすマーマレードのご注文下さったお客様が
「美しい緑色に見入っています」と振込用紙にメッセージをお書き添え下さった。
秋刀魚のおいしい季節、一気に全国に出回るかぼす。
かぼすも熟すと黄色になるが、黄色いかぼすって特産地の大分県以外ではあまり見かけない。
レモンもそうだけどかぼすも熟すにつれだんだん酸味がマイルドになってくる。
フレッシュな清々しい香りの緑のうちにマーマレードにして瓶詰めすればずっと緑色のまま。


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庭のゆず



一日ごとにもみじの葉が紅く染まりゆくと同時に庭の柚子もだいぶ色づいてきた。
と同時に庭の甘夏柑とレモンも緑の果実が薄黄色に。
いつの間にか、気がつけば、あっという間に。
時の流れとともに着実に植物は変化する。
紅葉を眺める楽しさとせつなさ。
子供の頃はただきれいだとしか思わなかった。
時の流れにおいていかれたような焦り。
もうすぐ11月も終わり。
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紅葉



4月5月、木々の新芽が萌え始める頃は毎日庭の様相が変化し、
ベランダにもたれてじーーっと眺めていると時間の流れを忘れるほどだが
今の季節の紅葉の美しさも春萌えに劣らない。





先日の大雨のおかげか、一気に紅葉も進んだ感じ。
あんなに緑だったのにこんなに紅くなるなんて。
植物の神秘にみとれる憩いのひととき。
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カフェシンデレラさんへ納品

 

静岡芸術劇場2階のカフェシンデレラさん用ビスコッティとポルボローネ発送。
この秋のシーズンはこれで最終納品。さすがに数が多い。
たくさん作るとはじっこもたくさん出来る。
焼き立てビスコッティのはじっこは、あのお店に差し入れ。
こういうのを喜んで下さる方には差し上げる甲斐がある。
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今日のいっぷく



りんごの皮茶でいっぷく。
今月はりんごのタルトを焼く日々が続いた。
皮ごと安心して食べられるりんご。皮を捨てるのはもったいない。
りんごの皮に水を入れて沸かしてこし、ジンジャーシロップをひとたらし。
紅茶の葉っぱを入れなくてもおいしい。
透明な赤い色がきれいだから注ぎながら写真を~~っと、こぼれそう~~

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りんごの焼きタルト



今月は連日りんごのタルトを焼いていた。
工房に満ちるお菓子の香りも風物詩。
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ギフトボックス



注文していた箱が届いた。
来月挙式されるお客様から引き出物用ジャムと焼き菓子セットのご注文をたくさん頂いている。
お客様のご希望の内容に見合う箱が市販のを探してもちょうどいいものが
見当たらなかったので、この機会に専門の箱屋さんに注文して作ってもらった。
「箱をオーダー」するのって初めて。今までずっと既製品を使っていたので。
もっと納期がかかるかと思ったしもっと値段が高いと思ってたけど、
既製品の箱よりも意外とお手ごろ。

 

ほとんど手作りという貼箱。和菓子屋さんの箱のような感じ。
こういういい箱はあまりシールやテープなどで汚したくない。
開封した後も小物入れなどに活用して欲しい。
ナチュラルなアイボリーのシンプルな箱。
中身を詰めたら包装紙とリボンをかけてラッピングする予定。
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今日のいっぷく



ほうじ茶と試作のクッキーで一服。食べる前に見つめあう。
急須が見つからないので代わりに紅茶用ガラスポットを使用。
あ~~久々に飲むほうじ茶はおいしい~。

冷たい雨降りしきっていた昨日と打って変って今日は胸がすくほどいい天気。
風が爽やかで日差しがあたたかくて気持ちいい。
こんな日は一年にそんなに数多くない。
家の中から見る玄関前のもみじ、だいぶ紅に染まってきた。
刻一刻と時は流れる。今が一番日の短い時期。

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幻少女

幻少女 (角川文庫)
高橋 克彦
角川書店


自宅で仕事をしていると気分転換するのが意外と難しい。
ちょっと休憩~と思っても、やるべきことが目の前に山積していると休憩するのも気がひける。
ということもあって、ついトイレに本を持ち込んでしまう。
好きな作家のひとりである高橋克彦の長編の歴史小説は読みだすと止まらなくなるほどおもしろいが、
トイレ本には短編小説が最適。

先日ブックオフで¥105の文庫本を買い漁ってきた中の一冊。
まるで本当に見てきたかのようなリアルな描写に思わず身の毛がそば立つ。
ふ、とふりむいたらそこに生首がありそうな、絶対あり得ない意味不明なコワさ。
しかし高橋克彦のホラーはただの恐怖にとどまるのではなく、
死人や幽霊など現世に形のないもの、植物や機械など心は無いと思われているものにも、
不安や哀しさ、憤りや慈しみなど生き生きとした気持ちを感じられるのが魅力。

小学校の校舎建て替え工事のため、校庭で100年生き続けていた桜の木を切り倒すことになった。
切り倒される前夜、その小学校を卒業した無数の人達の夢に現れる桜。
夢や偶然。祈りや願い。世の中に存在する不思議な力は数知れない。
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同じ町内に住んでる方にも「この道初めて通りました」と言われるほどうちの場所は分かりにくい。
ご来訪のお客様のご予約時間に電話がなった。
「多分近くまで来てると思うんですけど~」
「分かりましたすぐ外に出ますので。ちなみにお車の色は何色ですか?」
車の名前を聞いても全く理解不能な車オンチの私は「色」以外に識別方法はない。
「え~とえ~と、変な色です」
お客様のお答えに思わず笑ってしまった。
道路に出て確認。決して変な色というわけではないが、
確かにこの色を何色と言えばいいか悩んでしまうような微妙な色。

初めてお越し下さったお客様。
「もしかして杜屋さんの旦那さんの会社って○○ですか?」
「そうです~!何で分かりましたか??」
「車にシールが貼ってあったので・・・」
あ、そうか。会社名ではないのだが知る人ぞ知る。っていうかバレバレである。
会社では悪名高いヒトなのであまり口外してはいないのだが。

また別の初めてお越し下さったお客様。
「私、ずっと前ここのお宅に来たことあります!今来て思い出しました」
よくよくお話うかがえば、私が結婚する前の話。
オットは独身時代ちょくちょく家で宴会を催していた。
会社の人20人くらいとか。友達の友達とか彼女とか。
その時に来て下さった方らしい。世間は狭いですね~。
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おひとりさまランチ



窓辺の陽だまりで自分ひとりでランチ。家の中より外の方がぬくい。
パンにさつまいもとにんじんのマスタードサラダを乗せたのと
ジャム入りヨーグルト。パン・ジャム・ヨーグルトは自作。
パンは、最初にホシノ酵母をおこしてそれをずーっと地粉でかけつないでいたパン種を
使っていたけれど、ここ最近は前回仕込んだ生地をひとにぎり取り分けて
冷蔵庫に入れておいて、それを新しくパンを作る時に生地に混ぜて一緒にこねて、
一時発酵させる前にまた次回の種用にひとにぎり生地を取り分けておいて、
ということを繰り返している。発酵力が弱まってくる気配は全くない。
寒くなってきたので時間は8時間くらいかかるけどちゃんと膨らむ。
私のパンはそのまま食べるよりも、スライスしてガスコンロのグリルや網で
皮がパリっとするくらいちょっと焼いて、おかずを乗せたり
ソーセージをはさんでサンドイッチにすると格段にいける。

そういえばしばらく前のことだけど、手作り発酵食品研究家の先駆けである
林弘子さんが亡くなられたと知って驚いた。
林さんの記事が連載されていた愛読誌「うかたま」で知った。
自家製天然酵母パン作りの本をはじめ著書も多数。
チャレンジ精神にあふれた林さんの本は読むのも実践するのも楽しかった。
自分で酵母を育てるところから始めるパン作りも今でこそありふれたことになり
レシピ本もたくさん出ているけれど、その世界を最初に切り拓いた方が林さんだと思う。
ご冥福をお祈りします。
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よつば



ウェディングシーズン。
先月から来月まで四つ葉クローバー型ポルボローネ作りが続いている。
幸せになれるといういわれのあるポルボローネ。ウェディングプチギフトで一番人気。
このクローバー型を定番化しようかな。

昨日ジャムを買いに来られたご近所さんに
「杜屋さんのHPのカレンダー見ましたよ~12月ご親戚の結婚式なんですね」と言われた。
「そうなんですよ~実は姪っ子の結婚式で。その引き菓子作りを請け負ったので
 自力で運んでそのまま実家帰ろうかな~と思ってまして・・・」
そのお客様、私と同年輩。
「姪っ子さんがもう結婚する年なんですか??」
「そうなんですよ~10歳も年離れてないので。夫の姉の娘なんですけど。
 実は私と姪より私と夫の方が年離れているので~~」
姪っ子からみれば私はおばちゃん以外の何者でもないが、
私からみれば妹みたいなもんである。ちょっと微妙?

そういうわけで、12月25日挙式のため12月24日の夜からオットの実家の奈良へ行く予定です。
ちょっと早いですがそのまま冬休みに突入させて頂きます。1月10日まで。
冬休み中は外を出回るか自宅に戻ってマーマレード作りに没頭するかはまだ未定。
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今日のいっぷく



先週は毎日りんごタルトを焼き続けていた。オーブンから漂うりんごの香り。
余った生地で作ったプチサイズのりんごタルトと紅茶でいっぷく。ふ~~
だいぶ寒くなってきたこの頃。風が冷たい。でも家にいる間は窓全開して外の空気を入れている。
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シューカツ!

シューカツ!
石田 衣良
文藝春秋


大学に行かなかったので、いわゆるシューカツと呼ばれるような就職活動をしたことが無い。
私の世代は就職氷河期の最初の世代くらいだろうか。
大学を卒業しても就職できない。就職しても条件が悪すぎてすぐ辞めてしまう。
数千人の学生がエントリーして最終面接に残るのはわずか数十名、
という容赦ない世界を私は知らない。そもそも会社へ就職することに興味も無かった。

テレビ局や新聞社などマスメディア志望の仲間達。
数回の面接をクリアしてとうとう会社の重役相手の最終面接へ進んだ。
最終面接は内定したら本当に就職するかどうかの確認で
ここまで進めばもう内定が決まったようなものだという。
最終面接での何気ない質問に不意をつかれたチハル。
その一言でいきなりパニックに陥る姿が何とも哀れだった。私みたい。
アドリブで笑って受け流せば問題なく合格だったんだ・・・
そう言われても簡単に出来る時と絶対出来ない時がある。

先日、とある遠方のお店の店長さんからお手紙を頂いた。
とても丁寧な直筆のお手紙。
私の作ったものの感想からはじまり、ご自分のお店のこと、これからやりたいこと・・・
心のこもったお手紙にこちらの気持ちも動いた。
人の心を動かすのは、やっぱり真摯な心なんだな~。としみじみ思った。
自分が誰かに何かを依頼したい時のお手本になるようなお手紙だった。
自己紹介をし、自分の夢や理想や願いを述べること。
就職活動での面接では、真摯に自分の気持ちを表現し伝えることが大事。
それで相手の心が動くかどうかは相手次第。相手も人間なのだ。
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