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暮らしの菓音vol.4・福祉



「暮らしの菓音」第一回目から参加ご協力頂いている、障害者福祉施設「福浜会」は
近隣に複数の施設が点在しており、このドルチェ倉庫のすぐ近くにある施設
「はまぼう」で、私がボランティアを初めて早数年。
最初は「はまぼう」で参加して下さったのだが、以後は「福浜会」全体として関わって下さっている。
障害を持ってる通所者さんが作っている自主製品も、職員さんの面々も当然施設によって異なる。
個人的に菓音のイベントに賛同してご参加下さるのではなく、組織として関わるとなると
私としては、福浜会の職員さんにかえって負担をかけてしまうのではないか、
残業や休日出勤という形になってしまうのではないか、という申し訳ない気持ちがなきにしもあらず。
ホントは自主製品を作っている人が、それがどのように作られているか説明しながら販売するのが理想なのだが、「かえって負担になっては申し訳ないから、製品だけお預かりして委託販売という形にしましょうか?」
と職員さんに直接うかがってみたら、「いや、やります。やらせて下さい!」とその場で即答。

「市役所とか福祉関係の学校とかそういう場所以外で販売し、
 少しでも収益があってさらに製品作成のヒントとか何かメリットがあれば」という願いはある。
「負担かける」とか「申し訳ない」とか、「やります」と言って下さるならそれ以上考えずにお任せ。



毎回福浜会の各施設の職員さんが交代ばんこで来て下さる。
今回は「松ぼっくり」職員の最若手Tさん。
「販売経験があまり無い」という話だったけど事前の打ち合わせ通り、
前日中に荷物搬入に来てくれて当日もにこにことお客様対応して下さってうれしい限り。
菓音の時はいつもいつも、自分のことだけでも手一杯で、じっくり自主製品を見るという
心の余裕もあまりないのだけど、このペアの手作りキャンドルとか、なかなかかわいいしよく出来ている。
カラフルな手織り布の「さをり織り」で作った携帯ケースはリーズナブルで毎回人気。
季節にちなんだクリスマスツリーやリースなど、お子様連れのお客様にも手にとって頂けて良かった。



前回に続いて参加の掛川の福祉施設の自主製品販売は、
カノンスタッフOさんが以前勤めておられた掛川の施設。
今も現役で福祉の仕事に従事しているOさんのお申し出により、今回は外テントの中に販売コーナーを作成。
少しお話うかがうと、ひと口に「福祉の仕事」と言っても体力的にも気力的にも大変なことで
本当によく頑張られるな~と頭が下がる。「人が好き」じゃないと、絶対に出来ないし続かないだろう。



そしてさらに今回初参加。
入り口で大人気アイドルと化していた柴犬「さんた」は、スタッフTさんの愛犬。

毎回、ご夫婦で事前の準備から後片付けまで途方もないほどお世話になっているTさんご夫婦。
今までの菓音は12時半~16時までの開催だったけど、
今回は開催時間が午前中から夜までとスタッフの拘束時間も長い。
我が子のように愛しんで育てている愛犬さんた。
「さんたどうしますか?何なら連れてくるとか?」



そんなこんなで、さんたを連れてくるとともに、さんたパパママTさんご夫婦が関わっておられる
動物ボランティア「サークルマム」さんの看板やパンフレット、募金箱も設置。
「世の中から不幸な動物をなくしましょう」という活動をされているサークルマムさん。
大勢の方からたくさんの募金を頂いたとのこと。ご協力下さったお客様、ありがとうございました。

 

何気ない提案の結果、看板犬として見事に役を果たしてくれた柴犬さんた。
お疲れ様~!きっと(かなり)疲れただろうな~。

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