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暮らしの菓音vol.4・杜屋



「こんな広い場所に私のお菓子を並べてもほんとに”ちんまり”という感じだろうな~」
と、会場準備をする前は思うのだが、実際に前日準備でテーブルを動かして並べてみると
「むむ。会計スペースが狭いかも・・・ジャムをもっと並べておきたい・・・
 フライヤーを置くスペースが足りない・・・椅子の数これしか置けないのか・・・」
などなど、やってみると意外とスペース足りない・・・なんて思ったりする。
と言ってもっと広くてもきっと途方にくれる。空間を把握認識するのは難しい。
不特定複数のお客様相手に私のような者が一日販売会イベントするのには
まるであつらえたかのような「ちょうどいい」サイズなのだと思う。
何故、うちのご近所にこういう雰囲気が良くてちょうどいい広さのこの場所が存在するのか。



入って右側の方が照明設備がいいので、右側エリアを山田ゆかさんのアートに、
左側を杜屋エリアに、と思って今回は左に設置。
前回、ロミパンさんやはまぼうのブースとして使っていたのは、
実は舞台用のステージ台を四段に重ねたものだった。
今回は外の福祉コーナーを含めて、ドルチェ倉庫にあるテーブルの数が足りなくなりそうだったので、
ジャムエリア用にステージ台を使用した。最初は四段のまま使うつもりでいたが、
ドルチェ倉庫オーナーさんの「四段じゃ高いんじゃない?」というひとことで三段にし、
残ったもう一段は右奥に設置した「義援金アート」コーナーに使用。やってみるとぴったりマッチ。

重厚な倉庫の窓を開けると自然光が差し込む。



ジャムとマーマレードは補充の手間を減らすべく、並べられるだけ並べよう、
とレンガと木の板を持ち込んで三段のひな段にしてみた。
最上段は全て自家栽培果実を使った「杜の畑」「山の畑」シリーズにしようと思ったのだが
種類が多すぎて乗りきらず、杜の畑の杏などは下段へ。
時期的にちょうど柑橘類の端境期だったので、在庫の少ないマーマレードは
目立たない右はじっこへ並べたもののほぼ完売。
秋の実りのジャムと夏のジャム、冬の柑橘シーズンに入る手前が最もジャムの在庫種類が揃う時期。



焼き菓子、今回は我ながら相当頑張った。
菓音1週間前の自分の「やることリスト」の作るべきお菓子リストを見て目がくらむほどだった。
菓音をやるつど「史上最大作成量」を更新していたけれど
それに加えて、今回はライブご予約のお客様用生スイーツも2種類作った。(写真撮るの忘れた~)



相変わらず地味で目立たない焼き菓子だけど、「地味」の中に「滋味」があることを目指す。
どれがおすすめですか?と聞かれれば「全部です!」と応えたいのは山々だが
目立たずなかなか手にとってもらえない地味~~なお菓子の中で私的にイチオシは板サブレ。
板サブレ4種の中でどれがおすすめと言われれば?キャラウェイチーズ味。ただし好みの有無はある。



ライブ用限定スイーツは、「せっかくだから普段作らないものを」と思っていたけれど
何を作るかぎりぎりまで迷った。
客席にテーブルを使わず、片手で食べられるような形で、持ち帰りも出来るような形で、
となるとやっぱり生菓子は無理かも・・・カットシフォンケーキにしようかと思ったが、
結局間際にチーズケーキとロールケーキの2種用意。
自家栽培の甘酸っぱいブラックベリージャムを焼きこんだチーズケーキはスティック型にカットして個包装。
とろりまろやか濃厚な黄金桃ジャムをちりばめた生ロールケーキはスライスして個包装。
ちなみにロールケーキの生クリームはカルピスの47%純乳脂肪生クリームをお取り寄せ。
この生クリームがおいしいのだ。
「普段は作らない」けどこういう時だからこそのお楽しみ。
毎回連続で菓音にいらして下さったライブチケットご予約のお菓子好きなお客様、
チーズケーキとロールケーキ、どっちにしようううう~~と悩まれているお姿を見て幸せを感じた。
ちなみに最後に残ったチーズケーキを、ライブ後片付け終えたトミーさん達に差し上げようとしたら
4人なのに残り3本!「スミマセン皆さんで分けて下さい~」
その後、打ち上げ時にトミーさんから「チーズケーキとってもおいしかった!」とご好評。
注文で作ってもらえるんですか?あれはあの場限りのモノなんですよ~。



何はなくとも毎回人気はジャムのご試食コーナー。
今回もロミパンさんからご提供頂いたフランスパンとともにお味見頂いた。
干しぶどうから起こす天然酵母を使って作られるロミパンさんのパンは
ぶどうのほのかな酸味があり、それがフルーツジャムとよく合うのです。



今回もジャムの空き瓶たくさんご返却頂きました。
ご持参ご協力ありがとうございました!

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