創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

創価を斬る・41年目の検証-7

2017-01-12 09:16:09 | Weblog

藤原弘達 創価学会を斬る 41年目の検証 論出版の自由を守る会編
                 (日新報道 2012/2)
    ------(30P)---(以下、本文)-------

◆ 流通に圧力をかけるも、「角栄関与」で一気に社会問題化
遠藤…弘達先生の自宅や会社に、「殺すぞ」「月夜の晩だけじやねえからな」というような脅迫電話や無言電話がジヤンジヤンかかるようになりました。また「地獄に堕ちるぞ」などと書いた葉書が連日、山のように来る。 心底、身の危険を感じました。そこで弘達先生と私たちはホテルを転々として執筆・編集作業を行い、社員全員で「駅のホームの縁には立たない」「階段の近くにも立たない」と申し合わせました。酔っばらっているところをドンーと一押しされたら終わりですからね。
 そんな苦心の末に刊行にこぎつけたのですが、いざ発刊したら販売ができないのです。創価学会によって流通経路に圧力をかけられていたのです。

乙骨…創価学会は、池田大作本などの出版で取引のある書籍の取次会社に圧力をかけて、「創価学会を斬る」の流通を妨害する一方で、機関紙「聖教新聞」の職員や外郭企業の潮出版社の職員を動員して全国各地の書店を回らせ、「創価学会を斬る」を販売させないよう組織的に工作した事実が明らかになつています。

遠藤…日新報道は取次会社一ー社と契約していましたが、のきなみ「うちは扱えません」と断られました。やむなく弘達先生と相談して、独占禁止法違反で公正取引委員会に提訴しようとしたんですが、栗田出版だけが引き受けてくれたので、提訴もできなくなってしまいました。
 そこで社員全員が、東京・大阪・名古屋と全国各地の主要都市の書店を一人で三〇冊ずつ「創価学会を斬る」を持って営業に回るという戦術をとりました。しかし、書店は創価学会の本を販売していますから、なかなか取り扱ってくれません。「お宅の本、いくら利益になるんですか。せいぜい数万円でしょう」「学会の本は数百万円です」と、ケタが違うよ、というような言われる書店もありました。そういう店にドンと置くと、あっという間になくなるんです。おそらく、創価学会が買い占めたんだと思います。私の推測ですが、最初の一〇万部くらいは創価学会が買い占めたんじやないでしょうか。それで、こちらもドンドン刷る。
 さすがに、このままでは手に負えないと諦めたようです。

乙骨…その過程で週刊誌などが創価学会の言論出版妨害の事実を報道し始めたため、世間の耳目を集めるようになりました。決定的だったのは、藤原弘達氏が日本共産党の機関紙「赤旗」(昭和四四年一二月一七日付)に、田中幹事長の開与を明らかにしたことです。これで一気に政治問題化、社会問題化しました。

遠藤…社会的・政治的に大きな関心を集めたことで、最終的には正味百万部のベストセラーになりました。

矢野…放っておけばよかったのに、言論出版妨害したから、かえって話題となり爆発的に売れてしまった。皮肉なものです。宗教団体は求心力が強いほど外部に対して戦闘的になるというのは、古今東西の歴史の教えるところですね。

乙骨…それにしても、雑誌では早くから創価学会・公明党の言論出版妨害事件を報道しましたが、新聞・テレビはまったく報道しようとはしませんでした。川崎さんは、当時、NHKの政治部におられましたが、テレビの報道現場では創価学会による言論出版妨害事件をどのように見ておられたのでしようか。

川崎…正直なところ、田中角栄の関与が明らかになるまで、私は言論妨害の事実を知りませんでした。創価学会については、もともと社会部が担当しており政治部マターではなかったからです。昭和三九年の公明党結党以後は政治部が扱うようになりましたが、公明党の担当にはべテランの一線級記者はつかず、若手が担当していました。というのも公明党はまだできたばかりの政党であり、議席数も少なかったことから、自民党や社会党を担当するベテラン記者は公明党を担当しなかったのです。それだけに、創価学会・公明党に関する情報は、私たちには全く入ってきていませんでした。
 本来ならば、宗教団体としての創価学会を担当していた社会部が情報を掴んでいるべきだったんですが、すでに社会部には創価学会の息がかかっており、馴れ合いの関係ができあがつていたことから、創価学会・公明党の問題は盲点になっていたんです。ですから、いま遠藤さんがいわれたような事実を掴んでいた新聞、テレビはほとんどなかったんじやないでしょうか。NHKの政治部の部会でも、言論出版妨害事件が話題になったことはありませんでした。

矢野…たしかに、そうでしようね。政党は記者会見しなければならない義務がありますが、「信教の自由」というバリアに守られている宗教法人にはそんな義務はない。したがって取材自体が難しいですから、創価学会は盲点になっていたと思います。
 もっとも、週刊誌は結構、創価学会の批判を書いてました。特に公明党はえげつなく書かれました。「日和見」「二股」「ヌエ的」とさんざんでした。その一方で、新聞は優しかった。公明党にも「公明記者クラブ」という担当の記者クラブができたんですが、この方々、口は悪いんですが優しい人たちで、弘達さんの本に関しては、「黙っていた方が良い」って忠告してくれました。
 政党が物を言うと、記者クラブで書かざるをえないからという訳です。
       ---------(33P)-------つづく--

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