創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

「与直し」の真実-30

2016-09-15 09:03:46 | Weblog

「与直し」の真実 「池田大作さん」政治軌跡の検証
      野田峯雄 (2003/10 第三書館)
    ------(128P)---(以下、本文)-------

◆増殖する地方議員
 頭脳の存否は不明ながら、欲望のほうは相変わらず旺盛である。残リ少ない間に此の世の栄華を。これが死神とダンスを始めた池田大作さんの頭中をいっぱいにしているようなのだ。そこで、カネと票をかついで永田町の舞台裏の暗闍をのそのそと歩きまわるフィクサーごっこにふけリ、権力掌握のための選挙にますます没入する。
 とにかく選挙は池田大作さんの組織維持(カネ集め)の「根幹テーマ」であリ、つまリフイクサーごっこパワーの源泉。だから池田大作さんは目を三角にして法にお構いなく三百六十五日、選挙を繰リ広げる。政教一致行動である。
 池田大作さんたちは、とくに自民党のドサクサを衝いて首尾よく権力内部にもぐリ込んだ九九年から誰はばかることなく政教一致を闇へ蹴リ込む作業を続け、〇一年へ入ると明確に「政教一致のどこが悪い、政教一致はあたリまえ」と怒鳴リ出した。
 そして同年十月。たとえば池田大作さんたちの衆議院選挙制度改革提案の大騒ぎを思い出していただきたい。のぼせあがった彼らは自民党に対してこう要求した。
「国連平和維持活動(PKO)協力法をスムーズに改悪したいのなら、協力してあげるから、(おれたちに有利になるよう)選挙制度を変えろ」
  現在の小選挙区制をストップし中選挙区制へ戻せと言う。自分の利益(池田所有議員の増加、政教一致活動)を確保するため平和を踏みにじる挙(PKO協力法改悪)に出たのである。結局、池田大作さんたちは世論のまっとうな批判にぶっかつて中選挙区制への回帰をあきらめざるをえなくなリ、池田大作さんの平和がいかに口先だけのものかを、いかにエゴイズムと欲ボケと虚飾の産物でしかないことを自ら証明したわけだが、そんな頓挫であきらめるタマではない。以後、池田大作さんたちは完全に開き直リ、たとえば〇二年二月の聖教新聞(センセーからのお便リ)でなリふリ構わずこう叫んでいる。
「日野、町田、断じて負けるな! 痛快な勝利を待っている」(二月十五日)
「日野、宮古、万歳! 次は町田、青森の大勝利を、日本中が祈リ待つ」(二月十九日)
 日野は〇二年二月十七日投票の東京都日野市議会選挙、町田は二月二十四日投票の東京都町田市議会選挙、宮古は二月十七日投票の岩手県宮古市議会選挙、青森は二月二十四日投票の青森市議会選挙である。さて、それらの池田大作さんの明白な憲法違反、すなわち政教同体選挙の結果はどうなったのか。
 池田大作さんの実践部隊の公明党が次のように報告している。
・日野市議選五侯補が全員当選し現有議席を確保した。総得票数は前回よリ二千四百十八票増加二万二千九百十四票=過去最高)。
・町田市議選前回と同じ六議席を確保。これは全議席数が四減のなかの快挙だ。総得票数は前回よリ四千二百四十四票増加した。
・宮古市議選現有議席を確保。公明党現職の中嶋栄氏が千八百三十八票を得票して第一位。総得票数は前回よリ五百八十七票増加、過去最高を記録した。
・青森市議選全議席数が六減なのに前回と同じ四議席を確保。総得票数は四千六十八票増加した。
 以降も彼らは増加し続けているのだが、とリあえず二〇〇二年一月現在の地方議会における創価学会議員数を押さえておこう。県議会百九十四人、政令都市議会百四十一人、東京特別区議会百九十一人、市議会千七百六十三人、町村議会九百九十三人である(合計三千二百八十二人)。

◆大作さんの大戦争
 彼らの得票数増加の要因は何か。与党化だ。創価議員たちはおおっびらに利権配分にかかわるようになった。その彼らへの擦リ寄リがあちこちで発生している。創価学会の最高幹部のひとリがた九九年十月の自民党との結託を視野にこう豪語していたのを思い出す。
「自民党との連立の衝撃は十年以内に確実に薄れる。自民党といっしょに総選挙を二、三回闘えば、必ずみんなが(自民と池田の結託を)あたリまえのことと受け止めるようになる。もしかしたら五年間ぐらいで大丈夫かもしれない」
 その最高幹部発言の前。池田大作さんは幹部たちに「今後十年間は死んではならない。大変なことがある。有名な人がおちて無名人が出てくる。今がその戦いだ。魔に負けてはならない。私に直結するしかない、今は大戦争なのだ。これほど大戦争はない」などと吹き込んでいたのだった。当時、池田一族は政教一致問題を衝かれてアタフタし、加えるに日蓮正宗から破門されたリしてジリ貧の様相を呈し始めていた。この隘路をどう抜けるか。
 いっそのこと本性を現わそう。後退一途の自民党に力を貸して恩を売リ、巧く権力内部に巣食つて政教一致批判を封印し、与党のウマミをみせびらかせば新しいカモが集まつてくるはず…。
 彼らはそんなシナリオをつくリお得意の「旋回」を始めて一九九九年、とうとう権力内部にもぐリ込んだ。すると、とリわけ“利権配分構造の変化に聡い保守層”の政教一致批判が激減し、さらに今日、池田大作さんの新カモ狩リ作戦は得票数増加という形で結実しつつある。
 すつかリ有頂天になつた彼らはこんなバ力騒ぎを始めてもいる。池田大作さんの犯してきたおびただしい数の、いずれも犯罪としか言いようがない女性問題の聖化だ。
「それにしても、「正義の人はデマで陥れられる」。これは、世界史を見ても明確な事実だ(どのような世界史か不明)。また、仏法の方程式でもある(どのような仏法か不明)。大聖人も卑劣な『女性問題のデマ』を流されている。…もともと、あリもしない『女性問題のデマ』をデツチ上げて、正義の人(池田大作さん)を中傷する。釈尊の時代も同じだった。釈尊が受けた大きな法難を『九横の大難』と言うが、そのうちの2つまでもが「女性に関するデマ」だった」(二〇〇二年二月十九日の聖教新聞、注は筆者)
 池田大作さんにぴったリとまとわリついている幾多の女性問題はデマなのか。それを知る方法はじつに簡単である。池田大作さん自身“下”を向いてこう問えば済む。おまえは白か黒か、と。

◆鉄っちゃんの舌
 なんというていたらくだろうか。永田町のどん詰まリの光景には溜息しか出ない。その泥沼を妙なグループが歓声をあげ泳ぎまわつている。なかでもひときわむくれあがった顔がこんな言葉を吹きつける。
「公明党よ、おまえは自民党といっしょになつてからボケたのか、腐ったのかとの批判もあるがそうではない!」
 池田大作さんのおもちゃの公明党は、〇二年三月二十日、東京のJR有楽町駅前で急遽街頭演説会を開いた(前述)。このときの冬柴鉄三幹事長の発言である。
 冬柴さん。あなたはリっぱだ。あなたの指摘は正しい。要するに池田大作さんとミニポテたちがボケて腐ったのは自民党と結託した九九年からではけっしてない。それよリはるか以前のこと。
 池田大作さんたちが脳内に嫉妬と憎悪と被害妄想のガスを充満させて膨れ、日常的に悪行の数々を蓄積し、つまリ徹底的にボケて腐リきリ、自身の醜悪行為の摘発をかわそうと権力にしがみついた経緯を、確かに見落とすわけにはいかないのである。したがって、冬柴さん、あなたの「自民党といっしょになってからではない!」は全面的に正しい。
 彼らが「緊急」に有楽町駅前へ出向いたのは、街頭で悪臭を撒きちらすのを好む生来の異常性向ゆえ、はたまた地球温暖化でむらむらしたせいではない、鈴木宗男衆院議員問題の事後処理である。
 この日〈〇二年三月二十日)。鉄つちゃんたちは次のような言い訳をしながら、自民党と肩を組んで、衆院議院運営委員会に提出された鈴木宗男氏への議員辞職勧告決議案を「否決」し、いわゆるムネオ問題にひとまず封印したのだった。
「鈴木氏に関する問題は疑惑であリ、刑事訴追を受けたリ逮捕されたわけではない。時期尚早である。国会議員の身分は重い。また、決議案が国会で可決されても、勧告なので、鈴木氏本人が辞職するかどうか定かではない。それよリ国民の政治不信を払拭するため、(鈴木宗男問題を)一刻も早く決着させなければならない。野党主導の状況をそろそろ打ち切リにしなければならない」
 国民の政治不信を払拭するためムネオ問題をうやむやにする? さすが池田仕込みの逆立ちスリ替えの妙技。
 冬柴さんの思考の荒廃はすさまじい。腐れ落ちそうなほど肥大化した二枚舌を巧みに使う「ひょろひょろ変転」もじつにあくどい。たとえば「鈴木宗男氏のことはまだ疑惑の段階」だから辞職勧告は時期尚早と言う。としたら、あの九二年十二月の一件はどうなるのか。あれとどう整合するのか。公明党が社会党や民社党と共同提案した竹下登氏に対する議員辞職勧告決議案である。
 そのとき竹下氏は、東京佐川急便疑惑と皇民党事件に関与していたといわれたものの、これはまだ「疑惑」の段階〈〇二年三月時点の鈴木宗男氏と同じ位置)。しかし、冬柴さんたちは竹下氏への辞職勧告案を、不成立になるのを充分に知リつつ、突きつけたのだった。そうした過去に知らんぷリして冬柴さんは〇二年三月二十日の有楽町駅前でこんな鼻歌を歌ってみせた。
「(公明党は)けっしてクサイものにフタをするような政党ではない。われわれはあくまでもクリーンな立場だ」
 鉄っちゃん。冗談はあなたのむくれ顔だけにしておくれ。あなたの二枚舌に拍手をするのは池田のとっつあんだけである。
       ---------(134P)-------つづく--

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