創価学会・公明党が日本を亡ぼす

  政教一体で憲法(20条・89条)違反だ!-打首獄門・所払い(=解散)せよ!

「与直し」の真実-5

2016-08-21 07:41:56 | Weblog

「与直し」の真実 「池田大作さん」政治軌跡の検証
      野田峯雄 (2003/10 第三書館)
    ------(16P)---(以下、本文)-------

◆右傾化を防ぐ「平和の砦」
 「汚れた悪世にあって、苦悩と傲慢の人間同士のぶっかり合いは厳しい」
 などと池田大作さんは指摘し、彼の支配する創価班(創価学会施設の警備などを担当)こそ「悪との戦いの先陣」を突っ走り、「破邪顕正の前進を止めない」と称賛する(〇二年九月二十三日付聖教新聞)。さすが池田大作さんはおとぼけ上手だ。彼の完全支配する創価班のやっていることは、ひっきょう周辺住民や通行人たちに対する嫌がらせと威嚇と暴力と他人の私生活を硯くような、いわば破正顕邪への突進である。
 同じく池田大作さんがガチッと支配する永田町の政治部隊(公明党)はどうなのか。〇三年一月の公明党新春幹部会で、池田大作さんに拝跪して飽きない浜四津敏子代表代行がこんなふうに挨拶した。
「公明党の勝利こそが日本に人間主義の新しい時代を開くのだと再認識して出発したいと思います」
 彼女の言う「人間主義」が「池田大作」の言い換えなのは創価学会員の常識である。つまり池田礼拝を明確に示唆しつつ彼女は次のように語ってもいた。
「有事法制、個人情報保護法案、教育基本法改正案について公明党のスタンスをしつかり定め、地方議員と国会議員の双方向の対話の中で理解を深め、統一選(〇三年四月の統一地方選)に臨みたいと思います」
 彼らがしっかり定めたスタンスとは何か。実態は、自民党のお尻を押してさまざまな戦争傾斜法案を成立、もしくは促進させることだったのだが、たとえば有事関連三法が成立した直後、彼らは次のように語った。
「有事関連三法は有事の場合の文民統制(シピリアンコントロール=国会による軍事の統制)の確立と人権保障の確保などが柱で、今月中に施行される見込み」(公明党ホームぺージの〇三年六月七日付「ディリー二ュース」)
 公明党の方々は池田大作さんが胸を張って示す勲章や表彰状の数とか、「古今東西、真に偉大なる者たちの叡知を結集した指導者、宇宙規模の哲学者、華麗外交に生命を賭ける“人間”=池田大作」といったスローガンしか理解できないようだ。有事関連三法は、自衛隊も日本国民もこぞって米軍の手足となる「新しい日米防衛協力のための指針(新ガイドライン)」関連法と相俟って日本を好戦国家化する手管でしかない。それは「人権保護」に顔をそむけ、「国民をどのように巧く統制するか」に心を碎いている憲法違反の最悪料理の見本である。しかし、池田大作さんによってつくられ、池田大作さんによつて運営されている公明党はこんなふうに叫ぶ。
「人権を保障した憲法秩序を維持するためにも必要な統制」
 憲法秩序の維持と統制はどこでどうつながるのか。その説明はどこにもない。ただ“きれいっぽい言葉”をぶん撒くだけである。彼らは確かに「努力をした」。これは間違いない。だが、人権を保障する日本国憲法の秩序を破壊し嘲笑するために「努力をした」のである。
 池田大作さんはそもそも何をしょうと、彼の所有する公明党を自民党と結託させたのだろうか。
 池田大作さんに拝跪して飽きない浜四津さんが〇一年七月の公明党女性議員座談会でこう解説していた。
「公明党が連立に参加する時、三つの目標を掲げました。一つは金権腐敗の汚い政治からクリーンな政治、二つに庶民の目線で政策を実現する政治、三つめには、右傾化、国家主義化を防ぐ平和の砦になることです。この一年九力月で、三つの目標は着実に実ってきてます」--と。
 口にする庶民とは誰のことか。それについては前述したが、要するに彼らの口にする「庶民」は「創価学会員」もしくは「池田大作」の代名詞である。としたら、浜四津さんの言うとおリ。
 では、右傾化、国家主義化はどうなのか。一目暸然。池田大作さんや浜四聿さんたちが自民党と手を組み嬉々として成立させた法律(別表)を見ていただきたい。これはまさに泥流だ。無残と恐怖と荒涼と傲慢がアメリカの国歌〈!?)に合わせて日の丸のマスゲームを演じている。そのどこをどう押したら「平和の砦」が出てくるのだろうか。浜四津さんの言葉はあまリにもしらじらしい。
 さらに、クリーンな政治とは何か。浜四津敏子さんは、きっと池田大作さんを拝み過ぎたせいなのだ、重度の虚言依存症にかかっている。どうすれば金権腐敗をストップできないのか。どのようにしたら金権腐敗を“促進”できるか。これらを「浜四津さんを含む池田大作議員たち」ほどじっくリと適切に教えてくれるテキストは少ない。
  前述した〇一年七月の浜四津発言のちょっと前を覗くだけでも、たとえば右翼団体幹部と交際し愛人に覚醒剤捜査情報を流していた中川秀直議員問題(〇〇年十月に官房長官辞任)、〇〇年十月に発覚した金権腐敗の典型例・KSD(ケーエスデー中小企業経営者福祉事業団)事件、あっせん収賄罪の中村喜四郎議員問題(〇一年五月、衆院における辞職勧告決議案見送リ)などに対し、世間へ向かって突き出した舌先はともかく、肝心の腰がひどく引けてしまい、おまけに浜四津さんはぴしっと頬かぶリをしてみせる。
 最近も「浜四津さんを含む池田大作議員たち」は、たとえば疑惑のデパートを開店していた鈴木宗男議員の追及をためらい、とくに松浪健四郎議員問題への対応は「異常」だとしか言いようがない。周知の品性卑しき松浪議員が〇〇年十一月に起こした国会演壇からの水のぶっかけ事件(森内閣不信任決議案の審議中の出来事)に際してはにやにや笑いを浮かべるだけ。〇三年四月に表面化した松浪=暴力団の一蓮托生問題(政治資金規正法違反など)では体をクネクネとくねらせ松浪防衛にアセを流している。で、結局、自分たちが“れっきとした暴力団”といつしょに松浪議員の重要なスポンサーになっている事実を隠し続けたわけだが、それにしても、日本語の「汚い」を英語の「クリーン」と翻訳し、シレッとしているのはいかがなものか。
 池田大作さんたちは、「私は被害者」などと激しく叫びながら、自分の気に入らない者を集団で徹底的に殴リまくったリ、必要に応じて警察や裁判を巧みに操ったリする。つまリ加害者が被害者ヅラをする作業がすごくお上手だ。また、正を邪、邪を正、平和を戦争、戦争を平和などと言い立て、相手がうんざリするのをじっくリと待つ。さらに、同じ言葉(たとえば「クリーン」や「私は平和主義者」)を連呼し続ければそれが真実になるとの幼い幻想に固くしがみつき、「いつまでもばかなことをやってるんじやない」とたしなめる者が現われると、彼(彼女)にガッと噛みついて必ず瀕死状態にしてしまう。
 汚い=クリーンの逆転翻訳もこんな悪癖のひとつ。そのおかげで、ムネオもマツナミも大泣きに泣いているかもしれない。辛いよ。私をどうして正確に評価してくれないのか。平気で国政をいじリまわし巨額収賄していた私、暴力団とピッタリ癒着、いわば暴力団を母体に出てきた私がクリーンだなんて。皮肉をかませるのもいいかけんにしてね。
「弱音を吐くんじやない。汚いはクリーン、クリーンは汚い。ウチらの場合、汚ければクリーンです」
 不思議な国の池田大作さんにかしずくアリス敏子は四角顔をさらにきつくしてそう答えるだろう。
「奴らは嘘で暮している」
 これはバイロンの詩句だという。池田大作さんが愛する言葉のひとつである。
       ---------(19P)-------つづく--

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