今日のことあれこれと・・・

記念日や行事・歴史・人物など気の向くままに書いているだけですので、内容についての批難、中傷だけはご容赦ください。

コナモンの日

2005-05-07 | 記念日
今日(5月7日)は「コナモンの日」
日本コナモン協会が2003(平成15)年に制定。「こ(5)な(7)」の語呂合せ。
たこ焼き、お好み焼き、うどん、そば、パンもパスタも餃子、肉まん、団子汁も・・・小麦粉だけでなく、米粉、とうもろこし粉、豆粉・・・さまざまな粉をベースにつくられた食べ物は、すべて「コナモン」。これら粉を使った食品「コナモン」の魅力をPRする日。日本コナモン協会は、タコヤキスト・生活文化研究家として活躍している熊谷真菜を会長とし、2003年5月7日(コナモンの日)に設立したんだってさ~、タコヤキストなんているんだね。
日本コナモン協会では、「日本全国コナモン祭り2005!!」を開催しているらしい。今日は、食道楽の本場大阪会場 (YES・NAMBA広場前イベントステージ「食博覧会」会場内)でイベントがある由、興味のある方は、覗いてみては・・・。
粉(こな)とは、主として穀物などを砕き微細な粒状に加工した食品。穀物(こくもつ)は、植物の種子を食用とする澱粉質を主体とする食材。多くのものは主食の材料として用いられている。中でも、小麦・米・トウモロコシは世界三大穀物と呼ばれ、世界で広く利用されている。(詳しくは、Wikipedia粉(こな)を見てください。)
宮澤賢治の詩に「一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲ食べ」とあるように、日本人の食生活の基本は、古来、「穀類+(大豆)+(野菜)+(魚介類)」であり、コメをはじめとするでん粉が主成分の穀物に支えられてきた。しかし、戦後、日本人の食生活は、欧米化し、動物性食品(肉類・牛乳・乳製品など)の摂取量が増加し、炭水化物(糖質)・穀類(特にコメ)の消費量の減少してきている。脂肪の摂取量は、世の中が経済的に豊かになった1964(昭和39年)頃から急激に増え始め、中でも動物性脂肪の増加が著しく。逆に、主食の米の消費量は、1959(昭和34)年を最高に半分以下になっている。最も、主食も変化し、お米のご飯から、粉物のパン食やうどん、そば、ラーメンと言ったものへと変化もしている。しかし、主食としての穀類そのものの消費量も減少しているのは、飲酒の習慣とも関係があるらしい。統計で、飲酒の食品摂取に対する影響をみると、飲酒量の増加に伴って穀類、芋類、菓子類、砂糖類などが減少し、肉類の摂取量が増え、特に、飲酒量が増えるに従って穀類の減少が著しいという。それに、「お酒を飲むときにはご飯(澱粉)を食べるのはよくさい」などという誤った風説・・・(私もそれを信じていた一人であるが)・・・、があり、飲酒者の糖質摂取量が少ないという統計もあるらしい。難しいことは分らないが、哺乳動物の体内では、アルコールは酢酸に変換され、化学構造からみて、酢酸は脂肪鎖の最も短い脂肪酸(短鎖脂肪酸)、つまり、アルコールは脂肪に似ているのだという。アルコールを飲用する時には、糖質を減らすのではなく、脂肪を減らさなくてはならない。甘いもの(砂糖や果物)は飲酒による肝障害に対して好ましい影響を与えるらしい。兎に角、日本人の食生活は、脂肪が増え砂糖を含めた糖質が極端に減少してきた。お酒を飲む際には、糖質を意識的に減らしている人が多く、そのためアルコール性肝障害が起きるのだという。私には、栄養学的なことについての知識がないので、このことは、今月の視点0005b/日本人の食と健康《独立行政法人農畜産業新興機構》での山梨医科大学第一保健学教室 教授 佐藤 章夫の説を引用しているが、確かに、アルコール類を飲むと、穀類は取らずに、肉などの脂肪分を取ることが多いよね~。最も、結論として書いてあるように、食べることは、すべてバランスが基本。私もコナモンが好きで朝はパン食、昼はうどん、そば、ご飯を交互に食べているが、コナモンの場合、他の野菜や魚などを食べずそれを単独で喰べるものが多いようなきがする。宮澤賢治の言ってるような食事丈では満足出来ないけど、やっぱり、日本人には、ご飯とおかずの食事が一番良いんだろうね。
参考:
「今月の視点」インデックスhttp://sugar.lin.go.jp/japan/view/jv_view.htm
お米データベース
http://www.gohan.ne.jp/okome-data/komedb.html
お米百科
http://www.kamedaseika.co.jp/r_story/okome/
小麦粉のおはなし
http://www.seifun.or.jp/know/syouhintisiki8.html