Rogers 命題17
自己構造に対して基本的になんらの脅威も包含していない条件下においては、自己構造と矛盾対立する経験は、知覚され検討されるようになり、また自己構造は、そのような経験と同化し包含するように修正されてくるであろう
前段の自分に対して何らの脅威もない条件をどうやって作り出すかが私にとっては鍵となる。人間は一人では存在し得ないので、人間関係の綾がいろんな条件を醸し出すわけだ。楽しくなったり、嫌になったりね。これにはまずは自分が落ち着いている必要があるようで、自分が浮き足立っていたり、しんどい状況下ではどうも上手く行かない。
楊名時太極拳を一時期懸命に習っていた時期がある。鬱病に悩まされていたときだ。立禅と言うのがあって、じっと気持ちの動きを止めて瞑想するのだが、結構大変である。心の動きが止まらない。一度試されるといい。5分と持たない。無我の境地なんてほど遠いのである。じゃ、寝ているといいんじゃないかと睡眠しても色んな夢を見ている。到底無我の境地ではありえない。
気持ちの通じ合う人とともに時間を過ごすと非常に自分が楽のしい気持ちになれる。そんな時間をこれからは多く持ちたいと思っている。
よろしくお願いします。 お読み頂きましてありがとう存じます。