2021-0117-man3842
万葉短歌3842 童ども3577
童ども 草はな刈りそ 八穂蓼を
穂積の朝臣が 脇草を刈れ 平群朝臣
3577 万葉短歌3842 ShuH507 2021-0117-man3842
□わらはども くさはなかりそ やほたでを
ほづみのあそが わきくさをかれ
○平群朝臣(へぐりのあそみ)=「未詳。天平勝宝五年(753)一月二十八日、従四位上武蔵守で没した平群朝臣広成か。」
【編者注】第2部(3816-3854、三十九首)の第27首。男。題詞に、「或云 平群朝臣嗤(わらふ)歌一首」。
【訓注】童ども(わらはども=小児等)。八穂蓼(やほたで)[「摘んだあとから次々と穂を出す蓼」。11-2759吾屋戸之 穂蓼古幹(わがやどの ほたでふるから)]。朝臣(あそ=阿曽)[前歌参照、次歌も同じ」]。脇草(わきくさ)[「腋毛を草〔(臭)〕に見立てたもの」]。
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