2018-0118-man2716
万葉短歌2716 高山ゆ2528
高山ゆ 出で来る水の 岩に触れ
砕けてぞ思ふ 妹に逢はぬ夜は ○
2528 万葉短歌2716 ShuF347 2018-0118-man2716
□たかやまゆ いでくるみづの いはにふれ
くだけてぞおもふ いもにあはぬよは
○=出典未詳。
【編者注】「寄物陳思」(2619~2807、189首)の第98首。男。
【訓注】砕けてぞ思ふ(くだけてぞおもふ=破衣念)[04-0720村肝之 情摧而(むらきもの こころくだけて)、09-1792(長歌)心摧而(こころくだけて)、10-2308於石触 君之摧 情者不持(いはにふれ きみがくだかむ こころはもたじ)、12-2894我匈者 破而摧而(あがむねは われてくだけて)、16-3811(長歌)村肝乃 心砕而(むらきもの こころくだけて)]。