2017-0425-man2453
万葉短歌2453 春柳2265
春柳 葛城山に 立つ雲の
立ちても居ても 妹をしぞ思ふ ○
2265 万葉短歌2453 ShuF122 2017-0425-man2453
□はるやなぎ かづらきやまに たつくもの
たちてもゐても いもをしぞおもふ
○=柿本人麻呂歌集。
【編者注】「寄物陳思」(2415~2507、93首)の第39首。男。
【訓注】春柳(はるやなぎ=春楊)。葛城山に(かづらきやまに=葛山)[大和・河内国境の山]。立つ雲の(たつくもの=発雲)。立ちても居ても(たちてもゐても=立座)。