万葉短歌-悠山人編

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万葉短歌1063 あり通ふ0959

2013年07月29日 | 万葉短歌

2013-0729-man1063
万葉短歌1063 あり通ふ0959

あり通ふ 難波の宮は 海近み
海人娘子らが 乗れる舟見ゆ  田辺福麻呂

0959     万葉短歌1063 ShuC523 2013-0729-man1063

ありがよふ なにはのみやは うみちかみ
  あまをとめらが のれるふねみゆ
田辺福麻呂(たなべの さきまろ)=作者名はない。第1048歌参照。
【編者注】第1062歌(長歌。題詞読下しは、「難波の宮にして作る歌 并せて短歌」)への「反歌二首」。その第一首。
【訓注】難波の宮(なにはのみや=難波乃宮)。海近み(うみちかみ=海近見)。海人娘子ら(あまをとめら=海童女等)。乗れる舟見ゆ(のれるふねみゆ=乗船所見)。