☆ 森のクマさん徒然草 ~元 森の宿うわじまユースホステル管理人のひとりごと!

ひとりの人間として ふっと思いついたこと、感動したことを書いてみよう。

プロフェッショナル!

2016年09月22日 | Weblog
ご存知の方もいらっしゃるかもしれないが、昔から京都は道路工事で、道を掘ったり埋めたり、掘ったり埋めたりするのが好き?な町で、要するにでこぼこの部分も多いのだ。

通勤でほぼ毎日、市バスに乗る。途中、すごいでこぼこの部分があって、大半の運転手は「バスが大きく揺れますのでご注意下さい」とアナウンスするのだが、ある運転手は、なにもアナウンスしないで、平然とその区間に入っていく。しかし、ほとんど揺れないのだ。感動ものだ。これぞまさに「プロフェッショナル」ではないか。同じことをするにしても、工夫ひとつなのだ。

半年がすぎ~人生の回顧録

2016年09月18日 | Weblog


生まれ故郷の京都市に戻って、早くも半年が過ぎようとしている。あまりの町の変化と、自分自身の変化 ~ それは体力や健康といった面も含めて ~ に正直驚いている。精神年齢は若く?ても、実際 over 50歳 は、やっぱり違う。



30年近くユースホステルに関わり、この際、残りの年月を、全く違うことに挑戦しようとも思ったが、結局、市内の宿で「雑務見習い」を始め、ようやく2ケ月。まだまだ役に立たない小僧である。新たな挑戦はどこに行った? とも、やっぱりこの年齢なら、ある程度は慣れたことをするのがいい、とも言われそうで、複雑な思いである。ただ、信念としては、「縁あって、自分に与えられたことは、精一杯やる」ということだ。例え、その結果がどうであろうと。



転居に当たり、こどもたちが新しい環境に慣れてくれるかと言うことが、最も気になっていたのだが、これは杞憂に終わった。1年前に祖父母宅に下宿して高校に通い始めた長女に次いで、今年から中1生として長男が、40年前に私の通っていた中学に通い始めた。以前にも記事にしたが、たまたま担任の先生が、土佐清水出身という「ハプニング」もあってか、すぐに学校に慣れてくれた。ありがたいことだ。



私は今、京都市を離れていた、およそ四半世紀の時間の隙間を埋めようと、空いた時間に、思い出の場所を訪ねている。訪ねたからといって、過ぎ去った時間が戻ってくるわけでもない。どうにかなるわけでもない。ただ、「過去は過去である」と自分に言い聞かせるだけなのだが。そして、この先どうなるのか、といったことも、考えても意味がないかもしれない。ひたすら目の前のことをやる。これに尽きる。




【画像 ① 嵐電 宇多野駅 ② 御室八十八ケ所より京都市街地の眺望 ③ 広沢の池 ④ 東福寺 ⑤ 鴨川デルタ(出町柳)より比叡山 】