☆ 森のクマさん徒然草 ~元 森の宿うわじまユースホステル管理人のひとりごと!

ひとりの人間として ふっと思いついたこと、感動したことを書いてみよう。

クマさんの旅日記~土佐1泊トンボ帰り その③

2013年11月29日 | Weblog
土佐の空気。違う。なんだろうね。街中であることを差し引いても、なんか人々の出すパワー(これがオーラというやつか)が違う。ここはひろめ市場近くの揚げ物専門店。次から次に主婦が買い物にやってく来る。


今日は木曜日。毎日、どこかで「バザール」が開かれる。前回は、最大規模の「日曜市」の日に来ることができたが、午後4時前だったので、ほとんどのお店が閉店準備中。今回はまだ2時。ひょっとして、あの有名な「イモ天」屋さんはあるのかなあ~


探してみると、ありました!!おいしそ~~!これはお土産に持って帰ることに。1袋250円也。しかし、イモケンピもイモ天も、なぜイモが名物なのか。実際には、イモケンピのイモは、鹿児島産だったりする。


(続く)

クマさんの旅日記~土佐1泊トンボ帰り その②

2013年11月26日 | Weblog

念願の高知城へ。。いつも時間がなくてお城に行くことができなかったが、今回は集まりも早めに終わったので、ゆっくりと登城する。これで、ようやく四国内の4名城を制覇。高知城は、意外に平城で、雰囲気がとても明るい。南国ゆえなのか。階段もたいしたことない。石垣は立派。崩れた石垣の復元作業が、長い年月をかけて行われていた。その日はものすごい強風で、天守閣まで上がったら飛ばされそうに。。早々に下山。天守には「落書き 喫煙 飲食 昼寝を禁ず」の注意書きが。。。



下界に下りて、何年ぶりだろうか、「ひろめ市場」へ。ここは観光客も来るが、地元の人が多い。背広姿のサラリーマンがお昼を食べに来ている。気楽で、入りやすく、明るい。こんな感じのスペースがわが町にもほしい!! 街中、商店街の一角にでも。。ちょっといっぱい。つまみはじゃこてん、焼き魚。地元野菜の煮物。。



以前来たときにはなかったお店。わら焼きの「かつおタタキ」実演中!すごい行列。こりゃだめだ。時間がないので、あきらめて、だれもお客さんがいないお店で、ごく普通の「タタキ定食」をいただく。昼間からニンニクをバリバリと。これから市内で知り合いに会うのだが、土佐の人はニンニクを気にしない。これが土佐流のタタキの食べ方なのだ。




途中のスーパーの駐車場で、チキンラーメンのキッチンカーが停まっていて、マネキンさんに試食をすすめられるも、チキンラーメンは祖母が大好きだったので、幼児の頃から食べているので、スルーした。こんな車があるんやなあ。はじめて見た。(続く)

クマさんの旅日記~土佐1泊トンボ帰り その①

2013年11月25日 | Weblog
愛媛県の東部や本州方面ならバスもあるが、高知市となると、宇和島からは交流人口がほとんどない。観光の人がぐるっと四万十川や足摺を経由して行き来する程度。なので、都市間バスなんてものはない。でも、そこがまたいい。少なくとも四国一のローカル線、予土線、これに乗るしか手段がない。宇和島にいると、いつでもすぐ乗れてしまう。これって幸せなことかもしれない。

普段、駅に行ったら3分間隔で電車が来て、時刻なんて見なくてすむような生活をしている都会人にとっては、まさかの2時間に1本!しかも、旧宇和島鉄道が先行して開業させた宇和島~近永間は、並行する県道を車がどんどん抜いていくくらいの「スロースピード」。昔、「狭いニッポン。そんなに急いでどこへ行く?」という標語があったが、今の人はそんなことは知らんだろう。予土線は、まさにその標語を実践するような路線だ。逆に言うと、私などにとっては、なにも考えないでボーとできる窪川までの2時間は、最大の贅沢なのだ。



今回は高知のユースホステルで関係者の集まりがあって1泊トンボ帰りの旅と相成った。11月初旬のことだ。こういう機会がないと、なかなか出られぬ私は、ウキウキなのだ。宇和島駅には「海洋堂ホビートレイン」がすでに停車中。これに乗る。まもなく、松山からアンパンマン列車が到着。乗り換えのお客さんが予土線ホームに回ってくる。私たちが赴任して、すぐにアンパンマン列車が走り出した。わざわざ当時1歳のこどもと「アンパンマン列車」に乗りに行ったことがある。宇和島から卯之町まで一駅だ。懐かしい思い出。やなせたかしさんも、お亡くなりになった。本当にすごいパワーの人だ。「80を過ぎても仕事が来るなんて」と言ってられたそうだ。50過ぎからアンパンマンが人気になったとか。ウン。自分も。。そろそろ。。そんな年齢???



ホビートレインは最近、内外装がリニューアルされ、展示物も入れ替わった。サンダーバードもある!観光のお客さんが何人か乗っているが、なんか楽しそう。



江川崎からは新たに開業した路線で、四万十川沿いに ”ぶっ飛ばす”感じで窪川を目指す。次は有名な駅。その名は「はげ」。もちろん無人駅。滔々と流れる四万十川。いつ見ても落ち着く。



◇ 土讃線乗換駅の窪川に着くほんの手前、列車が徐行し始めると、左側に注意。37番札所「岩本寺」の境内脇を通るのだ。特急に乗り換え、高知の一つ手前の特急停車駅の「旭」で降りると、今回の宿泊場所「高知ユースホステル」まで歩いても15分ほどの距離。ユースすぐ横は線路。「ユース前」駅でもできそう。(昔、北海道などには多くの「臨時駅」があった。懐かしい思い出だ)高知ユースは、木の香り漂う木造で、ゆったりとして気持ちがいい。土佐の木をふんだんに使ってある。そして、何と言っても、ここはペアレントさんが日本酒の鑑定士なので、利き酒教室もやっていて、お酒好きにはたまらない。(写真は2段ベッドが2つ入った4人部屋。実にゆとりのある構造)<続く>


【お知らせ】 じゃこてん&かめれ~すソングの著作権(曲使用料)について

2013年11月22日 | Weblog
いつも当宿をご利用、ご支援くださいまして、まことにありがとうございます。さて、お知らせです。2006年7月に「宇和島じゃこてんの歌」、本年2013年9月に「うわじま KameーKame かめれ~す」をCDの形で発売させていただきましたが、先日以下のような”事件”?があったと聞き、CDをお求めいただいた皆様方にお知らせをしなければ、と思いました。

松山で行われたイベントで、宇和島市内のじゃこてん屋さんが、出張実演販売をされたそうです。その際、BGMに「宇和島じゃこてんの歌」を流しておられたら、JASRAC(音楽著作権協会)の方が現れて、「使用料を払ってほしい」みたいなことを言われたそうです。


CDを制作したのは森のクマさんですが、ご承知のとおり、本業ではなく、使用料はいただいておりません。一度CDをお求めいただければ、実演販売、運動会、忘年会、エキササイズ、そのほかいろんな用途に、何百回、何千回曲を掛けていただいてもOKという方針ですので、あくまで自主制作、JASRACとは何の関係もありません。もしCDをお求めいただいた皆様が、何かの折に、協会の方に同じようなことを言われるケースがあれば、当方に直接連絡するようにお伝えいただければ、こちらから説明させていただきます。CD盤には、JASRACのシールも貼ってありませんので、分かると思うのですが。(もしかしたら、これは詐欺まがいの行為なのかもしれませんが、今のところわかりません) 曲はどんどん掛けてください。いろんな用途にご利用ください。宇和島のPRになります。(ただ、YouTube等への掲載はご遠慮くださいますよう、お願いします。)どうぞご理解、ご協力をお願いいたします。

この話を聞いて、本当にびっくりしました。私はプロミュージシャンではないのに。。

はじめての方は 動画をごらんください

2013年11月19日 | Weblog
日本一(たどり着くのにむつかしい)のユースホステルです。
はじめての方は、以下の道順動画 「宇和島愛宕町郵便局から森の宿うわじまYHへの道順」 を是非ごらんになってください。

http://www.youtube.com/watch?v=7E4tuu9oF3U

ナビで当宿の電話番号を直接入れると、たいてい間違ってしまいます。
「ナビは信じないでください。」という私の言葉を信じていただけない方もいらっしゃるようです。正確に統計を取ったわけではありませんが、ナビを頼りにおいでになった10人中8人は、迷っておられます。ですので、まず上の郵便局を設定の上、そこからは動画を参考にしていただくと助かります。(これは車・バイクでの道順です)

なお、この道順動画は、市内在住の hami_orz さんが、車のウインドーにカメラを設置しで撮影してくださいました。氏は他にも、動画用の画像の提供に、快くご協力くださっており、感謝です!

宇和島駅より徒歩でおいでの方は、駅待合室内の観光案内所ブースにて、地図をもらってください。徒歩ルートのほうが車道より分かりやすいです。最近、スマートフォンの普及で、搭載されているgoogleの地図情報を見られる方が増えましたが、実はこれにも落とし穴が。。。

遊歩道の入り口までは正確ですが、そこから「鬼ケ城山系・滑床渓谷」方面への砂利道(登山道)を進むように指示するようです。ユースホステルは、砂利道ではなく、「コンクリート舗装された道」をくねくね曲がりながら登っていきます。砂利道ではありません。くれぐれも迷い込まないように。今日は、登山道に迷い込んだ方が、無理やり「藪こぎ」で山の斜面を這い上がって、ユース横の市道に出て来るという事件が発生しました。ご本人はお怪我もなく無事に到着されましたが、正直冷や汗が出ました。とにかく、今は携帯がありますから、おかしいと思ったら、すぐ電話でお尋ねください。ご協力をお願いします。ありがとうございます。

夏目漱石の造語?

2013年11月16日 | Weblog
先日、図書館から借りてきたある本の中に、おどろきの一節が。

「”肩が凝る”と言う表現は、明治の文豪 夏目漱石の造語なんです」

へ~~~知らなかった。念のため、webで検索をしてみると、ある方のブログで、「漱石が作った言葉という説がありますが、調べてみると、漱石の時代以前に、すでに使われていた表現なんです」というのがあった。

あと、「肩凝り」というのは、日本人特有?の症状で、外国人にはないらしい。からだのサイズ全体が大きいから、肩が凝ることがないのか。(勝手な想像)まあ、とにかく肩凝りには悩まされる。私の体調がよくないと感じる時は、必ず肩がひどい症状になっている。だれか、呑むだけで肩凝りがおきない「カタコラーズ」という飲み薬を発明してほしい。でもそんなんができたら、整体師さんはたいへんなことになる。

高知家(こうちけ)の唄が完成 岡本真夜が作曲

2013年11月14日 | Weblog
いきなりですが、以下、NHK高知放送局のwebニュースより転載です

高知県をひとつの大家族に見立て、魅力をPRするスローガン、「高知家」のテーマソングが完成し、12日披露されました。
これは、12日、高知県の尾崎知事と、「高知家」の応援隊長でカツオの頭と人間の体を持つ人気キャラクター、「カツオ人間」が共同で記者会見をして発表したものです。
テーマソング「高知家の唄」はカツオ人間の作詞で高知県出身のシンガーソングライター、岡本真夜さんが作曲し、同じく高知県出身の女優でタレントの島崎和歌子さんが歌っています。

歌詞には、「桂浜」や「四万十」などの高知の観光地のほか、「はちきん」や「いごっそう」といった土佐の人々の気質を表すことばなど、高知の風土や魅力がたっぷりと盛り込まれています。

あわせて制作されたプロモーションビデオには、高知家の象徴、ちゃぶ台を桂浜や清流・仁淀川にかかる沈下橋などに持ち込み、語りあう家族の姿を一般の県民などが演じています。

http://www.youtube.com/watch?v=kJwrnuXscac



「高知家」ってなんて読むのか、わからなかった。もしかして「こうちや」かもって。しかしスケールがでかい。高知県民を大家族とみなしている。動画に登場する県民のみなさんの生き生きした表情!あれが当たり前の姿なのだろう。(もちろん、リハーサルはしただろうけど)


先日、高知出張からの帰り、列車で隣に座った背広姿の男性、胸に「高知家」のバッジを付けていた。多分、県の職員の方か。いろんな商品にロゴマークが付けられるようになってきている。高知が本社で、支店を宇和島に出しているスーパーがあるのだが、そこのオリジナル牛乳に高知家のロゴが最近付くようになった。このロゴ、下のほうが四国の形をしているのだ。よくできているなあ。曲もすばらしいし、相当な意気込みであることは間違いない。何事も穏やかな伊予国とはパワーが違うなあ、と改めて感じた次第。

最強台風が襲ったら

2013年11月13日 | Weblog
もはや、今の時代、何があってもおかしくない。報道では、フィリピンの台風は、瞬間最大風速 秒速105メートル! 「未曾有」なんて言う言い方で、言い逃れはできないのだ。

もしも、このクラス(OR それ以上)の台風が、日本の沿岸を襲ったら。。そんなことを考えたのはクマさんだけじゃないだろう。原発建屋は吹き飛ぶだろう。

元首相が「原発を止めて、代替エネルギーでやりましょう」と言ったときには、その真意は?と疑りもしたが、またもや「即時原発ゼロを決断しましょう」と発言したとか。ただのポースではと思われもしたが、本意か。とにかく、ただでさえ災害の多い国なのに、原発がなくてはどうしようもない みたいな考えにしがみつくのは、やっぱりおかしい。

土佐の人の好物は?

2013年11月09日 | Weblog
ひさしぶりに高知市へ出張だった。1泊2日の日程でのプログラム。講師の方も土佐の人。終わってからも町をぶらぶら。否が応でも土佐弁が耳に入る。アクセントは関西弁に近いが、微妙に抑揚が違うし、語尾も独特だし、やっぱり私にとっては「異国」。<多分高知県でも、中村や四万十川地域と、高知市あたりは言葉も違うんだろうなあ。私はそこまで分からない。>

さて、そんな中、耳について離れないことば。ああ土佐の人は、お酒も好きだが、この洋食も大好きなんだなあ。。。それは。。。

「シチュー」!!! 土佐人の会話に、頻繁に出てくるこのことば。それが「しちゅ~」!! 「なんとか している」のような意味かと思われる。すみません。またアホな話題で。。

また始まったあら捜し。。

2013年11月03日 | Weblog
ある国会議員が、天皇陛下に手紙を渡したらしい。渡すということの是非とかは別として、このことをきっかけに、またも政治家が政治家の攻撃を始めた。いつもこうだ。ミスに付け入り、あらを捜して相手をたたき、自分がいかにも正義であるように振舞う。

政治家の方々のストレスはすごいと思う。ちょっとでも相手に隙を見せれば攻撃される。ただこれだけは分かってほしい。国民は権力争いをしているエネルギーを、もっと他のことに回してほしいと思っているのだ。そんなことをしている暇があるのなら、被災地で復興のボランティアをしてほしい。たとえばの話だ。