☆ 森のクマさん徒然草 ~元 森の宿うわじまユースホステル管理人のひとりごと!

ひとりの人間として ふっと思いついたこと、感動したことを書いてみよう。

十年以上ぶりに(ショートショート)

2012年11月29日 | Weblog
赴任してまもなくのこと。「あんなところにラーメン屋があるよ。」と、家内がレポートしてくれた。本通りから入った目立たぬ場所に、しかも普通の民家。よくみんかったらラーメン屋さんだとは気づかない。恐る恐る入ってみる。お店のおばちゃん、これまた全く愛想もない。しかし濃い目の味噌ラーメン、おいしかった。自分の嗜好に合っている。あとから気がつくが、愛媛は味噌ラーメンを頼んだら、「麦味噌」で出てくるところが多いのに、ここのはちょい違う。赤っぽくて、豆味噌と米味噌のブレンドのような感じ。

それから実に十年以上ぶりに、また行ってみた。お昼のピーク時をはずして入ってみる。なんと、座敷の二つのテーブル席には若い女性二人組×2組! 一組は高校生と思われる。真剣に話をしている。もう一組は中学生。名札をつけている。こっちの方は、お互いに携帯の写真を見せあっこしながら、楽しそうだ。彼女らもお昼のピークをはずして、この「隠れ家」の如きラーメン屋で午後のひと時を楽しんでいるのだ。中高生がこんなところに来るのが意外だった。ファーストフードやファミレスなら分かるけど。私は、別に彼女たちを観察していたわけではない。ラーメンの味、それが十年以上前のものと変わりないかを確かめたかったのだ。

おばちゃんは前と変わらず、愛想もなかった。愛想がなかったので、逆に安心した。味もそのままだ。たったこれだけのことだが、ラーメンをいただきながらの20分間、自分が小説家にでもなったような気分になった。話をもっと膨らませるには、彼女たちがいったい、何を話題にしていたのかを、勝手に想像(創造)すればよいと思った。(ラーメン大好き 森のクマさん)

ついに食べた!

2012年11月27日 | Weblog
ユースの敷地には、シイの木の仲間のコジイ(スダジイ)の大木が何本か山の斜面に生えている。黒くて丸っぽい小さなドングリができる。駐車場には樹齢2~300年という大木が、ツリーハウスを貫通しているものも、駐車場の木には及ばないが、相当の大木がある。地元の方々は、昔はこのドングリを炒って食べたものだと言われる。

「食べられるんだ」とわかっていても、なかなかうまい具合にチャンスがなかった。気づいたときには、もう落ちてからずいぶん日がたっている。ついに昨日!大嵐の後、車を動かそうとしたら、タイヤから「バリバリバリ」という音が。よく見ると、そのドングリが駐車場一面に落ちていたのだ。拾いきれないが、少しだけ拾って、衣を付けてテンプラにして食べてみた。

そしたら、オイシイのだ。外側の皮はやや固いが、中はホクホク。「珍味」ではないか。子供もオイシイと言う。いや~12年も住んでいて、初めて食べた味。この先、忘れることはないだろう。

【お知らせ】 三人展

2012年11月26日 | Weblog
木を彫る人・・三好将之/写真を撮る人・・吉川道成/本をデザインする人・・薬師神親彦 3名のアーティストによる「三人展」が、宇和島商店街 旧三越で開催されています。お近くの方は是非足を運んでください。29日(木)まで、11時~午後5時、入場無料です。


彫刻家の三好氏(宇和島市出身)の木のアート。ほとんどの作品が、1本の木からできており、接着したりしていません。おもしろい!こんなふうに彫れるんだなあって思います。そして、それを写真集にするのに、カメラマン吉川氏が撮影し、本にまとめるのに薬師神氏の出番 というふうに、3人になり、この企画ができました。三好氏の彫刻、吉川氏の水(宇和島周辺の川や海)の写真、薬師神氏が携わった出版物と、盛り沢山の展示がされています。

ちなみに彫刻の材料の木は、たとえば台風で倒れたものなどを利用しているそうです。



ゆるきゃらグランプリ バリィさん1位に!

2012年11月25日 | Weblog

くまモンが卒業したゆるきゃらグランプリの結果が発表された。愛媛今治の 「バリィさん」 が54万票あまりでトップに、2位は46万票で、長州の 「ちょるる」 、3位は群馬県の、その名のとおり 「ぐんまちゃん」。

やりましたね。バリィさんの活躍に期待しましょう。愛媛ってどこにあるの?と聞かれたり、これからは愛知県と混同する人がありませんように、よろしくたのまいね。

京都でじゃこてん?

2012年11月24日 | Weblog
京都からお見えのお客さんから新たな情報が。市内の伏見区、近鉄伏見駅の近くで、居酒屋さんらしいが、玄関に「じゃこ天」と書かれているとか。しかも、四国の形をしたプレートの上に。おお、これはきっと四国出身の方がオーナーに違いない? 帰省の折に確かめに行こう~っと!宇和島の方かどうかは分からない。

宇和島のじゃこてん屋さんのご子息が、右京区、阪急西院駅近くで居酒屋をされているのは知っているが、新たな情報でした。

たったこれだけ?

2012年11月22日 | Weblog
政治の世界は混迷を極めている。誰が何を考えているのか、誰がどの政党に属しているのか、誰がどの選挙区から出るのか、比例なのか、もうさっぱりわからない。置き去りにされている私たち。ますますもって政治に対する信頼も消え失せようとしている。

そんな中、橋下大阪市長が来宇して、道の駅で演説会を開くそうだ。そのビラの裏側に、「維新八策」の細かい項目が書き出されている。しかし、エネルギー政策、原発に対する具体的な取り組みについては何も書かれていない!!

ただ、20文字足らずで、

『先進国をリードする脱原発依存体制の構築』 とあるだけでお茶を濁しているような。。。

こんなことでいいのか。国民は納得するのか。原発廃止の具体的な目標は?福島の人たちの生活の保障は?今は人類が今後も生存していけるかどうかの瀬戸際なのに、問題を先送り、直視せずに避けているではないか。

ここにも「くまもん」

2012年11月20日 | Weblog
ゆるきゃらコンテストの投票が締め切られた。結果は25日発表だとか。バリィさんは1位をキープできたのだろうか。

熊本県はくまもんだらけだそうだ。今回はコンテストのエントリーも辞退した。新聞には「余裕の辞退」と書かれてあった。家内の実家からもらったふりかけにも、ついにくまもんが描かれていた。ごはんを食べるくまもん。憎めないよね~。くまもんが強いのは、全県のキャラクターだからだろう。一つの県の中で、特定のエリアじゃないもんね。

外国人ゲスト@じゃこてん屋さん

2012年11月18日 | Weblog
来日2回目、1回目は東日本、今回は西日本の旅6週間という、「日本ツウ」のオーストラリア人ご夫妻が泊まられた。事前に相当下調べをされて来られたようで、希望されて到着日の夜から早速じゃこてんにトライ。So good!を連発。

それじゃあ、と、翌朝は森のクマさん、12年間の宇和島勤務で、初めて外国人をじゃこてん「実演販売コーナー」へとご案内した次第。今まで、朝食にじゃこてんをお出ししても、多分塩味ベースの味付けが外国人の味覚に合わないような感じで、一口食べて残される方が多く、海外からのゲストを積極的にじゃこてん屋さんに行くことを勧めなかったのだ。でも最近では、特にヘルシー食としての日本食の人気が上昇しているそうなので、今後、「カルシウムたっぷりのエクセレントなフライドフィシュミートが、シコクアイランドに行けばゲットできる」というPRで、関心のある外客をお呼びすることもできるのではないか、と思ったりもするのだ。

そうなると、英文の「じゃこてんマップ」も必要になってくるなあ。店頭には、メニューも英語で書いたものを用意せんといけんね~などと、いろいろイメージを膨らませている。


森の宿にバリィさん現る

2012年11月15日 | Weblog
松山のお宿さまから電話をいただき、「今晩、男の方おひとり泊まれるでしょうか?」と、ご本人に代わってご予約のお電話をいただいた。

「お名前はなんとおっしゃいますか?」と尋ねると、

「バリィさんです」と。

「えっつ!バリィさん?」

おお、ついに森の宿にもバリィさんがお越しになることよ、と思った。でも、あの今治のバリィさんは、確か男女の性別不詳ではなかったか。そしてついにバリィさんご到着!アメリカ人の「Barry」さんだった!

【お知らせ】ジャーナリスト広瀬隆さん 講演会

2012年11月13日 | Weblog
★広瀬隆さん 八幡浜講演会~伊方原発の再稼動を許さないために

のご案内です


日時:2012年11月24日(土)13:00~16:00

場所:八幡浜市民会館 中ホール(八幡浜市本町)

参加費(資料代 500円)→事前予約は 090-3786-0614(斉間 サイマ)

主催:伊方原発反対八西連絡協議会/八幡浜 原発からこどもを守る女の会 

後援:愛媛有機農産生活協同組合


▽チラシより問題提起、タイトル 抜粋

「伊方沖に横たわる中央構造線」・・伊方原発から6kmの沖合いには、日本有数の活断層である中央構造線がある。

「地すべり多発地帯」・・原発の建つ地質は三波川帯と呼ばれる地すべり多発地帯。
原発の下の結晶片岩はもろく割れやすい。

「伊方原発の老朽化」・・1号炉1977年から34年経過。2号炉82年から29年。1号炉は何度も事故を繰り返す。大地震が起きれば、もろくなった配管は瞬く間に破断。

「プルサーマル運転に使用のMOX燃料の危険」

「魚の大量死」