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署名にご協力ください! 世界文化遺産「仁和寺」前に大きなホテルを建てないで! 国と京都市は、行きすぎた「観光誘致政策」を見直し、暮らしと景観、住環境を守る施策を最優先させてください。

2020-05-02 00:36:02 | Weblog
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http://chng.it/PBmnDTsB



世界文化遺産「仁和寺」前に大きなホテルを建てないで! 国と京都市は、行きすぎた「観光誘致政策」を見直し、暮らしと景観、住環境を守る施策を最優先させてください。

衆参両院議長
安倍晋三内閣総理大臣
京都市議会議長
門川大作京都市長

 国の方針「観光立国日本」という大号令のもと、京都市は2016年10月に「京都市宿泊施設拡充・誘致方針」を策定しました。これ以降、京都では、空き地があればホテル、小学校跡地にもホテル、寺院や料亭が大切にしてきた借景(背景に美しい山や空が映る)、京都らしい景観、街並みを壊す大きなホテルの建設が後を絶ちません。
 「仁和寺にある法師」(徒然草)で知られる、世界文化遺産仁和寺の真ん前にも3900㎡の空き地が広がっています。ここにもホテル誘致計画が浮上しました。2016年「誘致拡充方針」策定と時を同じくしての計画です。住居専用地域、世界遺産の緩衝地帯という、本来その景観・住環境は大切に守られなくてはならない地域への、建築基準法の特例許可を前提とした計画です。
国と自治体のこうした方針の下、京都の街は、ここ数年「観光公害」と言われるほど観光客であふれ、市民生活に大きな支障をきたしてきました。そして、2019年11月、京都市長が「新たな宿泊施設お断り宣言」をするに至りました。しかしすでに、2020年開業予定のホテルは目白押しです。
「観光公害」から一転して、いま新型コロナウィルス感染症の世界的な広がりのため、街は静まりかえっています。宿泊施設をはじめ、観光関連の事業者・店舗の悲痛な声が聞こえてきます。
国と京都市が、呼び込み型の観光政策という、浮き草のような不確かな政策を進めてきた結果が、人々を一層の不安に陥れていると言っても過言ではありません。

仁和寺前のホテル建設計画はこのような状況のなかでも立ち消えになったわけではありません。私たちは、この建設計画を直ちにストップして欲しい、京都市には許可を出さないで欲しいと強く願います。建ててしまった大きな建築物は、景観と住環境を壊し、後世に禍根を遺します。
国と京都市は、行きすぎた「観光誘致政策」を見直し、暮らしと景観、住環境を守る施策を最優先させてください。世界文化遺産「仁和寺」前のホテル建設計画は、直ちにストップしてください。


We are against the construction of a big hotel just in front of Ninna-ji Temple.
The big hotel does not suit Ninna-ji Temple,the World Cultural Heritage Site.
Thank you very much for your cooperation.

                       世界文化遺産仁和寺の環境を考える会




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