かつこのテラス

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京丹後に米軍基地はいらない府民大集会~子や孫にそんな丹後は譲れない 

2014-10-13 17:27:11 | Weblog
体育館の床にいったん腰を下ろしても、詰めて詰めて…前へ前への声がかかり、空いた場所には人が座り…。
「まだぞくぞくと来ておられますので」との主催者からの声かけに参加者は荷物を手に前へといざる。会場は瞬く間に参加者でいっぱいになった。
 

主催者あいさつ・連絡会石井代表が登壇。
胸が熱くなるような挨拶だった。IWJの映像から紹介しよう。


6月27日の米軍レーダー基地建設工事強行以来、7月1日には、安倍内閣が集団的自衛権の容認閣議決定、そして9月20日、アメリカ軍属・軍人90名の司令官が着任いたしました。6人、5人、3人…と軍属らしい人が峰山の町を歩いています。3つのホテルに分宿していますが、なかには、上半身裸にタトゥーを入れたような軍属・軍人が歩いておられまして、町には異様な雰囲気が漂っています。

私たちはこの間、日本の環境基準に基づく事前環境調査(電磁波・大気汚染・排水など)を要求してまいりましたが、それには一貫して応えず、また某新聞社の発表では、「まったくそういうことはしていない」と報道されています。
国定公園・山陰海岸ジオパークに指定されたこの海岸、大鷹が巣をつくろっているこの海岸の、松を切りたおし、削岩機をつかって2mも掘り下げて工事をし、自然を破壊する米軍基地が配備されているわけであります。
「このような暴挙が繰り返されてなるものか!」という気持ちでいっぱいでございます。
(そうだ!の声) 

このようなところにはアメリカでは、絶対基地は造らせないというのが道理だそうですが、日本ではそのようなことにはなっていません。
みなさん、このような集会で、現地としては、ほんとうに力が湧いてきます。
ここの施設はすぐ隣、中学校が統合で立ち退いてから、京丹後市の基地対策室と、防衛省の連絡所を設置しています。その場所でこのような集会が持てたことを大変意義深く思っております。(大きな拍手)

みなさん、米軍属、軍人関係は免許証も要らないという。
(会場じゅうから驚きの声「えー!」)。

米軍の許可があればまかり通る、そのような事態だそうでございます。
市長も知事も、米軍に対してはなにも物を言わない、言えない状況が続いています。
(なんでや!の声)

「市民よ市民 そこのけそこのけ 米軍が通る」このような状況が、この間、相次いでいます。(そうだ!)

でもみなさん、9月20日には、沖縄で辺野古への新基地建設反対の5500名の大集会がもたれました。わたしたちは、このような全国の運動とも連帯をして、粘り強く反対運動を続けようと思っております。(よーし! 拍手)

私事で恐縮ですが、国指定の難病にかかって体は動きませんが、口と頭は耄碌(もうろく)していません。(大きな拍手)
「この京丹後に米軍基地を造らせて、子どもや孫にそんな丹後を譲るわけにはいかない!」(そうだ!そうだ!)
私もいのちの続く限り、そのような決意で、皆さんとともに先頭にたって頑張る決意を申し上げて開会のごあいさつといたします。がんばりましょう。

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