母が所蔵していた憲法普及会の「新しい憲法 明るい生活」について書き込みをした日、「かつこのテラス」にコメントをいただきました。
「日本国憲法が公布された当時の出来事を見聞きする度に、私は自由で新鮮な空気を呼吸した様な、明るい気持ちになります。日本国憲法は、常に最先端の、かけがえのない世界の宝だと、思いますよ(^_^)」
うれしい反響でした。
たんすの隅に長い間眠っていた冊子です。ぼろぼろになって、裏表紙には、紙で継ぎがあたっています。母は、なんでもぼろぼろになるまで、継ぎをあてて使うのが常でした。子供の頃、4人兄弟の末っ子だった私は、教科書も、洋服もなにもかもお下がりでした。教科書は、クラスのみんなと少しばかり違っていました。使い古しでぼろぼろ、改訂版ではなく、旧版。でも、便利なのは、姉の書き込みがあったことでした。大事なポイントやこたえがわかるのです。
洋服は、お正月の登校日に着ていけるように、年末に1度だけ新調してもらえました。中学の制服は、2年の時から肘に継ぎがあたっていて、そんな子はクラスに一人だけでした。すこし恥ずかしかった。ゆかたは、孫たちのおしめ、敷布に、そのあと、雑巾に。見たことのある柄の布が、見事に変身していくのです。
ぼろぼろになるまで継ぎをあてて使う母によって、戦後の冊子がよみがえりました。今準備中のブックレット「こんどの騙しはてごわいぞ」の巻末(奥付上段)に、普及会会長の芦田均氏の「新しい憲法 明るい生活・発刊のことば」を収録しました。ぼろぼろになっても、時の施政者によってぼろぼろにされても、母のように継ぎをあてて大切にしたいことばです。
「日本国憲法が公布された当時の出来事を見聞きする度に、私は自由で新鮮な空気を呼吸した様な、明るい気持ちになります。日本国憲法は、常に最先端の、かけがえのない世界の宝だと、思いますよ(^_^)」
うれしい反響でした。
たんすの隅に長い間眠っていた冊子です。ぼろぼろになって、裏表紙には、紙で継ぎがあたっています。母は、なんでもぼろぼろになるまで、継ぎをあてて使うのが常でした。子供の頃、4人兄弟の末っ子だった私は、教科書も、洋服もなにもかもお下がりでした。教科書は、クラスのみんなと少しばかり違っていました。使い古しでぼろぼろ、改訂版ではなく、旧版。でも、便利なのは、姉の書き込みがあったことでした。大事なポイントやこたえがわかるのです。
洋服は、お正月の登校日に着ていけるように、年末に1度だけ新調してもらえました。中学の制服は、2年の時から肘に継ぎがあたっていて、そんな子はクラスに一人だけでした。すこし恥ずかしかった。ゆかたは、孫たちのおしめ、敷布に、そのあと、雑巾に。見たことのある柄の布が、見事に変身していくのです。
ぼろぼろになるまで継ぎをあてて使う母によって、戦後の冊子がよみがえりました。今準備中のブックレット「こんどの騙しはてごわいぞ」の巻末(奥付上段)に、普及会会長の芦田均氏の「新しい憲法 明るい生活・発刊のことば」を収録しました。ぼろぼろになっても、時の施政者によってぼろぼろにされても、母のように継ぎをあてて大切にしたいことばです。