7月29日(木)【校内研修② 幸田先生(本校スクールカウンセラー)をお招きして】
本校スクールカウンセラーの幸田先生にご来校いただき、校内研修を実施いたしました。学力やコミュニケーション能力等に加え、「自尊感情」(自己有用感)を高めたいと願い、日々の教育活動を展開している学校現場です。この自尊感情を高めるためには、「自己理解」(自分を理解すること)、「他者理解」(他者=友達を理解すること)、その中で「信頼体験」を重ねることが大切になります。こうしたことを繰り返していくことで「自他尊重」(自分も友達も大切にする心)につながり、自尊感情を高めていくことになるとのことです。
そのためにも、大切になるのが「自己開示」と「フィードバック」だそうです。「自分の思いや考えを素直に伝えること」、そして「伝えたことによってどうだったのかを振り返ること」です。「安心感のある学級」「仲間の関係性tがいい学級」では、この「自己開示」と「フィードバック」が促進されるとのことです。「安心できる学級」というのは、すべての基盤になると言えます。そんな学級をめざし、本研修を活かしていこうと考えます。
タクティール(相手の背中を優しくマッサージをする)や「ナンバーコール」「アドジャン」等(構成的グループエンカウンター)を通して「自己開示」「フィードバック」を学びました。安心できる雰囲気のもと、元気が蘇ってくる研修になりました。