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子育てペンギン☆徒然なるままに

“出すぎた”杭は打たれない!をモットーに子育て・平和・みんなが主役をテーマにワーキングママは今日も走ります♪

子どものストレスサイン

2013-03-27 | 子育て
子どもの爪噛みに悩む声をよく聞きます。

児童心理学や同系統のサイトでも、その原因は「ストレスサイン」「愛情不足」「躾の厳しさ」が列挙されています。
この場合の「躾」とは、親が「躾」だと思い込んでいるケースも多くあります

私が見聞してきた相談内容からも、この原因に大差はないと思います

的確に説明されているサイトが
 http://perfectgameguideservice.com/nail_biting03.html

ストレスや緊張、プレッシャー、環境の変化などが原因で爪噛みが始まる事が多いようです。

爪噛みにはストレスや緊張を和らげる効果があるといいます。

爪噛みのクセがあるということは、子供に必要以上のストレスや緊張を与えている環境があるということになります

爪噛みをやめなさい、と、叱ると余計にストレスが掛かり、爪噛みはやめても他のもっと困ったクセが始まることもあります。

原因となっているストレスや環境が何であるのかを、まずしっかりと突き止めることが大切です。

爪噛みが気になっても責めたり、ただ叱ったりすることのないように気をつけましょう。

爪噛みは、子供からの何らかの信号であるため、どんな時に爪を噛んでいるのかなど、何にストレスや緊張を感じているのかよく観察してみましょう。


と、あります。


子どもが保育園のときに、Iくんが転園してきました。
コミュニケーション障害を持っていて、クラスの子や先生への暴力が激しく
登園させている保護者にとっても、かかわり方は常に悩みの種でした
その頃、うちも含めて爪噛みをする子どもが多かった記憶があります
園の関連行事でも「Iくんは来るのかな?」と不安げに呟いた子どもの一言が忘れられません
きっと、子どもにとっては、楽しいはずの保育園も
Iくんの突発的な暴力が恐怖心につながっていたのでしょう

先生方の指導(接し方)と成長とともにIくんの行動が落ち着いてくると
子どもの爪噛みも自然となくなっていきました

小学校に入学して
2年生からして学級崩壊
教室を抜け出し、授業をサボる少年たち数人のグループ
保護者が有志で廊下巡回をするようになりました
その少年たちのリーダー格である二人のMくんがともに同じクラスになった4年生
クラスの雰囲気は、騒ぐMくんたちに同調する子も増えて…

授業参観で観ていても「ちょっと…」と眉をひそめるような状況でした

騒がしいクラスで、落ち着いて授業を受けられない

「ふつう」に学校に通いたい子どもにとってはまさにストレスの空間だったと思います

子どもの爪噛みがまた始まりました

ベテラン担任もお手上げ

保護者に注意を促しても「それなら、担任二人制にしてください」と開き直るありさま

スクールカウンセラーも月に数回、来校していましたが
本当にカウンセリングを受けるべきは
周囲にストレスを与えているMくんとその保護者のはずなのですが

ストレスを受ける側だけで解決できる問題ではないのですよね

子どもの爪噛みサインは…根が深いと思うこの頃です

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