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子育てペンギン☆徒然なるままに

“出すぎた”杭は打たれない!をモットーに子育て・平和・みんなが主役をテーマにワーキングママは今日も走ります♪

日本が誇る福祉教育制度を守るために

2011-09-30 | 教育
<厚労省概算要求>待機児童のいる全自治体に補助
(毎日新聞 - 09月28日 12:00)

 厚生労働省は28日午前、待機児童対策として認可外保育所などに人件費などを補助する制度の拡充などを盛り込んだ12年度概算要求をまとめ、民主党厚労部門会議に提示した。一般会計総額は29兆5882億円で、11年度当初比1兆2114億円(4.3%)増。増加分のうち1兆1559億円は社会保障費の自然増だった。労働保険、年金両特別会計の合計は同1兆3828億円(1.6%)増の85兆2391億円。

 成長分野などに重点配分する特別枠には計1059億円を要求。このうち、認可外保育所などへの補助制度は、対象自治体の要件を現在の「待機児童数10人以上」から「1人以上」とし、待機児童のいる全自治体に広げるとした。124億円を見込んでいる。
 そのほか、災害時などに備えて診療データを複数の医療機関に保存し、バックアップできる仕組みの整備(20億円)▽「貧困の連鎖」防止のための学習指導などを全国的に実施(53億円)--などを盛り込んだ。

 別枠で認められる東日本大震災からの復旧・復興経費では、電力不足対策に伴う企業の勤務時間変更に対応するため休日や早朝・深夜の保育サービス提供(36億円)▽東京電力福島第1原発の緊急作業員への健康管理対策(6.2億円)--など計2209億円を要求した。【鈴木直】



保育園の民営化が各自治体で進行している。
横浜市は前市長時代に全園民営化がおこなわれ、結果
保育料の格差が広がり、家庭の経済格差が反映することになった。
教育という職場は、経験が重きをなすプロの現場だ。
人件費の安い若い保育士を雇用し、賃金の高いベテランを解雇していく。
市場原理社会に、放り投げたら、当然の成り行きだ。

医療も同様。公立病院の経費削減を理由に独立法人化をすすめている。

日本は、米国と違い
保険制度が確立し、医療も教育も公的機関が担ってきた。
識字率の高さも、ここに由来する。

このまま、民営化の波が教育機関に波及すれば
家庭の経済格差が、そのまま子どもたちへも影響する。
ワーキングプアーと呼ばれる層の家庭では、病院にかかることもできなくなる。

安全安心な教育環境、医療機関
これだけは、近代日本が誇れる代物だと思う。

いのちや子どもの将来に金銭的な価値をつけてはならない。


原発…カネや利権から離れて、素で考えてみて

2011-09-29 | 平和
10月2日(日)13時から
川崎市総合自治会館にて
(東急東横線・JR南武線 下車8分)
作家・雨宮処凛さん&素人の乱・松本哉さんをメインスピーカーに
「原発について声をあげよう、行動しよう」
と題うって、学習会を開きます♪

ぜひご参加下さい。
資料代は500円です。

お子様連れもOKです。

今こそ、風評や原子力ムラの御用学者たちに惑わされない原発事故の真実
原発…エネルギー問題について

子どもたちの未来をターゲットに
「知るべきこと」を得ましょう☆

働く女は浮くのか?!

2011-09-28 | 雑記
なでしこジャパンの地元パレード♪
22万都市の大和の小さな商店街に1万人の人が集まった!という。
自分は見なかったけれど、テレビ画面で地元、知っている街並みが映ると
なんとなく嬉しくなりますよね~

地元の小学校体育館で表彰式もあり
プレゼンテーターは、なんと、あの!ノーベル賞学者の根岸さんだという。

私なら、彼女たちよりも、根岸さんのサインをもらいに走っただろう(笑)

さて、
ご近所のママ仲間の情報はたいへんありがたい
閉店するスーパーの情報とか
あたらしくできるショッピングセンターの情報とか
○○にできた新しいマンションの内容とか
・・・
仕事にでていると、
日常のささいな、それでも生活に密着した情報が得られにくい

そんな情報源のママ仲間との会話は新鮮だ
でも、ワーキングママ友が心配している「話、合うの?」「大丈夫?」
「私は、ちゃんと使いわけてるから(苦笑)」
「○○の話題とか、しちゃだめだよ。引かれちゃうよ~(笑)」
と、アドバイスをされる。

むむむ…たしかに、国政やエネルギー問題、民法改正等々は話題にはしないほうがいいのかなぁ

当人の前で話題にしているから…悪意も他意もないとは、思うのだけど
たしかに
「保育園に通っている子ども」「働いてるお母さん」には否定的な発言をされることがある。

専業主婦とワーキングママの間には、そんなに溝があるのかなぁ
世間がつくった偏見による「誤解」なのか…
働きたくても働きに出られない女性の「嫉妬」なのか…
よく分からないけど。
たまーに傷ついちゃうことも言われるよね。たしかに。

難しいですね。
全国の働くお母さん、みんな同じ思いしてますか?


生命と地域を捨てて何を得る?…(9月26日のつぶやき)

2011-09-27 | いきる
13:04 from web
上関町長選挙、推進派候補勝利。大手新聞の一面に載ったのは東京新聞のみ。「いつから、こん国の民は自分だけの富にすがるようになったんじゃあ!」坂本龍馬が天国から叫んでいるような気がする
23:03 from web
上関町町長選の結果。それは結局、福島原発のような事故があったら、それを甘んじて受け入れる。それが大多数の民意。つまり一般市民の本音ってことなの?未来の、明日の命を犠牲にするリスクを背負ってでも、今、目の前にぶら下がった利権が大切って選択したことなの?辛すぎるよ。そんなの…
by SHINKEN_PINK on Twitter


とくに坂本竜馬のファンではないけれど
彼がいまの日本を見ていたら…そんなことをつぶやくかなぁ…って。

第3号被保険者制度の是非

2011-09-26 | 男も女も
先日のこと。
独身女性、派遣社員女性(夫の扶養内)、私と3人の話題は
「第3号被保険者制度の撤廃」について!

「第3号被保険者制度」は、
サラリーマンや公務員の妻などが保険料の負担なしで国民年金に加入できる制度。
1986年4月1日の改正により、
厚生年金や共済年金の加入者(主に夫)に扶養される被扶養配偶者(主に専業主婦)を
国民年金の第3号被保険者とする制度がスタートしました。

では、「第3号被保険者」の年金財源はどこから?
国民年金の保険料として月額15,020円の保険料を納めているのは第1号被保険者のみ。
厚生年金に加入する第2号被保険者が毎月の給与や賞与から天引きされる保険料は、
厚生年金の保険料として国に納められています。
第2号被保険者として、国民年金の月額15,020円の保険料は直接納めていません。
さらには扶養されている「第3号被保険者」は保険料の負担が全くありません。
…と、いうことで
扶養されている専業主婦の保険料は、「夫が支払っているから」と
意気揚々と誤解している方もいらっしゃいますが
それは違います。
実は、独身者も含め、社会全体の賃金労働者が負担をしています。

もともと、戦後の自民党政権(…だけに限らず保守政治家)が
めざした「理想の日本人家庭」は「夫婦と子どもが二人」という家庭モデル。

保険制度含め、すべての法が、ここを基準に整えられたために
法的結婚を選択しない男女や、
結婚そのものを視野に入れない個人、
子どもをもたない夫婦…等々には
あらゆる福利厚生制度は不利に働いています。

国家の恩恵を受けたいなら
「立派な」法律婚をし、子どもを最低、二人生みなさい。
と、政府国家が言っているようなものです。

ましてや、結婚した女性が
外で働き、賃金労働者になるなど、想定外の法制度となっています。
だって、女性が外勤したら、「内助の功」を望めないし
「へたに」知識をつけて、社会的発言をしたら
保守政治家が理想とする「家父長制家制度」を破壊しかねませんから。

あくまでも、女性が社会参画をしにくい情勢を維持していくために
今の保険年金制度はあります。
「夫に扶養されていれば、保険料支払いの義務もなく、将来は年金需給もありますよ~」
と、あまーい蜜で、主婦の働く気力を失わせる社会を演出しているのです。

女性に限って、もっと、極端に言ってしまえば…
働く女性が、専業主婦の分も保険料を支払っている。
…と言っても過言ではないと
聞いたこともあります。

働きたくても働けない「介護」「療休」「障がい」などの人は別として
専業主婦であっても、健康ならば、
「一市民」として
扶養者である夫とは別個に保険納付を義務付けた方が
国家・社会の一員であることを自覚できるし
強いては、タックスペイヤーとしての自覚も生じてくるだろう。
自分が納付した保険料・税金がどう使われていくのか
欧米では、当然に監視されている意識も培うこともできるだろう。

自ら、15,020円の納付のために金融機関に行くことが
より民主的な市民を育成することにもなるだろう
「自立した大人」っていう意識の方が
だれかに「養ってもらっている」と考える方が前向きじゃないかなぁ…

扶養範囲内の上限を上げる等々の、
そんな小手先のごまかしをするよりは

現在の「第3号被保険者制度」を廃止すれば
どれだけ、多くの財源を増額できるだろうか
そんな試算も、あちこちのシンクタンクで算出されている。

では、なぜ国会を通らないのか
議員立法でも通らないのか
理由は、今までに述べたとおりである。


3人の結論は
「第3号被保険者制度」を撤廃して、(特別の事情を除き)みんなが
対等に社会保障を負担し、国家を担う市民社会の一員である意識をもとう♪
…って、ことでした。

今の日本には、まだ早すぎる思想なのかな
私たちは坂本龍馬か、佐久間象山かな
歴史を先読みしすぎてる?