遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

初雪

2017-01-17 15:57:43 | 日記
平成29年1月17日(火)

初雪(昨年12月16日


初雪:その年初めて降る雪、
雪国の人にとり当たり前の雪も、余り雪の降らぬ
都会では初雪はまさに冬の到来を実感致します。
亦、我々日本人は取分け「初物に対する考え方は
「珍しく、有り難い物、、」と言った心が働き、
殊に「初雪」は単に初めての雪という以上の感慨
が在ります。


新年初積雪(1月14日)
先週末からの大雪は初雪では有りませんが、この地方
にとり、今年初めて積雪をもたらし、、、

ご近所の屋根
見る見る内に、、家並や公園の一面を銀世界に、、。
大雪注意報が出るまでに降り続きます、、。
毎年この時期「大学入試センター試験」が丁度重なり
多くの受験生を悩ませ、、子を持つ親の心情は私にも
経験は有りますが、、、。



今の私には遠い昔、そんな事等はつい忘れて、、、
降る雪が少しずつ木々や枝葉を白く染め、見る見る
全ての物を覆い、芥を隠していく、、、。



唯々、美しく思はれて、暫し浸って居りました。
雪国の人達や、通勤通学の方達には甚だ迷惑千万、
この上なしと言った所でしょうが、、

その朝の公園では、辺りが未だ寝静まっている頃、、
子供達が一人、又一人と互いに呼びかけた様に集り
雪の中を駆けずり回り、新雪に自らの足跡を残し
雪を投げ合い、、、、
暫くの後、、静かになったと思ったら、、、、
子供達で雪を丸め、転がし、、、、見る見る内に
大きな雪だるまが、、、。


隣の御宅では、玄関前通路に可愛らしい雪達磨が
出来て居り、側壁上には人形?が並んでいました。


今日の1句

俳人の名句

初雪や水仙の葉の撓むまで      松尾 芭蕉

ヤギ爺の拙句

初雪の朝けたたまし子等駆ける






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