遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

大晦日

2022-12-31 16:32:15 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和4年12月31日(土)

大晦日 : 大つごもり


「つごもり」は、月隠(つきごもり)を略した語。
陰暦でひと月の最後の日、大晦日は12月の最後の日でつまり
一年の終りの日で陰暦の12月30日、現在の陽暦では12月
30日をいう。
今も昔も何かと気忙しない日である。日が暮れると寺社では篝
火を焚いて初詣の参拝人を迎える準備を整える。

大晦日の夜十二時を期して、全国の各寺院では「百八の鐘」が
撞かれる。 百八の煩悩罪障を、鐘の音と伴に消滅させるため
ともいわれている。

鐘の余韻に去り行く年を惜しみ、くる年に新たな祈りを込める。
また大晦日から元旦までの時間、その間に行われる風習を「年
越し」といい、その夜に食べる「年越し蕎麦」は細く長くとい
う縁起の意味もあると云われる。

地方には「年越し詣」という、晦日の夜に神社に詣でる慣わし
も在り、今も除夜の鐘とともに参拝しる人達は多い。



今朝(12月31日)の中日新聞には、毎年恒例となった漫画
家4の佐藤正明さんの「漫画コラム」に「良い年をマジで」と
題し、「こう迫歌合戦」(NHK紅白歌合戦を捩る)を紹介。
先ずは「思い込んだらソ連の道を行くロシアのド根性」をと、
ロシアのプーチン大統領が登場。


これを受けウクライナのゼレンスキー大統領は、「憎いあんち
くしょうの顔めがけ、たたけたたけ」と、 続いて、、、
「飛んで飛んで飛んで飛んで、かまってかまってかまってかま
え、、と、ミサイルを揶揄する歌が、、、。


アメリカのトランプ前大統領「country state take me home
to the place I belomg」と、俄然大統領に未練が在るようで、


中国の習近平国家主席も同じく「いつまでも変わことなく、
総書記でいよう」これに対し台湾の蔡英文総統は「今日の日
よさようなら、またあう日まで」と、応酬する、、、
日本側にも様々な方々が登場する。
先ず、「オリンピックの顔と顔、それドドンとドドンと金と
金、、」(東京オリンピックの贈収賄の方々が登場した。

日本の真打の岸田総理は「余計なものなどないよね、すべて
が君と僕との国の構えさ、迷わず税YES,」
山際経済再生担当大臣、
葉梨法務大臣、
寺田総務大臣、
秋葉復興担当大臣、

続いて岸田総理が任命した4大臣「やめろといわれても、今
では遅すぎる、激しい非難の声にまきこまれたら最後さ」と、
次々辞任した大臣の方々が、、、、
岸田さんが後を伺うと、「ふり向かないでお願いだから、今
言い訳考えてるの」と、細田衆議院議長等、、、

今年も様々に国の内外で在りましたが、海外ではやはりこの
方、ロシアのプーチン大統領、ウクライナへの一方的な軍事
侵略で、国を破壊し続け多くの老若男女が虐殺され、今も。
多くの子供達が今も犠牲になり続けています。
国内では、岸田総理の決断力の無さ、対応の悪さが問題とな
っている。然しながら、あの安倍元総理の国葬問題は、即決
誰の耳もかさず、僅か3日で決定され、後々大問題となった。
その後「統一教会」が大問題となり、安倍元総理の関与も疑
われ、、、今も尚尾を引いている。

さて今年も一年、私(ヤギ爺)の拙い文章と駄句、ピンボケ
写真のブログにお付き合い下さり、感謝申し上げます。
有難う御座いました。
どうぞ皆さま, 佳いお年をお迎え下さいます様に、、、
                       ヤギ爺、


今日の1句

大晦日全てな流れよ世の芥   ヤギ爺



年用意

2022-12-30 16:53:49 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和4年12月30日(金)

年用意 : 歳の市

新年を迎えるための用意全てをいう。
煤払い、畳替え。障子貼り、餅搗き、年の市の買い物、
床飾り、注連縄張り、松の内の料理準備、大掃除等。
年の市の買い物や床飾り、注連縄等の買物はすべてが
デパートやスーパー等で全てが揃う。
注連縄、松飾りなどを売る市、

以前は12月になると社寺の境内や街中の小市が立ち、
正月飾り等を販売していた。(今もこれが残る所も)
東京では浅草観音の境内や神田明神等に市が立つ。
浅草の歳の市、

正月を迎えるための神棚や注連飾り、門松、裏白、橙
(だいだい)、楪(ゆずりは)、串柿等をはじめに
飾り盆栽、福寿草、数々の台所用品から、海老、昆布
お節料理の食品等様々な品物が売られていた。
現在ではこのような情緒は次第に失われつつある。
私達の生活様式が変わってきて居り、今ではデパート
や商店街などで「歳末大売出し」やクリスマスセール
を併せて行い、それらしき賑わいを見せている。

大須商店街、
柳橋市場(名駅)、
名古屋でもデパートや大須などの商店街、柳橋市場
等が、歳末大売り出しを行い、ご近所のカミさん達
(うちのカミさんも)が忙しく買い物に、料理にと
動き廻っている、、、
(何もせで横たわる亭主を尻目に、、、、、、)
お節が届いた、


カミさんの手料理、




今日の41句

様々な声飛び交ひし歳の市  ヤギ爺

数え日

2022-12-29 16:54:43 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和4年12月29日(木)

数え日

12月も押し詰まり、年の暮れに残る日数が少なくなること。
新春を迎える準備をする慌ただしい年の瀬をいう。
今年も残すところいくばくもない、あと数日で新年である。
まさに指で数えられるほどの日になったという時の切迫感と
感慨の情のにじむ季語で、俳諧味があって使いやすい言葉。
既に江戸期の俳諧で用いられていたが、季語としては成立し
ていなかった。 季語となったのは最近といわれている。



大掃除も(ほどほどに)済ませて、年用意(御節の準備)の
買い物、今年は余り沢山用意する必要はなくなった。
孫達も大きくなり、夫々に予定もあり、用(新年の挨拶)を
澄ませばそそくさと帰る。(食事はして行くが、、、、)
お節は明日届く予定で、肉や魚等は明日買い物に行く、、。


てな事で、世間の慌ただしき中、老い二人散策に出掛ける。
街はいたって静か、、車の数も少なく、行き来する人も。
(商店街のある所での喧噪が目に見えるようだが、、、)
埠頭公園には時折、犬の散歩をさせる方に出会う。


この方達はこれは日課として年中続いているのであろう。


芝の奥の方にはノラ(猫)が寝そべり、日向の独り占め。

公園の南端、海の見渡せる小高い丘の上に若者が一人、
大きなホルンを抱いて、、練習をしている。

此処では、ゆっくりと時が流れ喧噪を忘れさせてくれる。

帰路、汁粉屋に立ち寄り「ぜんざい」を注文する。




今日の1句

数え日を犬と寄り添ふよもすがら  ヤギ爺

鳥羽水族館

2022-12-28 16:46:06 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和4年12月28日(水)

鳥羽水族館


三重県鳥羽市に在る「鳥羽水族館」は、約1200種類の
海や川の生物を飼育する、日本国内最大級の規模を誇る。

「ミキモト真珠島」を眞近くにし、観光客や修学旅行生が
多く訪れる三重県屈指の観光スポットである。

館内案内図、

私自身、此処には会社の慰安旅行や家族旅行等で、何度も
訪れている。派手さはないが、何度来ても飽きない工夫が
なされているようだ。

館内に入ると天井から、「ジョーズ」がお出迎えする。

平日の午前にも拘わらず、人出はかなりあった。

「人魚の海」のコーナーでは、ジュゴンがゆったりと水槽
を泳ぎ、私達に愛想を振りまくように見える。

アマゾンの巨大魚などの水槽をみてまわり、「へんな生物」
のコーナーでは、まるで宇宙人のようなグロテスクな深海の
生物「セノテヅルモヅル」に思わず目を見張る、、、、。
セノテヅルモヅル、

館内放送が在り、「間も無く、アシカショーが始まります」
急いでステージへ向かう。

此処は屋外の屋根付ドーム、、、上の空席へ座るが、上方
から寒風が吹きこみ、かなり寒く防寒対策が必要(要カイロ)
輪くぐり(飼育員の持つフラフープ内)を3度、音楽に合わ
せたダンス、頭上にバランスボール、輪投げ等を披露した。

次に、人気の「セイウチ・ショー」を見学する。

かなりな巨体を揺らせて、階段を降りて入場した、、、
飼育員の合図で様々なパフォーマンスを見せる。

以前来た時には観客の中から一人を選び、椅子に座った客
にセイウチが巨体をくゆらせて頬ずり、、思わずのけ反る
客の仕草に、会場は大爆笑だったが、、、、

今回はコロナの影響で客との接触は中止である。それでも
色々なセイウチのパフォーマンスはとてもユーモラスで、
会場内は笑いの渦であった。
セイウチも満足気な笑い顔、、、?

今日の1句

冬日向せいうち笑ふ水族館   ヤギ爺

大掃除

2022-12-27 16:48:58 | 鶴舞公園へ行って来ました
令和4年12月27日(火)

大掃除 : 煤払い

平素は手の届かない家の隅々までも、大規模に掃除する事。
「煤払」は、新年を迎えるために年末に家屋や調度の塵埃
を掃き清める風習をいう。
昔は朝廷や幕府等で行う年中行事の一つであった。
井原西鶴の「世間胸算用」に、「毎年煤払は極月十三日に
定めて」と在る通り、公家・武家・民間共に十二月十三日
の慣例であった。

熱田神宮煤払(狩衣姿で行う儀式)

今では寺社などは別として、大晦日近くに行う家が多い。
また、煤払に使う篠竹を「煤竹」という。
篠竹(煤竹)

「煤払」は生活実感のある歳末の季語として現代にも共感
を呼ぶが、「大そうじ」は季語の定めはないが、今では暮
れの年中行事の一つである。

我家でも今年の大掃除が始まった。
掃除機、

スチーマ

カミさんから(尻を叩かれ)色々と用をたまわった。
先ずは身の回りの書類の整理。古い回覧物、雑誌、郵便物
等の廃棄。風呂場の掃除(手の届かぬ高い所)、ベランダ、
後、窓拭き(私の一番得意とすること)、、、、


結構手間取り、昼食後も続く、、、。





今日の1句

年の暮れどさりと用事貰ひけり   ヤギ爺