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UML等各種ダイアグラムのエラーチェック体系化(その34:業務流れ図→プログラム その3)

2009-10-19 12:13:35 | Weblog

シリーズUML等各種ダイアグラムのエラーチェック体系化です。

 前回、業務流れ図+アクティビティ図をあわせたものから、プログラムがどこまで作れるかについて検討した結果、

 以下の汎用プログラム
  ・データベースアクセス(1テーブル用、検索SQL用)
  ・帳票出力(XML+レイアウト→PDF)
  ・画面自動生成
  ・バッチプログラム外枠作成
があり、

業務流れ図があれば、あとは
  ・画面定義(レイアウト、遷移、項目)
  ・帳票定義(レイアウト、項目)
  ・DB・ファイル定義(項目など)
  ・入力項目と出力項目間の関係(そのための処理)
を用意すると、大体自動的に、プログラムに落とせるということになることまでを書きました。

 今回は、では、これらがそろったとして、業務流れ図やアクティビティ図で、作れないところはどこなのか?ということについて、考えてみたいと思います。




■アクティビティ図について

 アクティビティ図があっても、データ入出力が、帳票に出すのか、画面に出すのかは明記されていません。
 なので、ここから、プログラムを作るのは無理・・・

 ・・・というと思ったでしょ・・・

 ・・・違うんですねーこれが。

 入出力に関して、

    InputMedia
    OutputMedia

 というクラスないしはインターフェースを作ります。
 このインターフェースは、Read,Writeの基本的なメソッドを持っていて、
 業務プログラムは、そのメソッドを利用して入出力します。

 こうして、最後の段階で、実際に、どれを帳票にして、どれを画面にして、どれをDBにして・・・
 (依存性を注入すると・・)
 プログラムは出来ることになります。

 つまり、オブジェクト指向を使えば、ある程度作れることになります・・・
 これについては、また、別の機会に詳しく書きます。




■業務流れ図について

 この場合、プロセス間での同時処理などがあった場合、こまるのでした。

 ただ、実際には、同時処理のところはバッチプログラムでまとまっていたり、画面を利用している処理が並行処理できる場合は、画面を利用するために起動するのは、人間(ユーザーが、起動画面から)なので、そこらへんは人間がやるので、問題はないってことはあります。

 なので、業務流れ図がある場合、(オブジェクト指向ではなくても)
  ・画面定義(レイアウト、遷移、項目)
  ・帳票定義(レイアウト、項目)
  ・DB・ファイル定義(項目など)
  ・入力項目と出力項目間の関係(そのための処理)
 がそろえば、プログラムは作れそうということになります。




 そんなことより、「アクティビティ図」の流れですよね。
 アクティビティ図やユースケース図は、なんか別の視点から出来ている図なのではないか?
 ということを予感させることを書き始めてしまったわけですが、このことに関しては、このシリーズではなく、別枠で書くつもりです。

 で、その後の話として、今までの図
  ・ER図
  ・アクティビティ図
  ・ユースケース図
  ・DFD
  ・機能構成図(DMM)
  ・業務流れ図
 の関係について書きます。


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