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発注者ビューガイドラインに沿って開発すれば、システムは開発できるって、誰か証明した?

2009-08-28 12:52:41 | Weblog

 昨日、発注者ビューガイドラインとStrutsのプログラムについて書いたので、一言

 業界で、外部仕様について共通化する?ということで、発注者ビューガイドラインというのができた。
 ところが、この発注者ビューガイドライン、はじめは、外部仕様についてまとめていたはずなのに、発注者ビューガイドラインの活用と拡張 ~機能要件の合意形成を目指して~において、16ページで、「(2)要件定義工程における活用」っていう話で、

  いやいや、要求仕様の機能要件に使えるねということになってきて、

  じゃあ、あとは、非機能要件をきめれば・・・ということで

   非機能要求グレード検討会が非機能要件を標準化?しようとしているが、

 ちょっとまて、これ、もし、

 発注者ビューガイドラインと、要件仕様の機能要件との間に不整合や論理ジャンプ、情報不足があれば、外部設計に落ちないし、
 発注者ビューガイドラインの情報で、プログラムが作れることも保障してないし、
 発注者ビューガイドラインを機能要件に使うなら、それがRFPなどと整合性があるかも確認を取ってるように見えない

 つまり、この

  RFP→発注者ビューガイドライン(機能要件→外部設計)→プログラム作成

 の間に矛盾や致命的な情報不足(による論理ジャンプ)があれば、これを業界標準にしたら、業界全体が混乱しちゃうと思うけど、
 この間に、矛盾がなく、かつ情報が足りていて、次の工程に進められると、だれか、証明したの??
 しないと、やばくない??
 機能要件がはっきりしないと、機能要件「でない」ところを定義する非機能要件もはっきりしなくなる。




 つまり、これを業界標準とするためには、
  RFP→発注者ビューガイドライン(機能要件→外部設計)→プログラム作成
 間の情報が足りていて、どの情報を元に、下位の作業を実行するかについて、明示しないといけない。

 詳しく言うと、以下の

・求める成果物から、標準的なRFPに落とし込め

・そのRFPの情報を元に、要求仕様が、発注者ビューガイドラインの
   システム振る舞い編
   データモデル編
 の各図におとしこめ

・その落とし込んだ図から、EAにおける各成果物、
 ないしはIEEE830の要求仕様などに落とし込め

・発注者ビューガイドラインの「システム振る舞い編」、「データモデル編」から、「画面編」の画面定義が作れ、

・「画面定義」などから、プログラムが作れる

一連の流れを示すことになる。




 昨日の「Strutsの要素技術の基本的構造(その2 基本的ソースを画面定義書から)」は、上記”「画面定義」などから、プログラムが作れる”の一部を示している。

 そして、それ以前の工程については、
 ITコーディネーター協会が出しているRFP見本のDFDなどから、発注者ビューガイドラインの「システム振る舞い編」、「データモデル編」の図に落ちるかどうか、さらにそれらの図が、画面定義に落ちるかどうかを、UML等各種ダイアグラムのエラーチェック体系化で、図から変換可能かについてやっているので、

 まあ、このブログで、そのうち検証されることではあるのですけどね・・・

P.S そうすると、なぜ、「振る舞い編」の図がUMLの図ではなく、システム化業務フローなのかわかると思う。

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