ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

”ゴールドマン自己「0.03秒」で出し抜く”なんだけど・・・

2009-08-19 00:28:19 | Weblog

これ、儲かるかもしれないけど、リスクもでかいよねえ・・

ちょっと前になるけど、日本証券新聞8月12日号(駅売りだと、11日夕方に東京駅、新宿駅などに売り出す)1面ひだり、

米国マーケットで衝撃
ゴールドマン自己「0.03秒」で出し抜く
NYタイムズ紙がきっかけ

の記事。

要約すると、
(1)ゴールドマンは、NASDAQなどから、一定の料金を払う見返りとして、
   0.03秒早く、株価気配値情報を受け取っている

(2)ゴールドマンは、この差を利用して、高性能コンピューターにより
   自己勘定取引により、巨額の利益を上げている
  →これを「ハイフリークエンシー・トレーディング」(高頻度取引)
   といい、これで利益をあげていることは、ゴールドマンも認めて
   いる

でも、0.03秒早いってことは、ほかより、0.03秒分計算が早いだけでしょ?
(0.03秒で計算するという意味とは限らない。たとえ、計算に5秒かかっても、
 ほかの会社も5秒かかるなら、0.03秒分、ゴールドマンが速くなる)
いくら、「高度なイベントドリブン型システムを組んでいる」って言ったって、
たぶん、1注文分早いだけだよねえ。

 1注文分でかなり儲けるってことだから(ふつうは危険なので
何回にも分けるけど)、これ、かなりリスクのある方法なのでは?

 自己勘定だからできるのであって、顧客の委託をうけてやるような話ではないな。。
。。。たぶん

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