シリーズJavaの画面表示のつづきです。
今回は、まず、JSPをやりましょう。
で、JSPなのですが、まずは、インストールから。
■JSPのインストールに必要なもの
JSPには、
・Javaのランタイム(JDKでももちろんOK)
・サーブレットコンテナ(今回はTomcat)
が、サーバー側に必要です。もちろん、JSPのプログラムもいりますが。。
クライアント側は、ブラウザでOK.
もちろん、サーバーとクライアント同じマシンでもOKで、実際、今回の説明は、
同じマシンでおこなってます。
(そのため、IPアドレスは127.0.0.1を使っています)
なお、Apacheは、今回は入れても、いれなくてもOKです。
■Tomcatを入れるまで
まず、Javaのランタイムは、入っていて、Javaは動く環境であるとします。
次にTomcatを取得し、ダウンロードします。
JavaでHello World サーブレット編
http://www.hellohiro.com/servlet.htm
の、「◆サーブレットを動かす環境の構築」のところに、Tomcatの取得方法と入れ方が書いてあるので、それを実行します(「◆Javaソースコード」の前までです)
■とりあえず、JSPを動かす
そしたら、今度は
JavaでHello World JSP編
http://www.hellohiro.com/jsp.htm
を見てください。そこの「◆JSPの作成」以降を行います。
そこに書いてある、helloworld.jspをコピー&ペーストして、保存します。
その後、「◆JSPを表示してみよう!」に書かれているとおり、
上記で保存したhelloworld.jspを、
Tomcatのフォルダ¥webapps¥examples¥jspの下に入れて、
ブラウザで、http://localhost:8080/examples/jsp/helloworld.jsp
をみると。。見えましたか?
■JSPをフォルダを作って入れることを考える
ただ、これだと、examplesの下にしか入れられないので、
それ以外にフォルダを新規に作って入れるようにします。
JSPにしろ、サーブレットにしろ、
Tomcatのフォルダ¥webapps
の下に、作ったものは、いれます。
で、そのとき、webapps以降は、http://localhost:8080/
で指定することになります。
上記のケースでは、webapps以降は、
"examples¥jsp¥helloworld.jsp"なので、
これをhttp://localhost:8080/以下に付けて
http://localhost:8080/examples/jsp/helloworld.jsp
となります。なお、localhostは、127.0.0.1と指定してもOKです。
今回は、webapps以降は、
"test¥jsp¥test.jsp"なので、
これをhttp://localhost:8080/以下に付けて
http://localhost:8080/test/jsp/test.jsp
にすることを考えます。
■手順
手順は、ソースファイルを作って、confのserver.xmlを直して、
TOMCATを再起動します。
1.ソースファイルを作成して、置きます
・上記のhelloworld.jspをtest.jspにファイル名を変えて
・Tomcatのフォルダ¥webapps¥test¥jspの下に置きます
2.confのserver.xmlを直します
・Tomcatのフォルダ¥confに、server.xmlというファイル
があるはずです。これを開きます。
・ずっと下のほうに
<!-- Tomcat Root Context --> <!-- <Context path="" docBase="ROOT" debug="0"/> --> |
と書いてある行があるはずです(実際には< > は半角)
その下に、以下のように書きます。
<!-- Tomcat UserTest Context --> <Context path="/test" docBase="test" debug="0" reloadable="true" crossContext="true"/> |
(実際には< > は半角)
そして、これを保存します。
3.後はリスタートして
(Stop Tomcatをやった後に、Start Tomcatをします)
そして、http://localhost:8080/test/jsp/test.jspをブラウザで表示できればOKです。
このシリーズの次回は、実際にJSPでプログラムミングしていきます