ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

会社のHPを1つ立ち上げるより、ブランドごとにドメイン取得のほうがリスクは減る?

2007-01-22 15:01:46 | Weblog

きのうの
グーグル革命の衝撃
~あなたの人生を“検索”が変える~
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070121.html

について、その4です(番組の順番とはちがうけど)




グーグルのページランクによって、会社の売り上げが激減っていう感じの会社があったけど、もし、それを防ぎたいなら、会社1社のホームページを立ち上げるより、ブランドごとにドメインをとって、ホームページを立ち上げたほうが、リスクは少ない?って思った。

 たとえば、ここにF社という会社があって、F社は、
   洋菓子 Fケーキ
   菓子 Cクッキー,Lチョコレート
   レストラン・店舗 P焼き
   飲料 N果汁飲料

  っていうふうにやってたとする。

 このとき、F社が、ホームページをつくっていて、これらのブランド全部を紹介していたら、F社のページ全部を、グーグル八分されたとしたら、ぜーんぶの商品が見れなくなる。

 ところが、このF社が、
   Fケーキ.com
   Cクッキー.com
   Lチョコレート.com
   P焼き.com
   N果汁飲料.com
 のように、ブランドごとにドメインをとり、

 これら全部が、F社のホームページをリンクするようにする。
 そーすると、ページランクは一緒。
 そして、もし、F社のページ全部を、グーグル八分されたとしても、それぞれのブランドでは検索できることにならないか??

 そーやって考えると、ブランドごとにドメインをとったほうが、危険分散っていう気がしてきたぞ。。




 さらに、M&Aの観点からしてもそうだよね。。
 たとえば、F社が、分割して、
   洋菓子部門は、Yパンやさん、
   菓子部門は、Mさん
 が、買収したとする。

●そのとき、もし、F社さんのページの下に、Fケーキの紹介があったとすると、
  F社さんのホームページから、洋菓子のFケーキが全部消えて、
  Yパンやさんのページに切り替わることになる。

 このとき、F社さんのFケーキをブログでリンクしている人がいっぱいいたら、
 Fケーキのページランクが上がっていたのに、ぜーんぶ、それがなくなっちゃって、Yパンやさんは、1からFケーキのページランク資産をつくんなきゃなんない。


●でも、ここで、Fケーキ.comっていうぺーじがあったとすると、
 この場合は、F社からY社に洋菓子部門が移ったとき、
   Fケーキ.comのドメイン名をF社からY社に譲渡すればいい。
 その場合、Fケーキ.comのIPはかわっても、URLは変わらないので、
 Fケーキのブログのリンクは変わらず、
 そのページランクの資産が受け継げることになる。

 つまり、ブランドのドメインは、(ページランク換算で)資産になるってことだ。




 そのような、危険分散と、M&Aにおけるドメインの資産という観点から、
 ブランドごとにドメインをとって、本社にリンクするって言うほうが、
 いいのかもしれない。。




 あと、面白いことをいってたのは、自分が忘れても、データは残ってて、検索できるという発言。これを敷衍して考えると、企業では、過去に行ったキャンペーンでも、消さないことがいいっていうことかもしれない。

 過去に行ったキャンペーンでも、そのキャンペーン中に、ブログに書いてくれた人はいっぱいいるわけで、そのページのページランクは上がっている。
 したがって、そのページを(過去のキャンペーンなんて、今、意味ないかもしれないけど)、本社のページとリンクすれば、本社ページの価値は上がる。

 っていうことは、ある意味、過去のキャンペーンページは、会社にとっては無意味で忘れているようなことでも、ページランク的に資産的な価値はある。それをリンクしておくことは。。

 ってことを思った。

 このへん、もうちょっとSEOの人なら、まじめにまとめて、価値ある(勝ちある?)情報にするのかな。。

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