きのうの
グーグル革命の衝撃
~あなたの人生を“検索”が変える~
http://www.nhk.or.jp/special/onair/070121.html
について、その4です(番組の順番とはちがうけど)
グーグルのページランクによって、会社の売り上げが激減っていう感じの会社があったけど、もし、それを防ぎたいなら、会社1社のホームページを立ち上げるより、ブランドごとにドメインをとって、ホームページを立ち上げたほうが、リスクは少ない?って思った。
たとえば、ここにF社という会社があって、F社は、
洋菓子 Fケーキ
菓子 Cクッキー,Lチョコレート
レストラン・店舗 P焼き
飲料 N果汁飲料
っていうふうにやってたとする。
このとき、F社が、ホームページをつくっていて、これらのブランド全部を紹介していたら、F社のページ全部を、グーグル八分されたとしたら、ぜーんぶの商品が見れなくなる。
ところが、このF社が、
Fケーキ.com
Cクッキー.com
Lチョコレート.com
P焼き.com
N果汁飲料.com
のように、ブランドごとにドメインをとり、
これら全部が、F社のホームページをリンクするようにする。
そーすると、ページランクは一緒。
そして、もし、F社のページ全部を、グーグル八分されたとしても、それぞれのブランドでは検索できることにならないか??
そーやって考えると、ブランドごとにドメインをとったほうが、危険分散っていう気がしてきたぞ。。
さらに、M&Aの観点からしてもそうだよね。。
たとえば、F社が、分割して、
洋菓子部門は、Yパンやさん、
菓子部門は、Mさん
が、買収したとする。
●そのとき、もし、F社さんのページの下に、Fケーキの紹介があったとすると、
F社さんのホームページから、洋菓子のFケーキが全部消えて、
Yパンやさんのページに切り替わることになる。
このとき、F社さんのFケーキをブログでリンクしている人がいっぱいいたら、
Fケーキのページランクが上がっていたのに、ぜーんぶ、それがなくなっちゃって、Yパンやさんは、1からFケーキのページランク資産をつくんなきゃなんない。
●でも、ここで、Fケーキ.comっていうぺーじがあったとすると、
この場合は、F社からY社に洋菓子部門が移ったとき、
Fケーキ.comのドメイン名をF社からY社に譲渡すればいい。
その場合、Fケーキ.comのIPはかわっても、URLは変わらないので、
Fケーキのブログのリンクは変わらず、
そのページランクの資産が受け継げることになる。
つまり、ブランドのドメインは、(ページランク換算で)資産になるってことだ。
そのような、危険分散と、M&Aにおけるドメインの資産という観点から、
ブランドごとにドメインをとって、本社にリンクするって言うほうが、
いいのかもしれない。。
あと、面白いことをいってたのは、自分が忘れても、データは残ってて、検索できるという発言。これを敷衍して考えると、企業では、過去に行ったキャンペーンでも、消さないことがいいっていうことかもしれない。
過去に行ったキャンペーンでも、そのキャンペーン中に、ブログに書いてくれた人はいっぱいいるわけで、そのページのページランクは上がっている。
したがって、そのページを(過去のキャンペーンなんて、今、意味ないかもしれないけど)、本社のページとリンクすれば、本社ページの価値は上がる。
っていうことは、ある意味、過去のキャンペーンページは、会社にとっては無意味で忘れているようなことでも、ページランク的に資産的な価値はある。それをリンクしておくことは。。
ってことを思った。
このへん、もうちょっとSEOの人なら、まじめにまとめて、価値ある(勝ちある?)情報にするのかな。。