オブジェクト指向でやる場合の最初から最後までの流れを、実際の例を挙げて書いていくシリーズ「オブジェクト指向で開発の最初から最後までの手順例」、いままでで、データ解析ルート、プロセス解析ルートが終わり、要求仕様における、機能要件がまあ、定義できました。
で、ここの順番でいくと、今回は、「(6)非機能要件をまとめる」です。
■非機能要件は・・
いままで、機能要件、つまり、誰が、何をするという、動詞と名詞でできる世界について語ってきたわけですが、それだけでは、世の中済まされず、「とってもはやく処理する」とか、「ぜんぜん故障しないようにする」とか、「とってもかんたんに入力できるようにする」とか、副詞・形容詞であらわされる要素もあるわけです。
ただ、「とってもはやく」では、よくわかんないので、具体的に、ピーク時のトランザクション量が、どれくらい・・など、数値的に量をきめるわけですが、このような、業務内容では、語りつくせない、性能や、信頼性にかかわる部分が、非機能要件になるわけです。
■で、非機能要件にかんしては・・・
すでに、ここで挙げているように、「要求プロセス完全習得法」だと、
・ルック・アンド・フィール要件
・使用性要件
・パフォーマンス要件
・運用・操作要件
・保守性および可搬性要件
・セキュリティ要件
・文化的および政治的要件
・法的要件
なかんじで、非機能要件をあげています。
■チェックシートにまとめている会社も・・
で、なんかで読んだ気がするけど、非機能要件は、チェックシートにまとめている会社もあるみたい。
ま、そのほうが、もれは少なくていいよね。。
そのチェックシートまでは書いてなかった気がするが・・
JIS X 0129-1 ソフトウェア製品の品質であがっている品質モデルも、利用できるかも(^^)
■今回は・・・
今回は、ほんとうはいろいろあるんですけど、
ま、省略(^^)
ってことで、非機能要件はおしまい。