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「お薬手帳」共通化へ-なにが便利になるのか?

2015-04-27 12:31:13 | Weblog

電子版「お薬手帳」共通化へ 厚労省、利便性向上に向け標準仕様の構築検討
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/life/sankei-lif1504260012.html

なんだけど、そもそもみんな、お薬手帳って、知ってるんだろうか?

こんなかんじ・・・

この中は、こうなっている

飲んでいる薬の一覧、出している医療機関などが分かる

最後のページには、かかった病院も!

お薬手帳のほかに、薬局では、こんな紙ももらう

飲んでいる薬の説明。この薬局では、
ジェネリックとの薬価の違いとかも出ている。




これが、電子化されると、どういいのか?

■まず、救急搬送された場合

現在、お医者さんは、今飲んでいる薬は、わからない。
何処の病院にかかっているかも、わからない・・・
お薬手帳を持ち歩いている人はいないので。

お薬手帳が電子化され、見えれば、
たとえ救急搬送で、その人がしゃべれなくても、
どの薬を飲んでいるかがわかるし、
どの病院にかかっているかもわかる。
 →カルテとかも回してもらえる?

もちろん、マイナンバーが医療で使えれば、
マイナンバーだけで分かるけど、
それは今のところ出来ないので(法案が通らないと)
それまでは、お薬手帳の電子化は、意味あるのだ!




■つぎに、勘違いが防げる。

同じ薬でも、グラム数が違って、数種類でているものもある。
ここで、20mgのものを2錠飲んでいたが、
違う病院にいったら、40mgしか、扱っていなかったとする。
当然、1錠になるわけだ・・・

でも、患者はそんなこと知らない。
いままで、2錠飲んでたのに、なんで1錠なの?
とか言われたら・・・
・・・お薬手帳みないと、説明つかない、確認できない。

そのへんが、一発で説明がつく。




それと、これは今回のお薬手帳共通化では、そこまで出来ないかもしれないが、
紙の今のお薬手帳の場合、

■アレルギー、副作用、既往歴なども記入できるので、
 いろいろな医療情報が引き出せる。

それも、本人が分からなくなっても(認知症はもとより、単に忘れた場合でも)




ということで、お薬手帳の電子化、どうでもよいように思えて、
結構奥深いのだ・・・
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