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2015年版中小企業白書の内容の特徴

2015-06-24 14:10:26 | Weblog
いまの段階では、コンピューターに直接関係は無いんだけど、
あとで、この話を基に、コンピューター業界の話を書こうと
思っているので、昨日(6月23日)聞いてきた、


T-SMECAゼミナール(6月度)
<2015年版中小企業白書の解説>
~2015年版中小企業白書の内容の特徴と解説~
http://www.t-smeca.com/event_info/2015/04/tsmeca6.html

について、メモメモ




■施策研代表からお話
セミナーの特色
・1年かけて白書を書いてきた人からお話が聞ける

■中小企業庁調査室の人からのお話
・99.7%が中小企業、小規模事業者は334万社(86.5%)
・小規模企業でなく小規模事業者という理由
 個人事業者が含まれることを明示するため
・2015年版中小企業白書 3部構成
 第一部:動向と競争力
 第二部:イノベーション、販路、人材
 第三部:地域で起きている経済・社会構造変化

・実質GDP変化:
 マイナス成長だが、輸出のもちなおしで10~12月プラス、
  1~3もプラス→もちなおし
 中小企業の業況判断DI:足元持ち直し

・原油価格、為替レート
 2013年円安へ、石油製品は上昇だが
 2014年原油価格下落、石油製品も下落
→小規模企業にも影響
 いったん下落した原油価格も上昇
 →憂慮する状況

・中長期で競争力
 一昔前:親請け、下請け関係
  →グローバル化、大企業の海外
 中小企業が需要を自ら獲得しないといけない
1980年代
 大企業、中小企業、小規模企業は成長
1990年代
 中規模、小規模下落
2000年代
 大企業、中小企業、小規模企業は成長しているが・・
 →利益率の推移を見ると、上位4分の1と下位4分の一は
  中小企業の小規模企業は大企業の利益率を上回るが、
  下位は差が広がっている

課題にどのような差があるか・・
 販路開拓は問題意識つよい
 優秀な人材確保は高収益企業のほうが高い

第二部
イノベーション活動の取り組み
・広域需要のほうが、イノベーション活動に取り組んでいる

イノベーション活動をしているところは成果でてるのか?
・利益を出している企業多い
 →地域需要型でも利益を出している企業多い

・中小企業の連携によるイノベーション事例

販路開拓に取り組んでいても、厳しい現状
・新規市場の開拓;既存市場にくらべ、
  目標達成しているものが顕著に小さい

・販路拡大の課題
 売上目標が達成できなかった課題
  営業、企画の人材がいない
  情報収集集積=マーケティング人材がいない
 外部人材
  獲得したいが獲得できない→コストに見合う効果期待できない
 新規市場のほうが、マーケティングやる意思つよい

・人材の確保育成
 従業員過不足DI→足元で全体的に不足
 確保できない=36.3%
  →応募がない、よい人材いない
 経営の中核となる人材の不足
 ハローワーク、知人友人の紹介が多い
 採用実績は取引先・銀行の紹介→顔の見える紹介

・中途採用は3割、新卒離職率は4割、小規模事業者は6割
 地域を挙げた人材確保→第三部

第三部
地域を取り上げた?
→中小企業は地域に根ざしている
1986トップシェア:製造業が(北海道のぞき)日本全体
2012トップシェア:小売、サービス、福祉など・・・
  →地域を支える雇用

地域資源の活用
・未利用資源が存在する
・課題:ブランド力、販路開拓

地域に根ざした小規模企業
  →地域課題にとりくみ、活性化
 ・新たな雇用、人材育成:NPO法人も

地域経済分析システム
 どの企業と結びついているかを線で結んでいる
 国勢調査、経済センサスも

<<中小企業白書のポイント>>

3つ
・販路開拓
・イノベーションの実現
・人材確保

地域にも着目

■小規模企業振興課の人のお話
小規模企業振興基本法について
 高齢者人口
中小企業小規模事業者の商圏
 同一県内より小さい商圏5割以上
減り幅大きい→小規模事業
経営者の活力
1982年 30代から40代
2012年 60歳以上

2010年以降 国内は設備投資しないが、海外が急増

サービス業:人数増えたが、給与減った

事業の持続的発展

<<小規模企業白書について>>
2部構成
1部 4章構成
2部 事例42事例→ヒューマンヒストリー

1部
1章 足元の実体・考え方
2章 事業者数の推移 政府統計
3章 経営力向上の課題 販路開拓、フリーランス、事業承継
4章 地域

小規模事業者の多い業者
 5業種で7割
 45%は常用雇用者がいない
  卸売、小売、宿泊業におおい
 分析のヤマ:小規模企業にアンケート!
  従業員の学歴、評価、採用方法、事業ひきつぎ
  高卒、知人紹介多い
  事業ひきつぎ:収入生活面、厳しい経営環境
 施策:口コミ大事

2章
・事業者数ピーク86年、そこから下り坂
 以前は年平均5.5万、足元では11万社→倍のスピードで減少
 小売は50%減少
  →飲食料品小売業の減少が大きい
   業種的にはコンビニを含んでいるが、
   コンビニは小規模ではない。
  →業態を変えているかも?

3章
 もうひとつのヤマ:販路開拓
  営業能力の高い人の採用は少ない→売り上げ増加傾向
  対面販売→売り上げは増加傾向ではない

 フリーランス
  なる前の職業:役員正社員が多い
  年齢は40代、50代
  自由度は満足、収入、評価はがたんと満足おちる
 今後もフリーランスのまま
 支援を受けたこともなく、受けたいとも思わない

4章
 地域
  リーダー:人望、カリスマ性、人をまとめる能力

2部
42事例
・グリーンマウス
・ウェルシーライフラボ

■質疑応答
・そのまえに、アンケート答えてね!

・・・というので、アンケート書いていて、メモし忘れた(^^;)!







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