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起業には2つある

2017-04-27 17:17:46 | Weblog
前エントリの話。まじめに中小企業診断士(を持っている。実は。経営学の修士も出ている。実は)の立場から・・・

IoTに限らず、起業をする人には、2つある。

 1つは、なにかやりたいことがあって、それを元に起業するというもの
 もう一つは、とにかく起業したい!やりたいことは後から考えるというもの

IoTの場合、前者には2とおりあって、
  なにかのサービスを実現したいというもの(ニーズ主導)
  なにかの技術をもとに、それを広めたいというもの(シーズ主導)




このうち、

「なにかのサービスを実現したい」というのは、一番可能性がある。市場もみえているので、あとはサービスが出来れば、先にすすめる。

次に可能性があるのが
「なにかの技術をもとに、それを広めたい」
 技術主導のものは、使い道が見つかれば、なんとかなるかもしれない・・・
 しかし、使い道が見つからないケースもとても多い。実は、可能性は低い。

いちばんまずいのは
「とにかく起業したい!」
この考えならば、IoTやAIは避けたほうがいい。




たとえば、「とにかく起業したい!」というとき、フランチャイズなら、
しっかりしているフランチャイジーであれば、実現する可能性は高い
(成功するかは別問題だが)。
理由は、とにかく起業するまでの方法がわかっているから。


IoTやAIは
 ・使い道もわからない
 ・できるかどうかわからない
 ・今後、流行るかどうかもわからない
 ・商流もきまっていない
 ・だれに、どうやって広告宣伝すればいいかわからない
   :
・・・と、なにもわかんない上、そもそも、IoTでやる必要ないもの、
AI使わないで出来るものも多い。つまり、起業までの不確定要素が多い。
ただ、起業したいだけなら、もっと解りやすい仕事のほうがいい。
だから、あんまり勧められない。

それを勧めてくる人は・・・
  ・あまり技術や現場にくわしくない
    →経営者(昔、技術者も含め)や、役人とか
  ・実は、起業したいという人をもとに、商売している
という場合も結構あるので、話半分に聞いておいたほうが、いいかも・・?

【あわせて読みたい】

「世界を変える」とナメた学生起業で人間不信。あの日の未熟な自分を責めたい
https://new.akind.center/201704/toianna/

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