ダイアグラムの一貫性の検証の応用。
ことばと業務流れ図、UML、ユースケースシナリオの関係で5W1Hがそろうことが、業務を表現するには必要ということを書いた。
では、一般論として(つまり、コンピューターの命令とかではなく、一般社会において)、 どのような指示なら、部下とか、生徒とかが動けるのか?(上司を動かすとなると、話が違ってくるので・・・)
ここで、検証方法の話を持ってくると、ここで示したとおり、
入力時:入力時矛盾チェック
=入力データが前工程で作成されていて、利用可能になっているか
↓
処理 :検証
=入力データと出力データの変換の妥当性、正当性
↓
出力時:成果物矛盾チェック
=作成した成果物が、他の成果物の記述と矛盾してないかどうか
ということになる。これを、一般社会に直すと
その業務をする前に・・・
その前提となる事柄がすべて完了して、必要な材料・情報が入手できること
その業務をするにあたって、
その材料・情報を、どのように処理・加工すれば、成果物が得られるかわかっている
業務完遂後
その成果物の品質が妥当か判断でき、他の成果物間と矛盾がないこと
ということになる。
まとめると、ある業務を指示したら、完遂できるためには、
・業務内容の5W1Hをはっきりさせる
・業務の前提となる事柄がすべて完了して、必要な材料・情報が入手できること
・業務をするにあたって、どのように処理・加工すれば、成果物が得られるかわかっている
・成果物が明確で、品質が妥当か判断でき、他の成果物間と矛盾がないこと
といったことが必要であるといえる。