オブジェクト指向でやる場合の最初から最後までの流れを、実際の例を挙げて書いていくシリーズ「オブジェクト指向で開発の最初から最後までの手順例」
現在、「いままでのまとめ」にある、「(4)フレームワークにもとづき、クラスなどの開発手順、雛形の確定」をやっています。
で、その雛形など、作らなきゃいけないものとして、大きく分けて、
1.画面
2.コントローラー
3.モデル部分
4.DBアクセス部分
とあり、前回までで「3.モデル部分」の説明がおわったので(下から順にやってます)今回は「2.コントローラー」の概要です。
■コントローラーとしてのサーブレット
今回のシステムでは、
・クライアント側はAJAX
→POSTまたはGETで引数を送信
・サーブレットが、
・データを受け取り
・モデルを起動、引数セット
・引数を受け取って、XMLとして書き出し
・クライアント側のAJAXでは、そのXMLを読み込み、次画面表示
というようにします。ここで、ビューは、AJAXになり、モデルは、サーバーにあるモデル(いままでつくったやつ)です。
ということで、Viewから値を受け取り、モデルを起動、その値を受け取ってビューに返すコントローラー部分は、サーブレットってことになります。
■コントロール(サーブレット)の機能
ということで、そのサーブレットの機能です。
さっき
・データを受け取り
・モデルを起動、引数セット
・引数を受け取って、XMLとして書き出し
と書きましたが、詳しく書くと、こんなかんじです。
・データを受け取る→ハッシュマップに入れときます 画面からの引数の受け取り セッションのデータ受け取り ・モデルを生成し、モデルの該当メソッドを起動します →場合によっては、ここでトランザクションを発生、 コミットすることもあります。 ・値を返す セッションへのデータセット XMLで、値を返す |
というかんじです。
次回から、具体的に、上記の内容のプログラムを書いていきたいと思います。