ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

Winny裁判の弁護士が書く、2ちゃんねるドメイン差し押さえ問題の指摘が鋭い!

2007-01-13 10:40:16 | Weblog

Winny裁判弁護団の弁護士の1人である、壇弁護士のブログ、
「壇弁護士の事務室」に、
ドメインの差押え
http://danblog.cocolog-nifty.com/index/2007/01/post_947a.html


 というエントリがある。これは、ウィリアムのいたずらのブログでも、昨日書いた

2ちゃんねるドメインの仮差し押さえ問題

ユーザーショック…2ちゃんねる、再来週にも強制執行
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_01/t2007011201.html


について、??な点を指摘したものだが、この指摘が鋭いと思う。





まず(以下斜体は、上記「壇弁護士の事務室」から引用)


そもそも、2chドメインの登録者はひろゆき氏ではない。


そ、そーなんだ(@_@!)
そこを知らなかった。。


第三者名義の財産に対する執行というのはとても難しい。できたらビックリである。


そ、そーですよねえ。。
それに、今回の差し押さえは、ひろゆき氏の財産に対する差し押さえですから。。
他人のものは、ねえ。。




で、さらに、


この場合、登録の書き換えはどうやってやるのだろう?
ICANN(Internet Corporation for Assigned Names and Numbers)に対して、裁判所が決定を送るのであろうか?
それとも.netドメイン管理機関のVeriSign社か2ch.netのレジストラのTucows社に送るのだろうか?
いずれも応じるとは思えないのであるが…。

外国法人に対する執行手続きをするには、それなりの国家間の協定が必要なので、条約でも無い限り難しいような気がする。


とつづく。

ドメイン書き換え、移転問題は、昨日のウィリアムのいたずらも指摘したけど、たしかに、無理っぽいですよねえ。。。

つまり、普通ドメイン書き換えというのは、書類が決まっているもので
その書類にない、日本からの差し押さえ関連の紙がきても、
それがたとえ英語で書かれていても、悪い冗談と思われてしまう可能性は高いですよね。。

もし、仮に、あなたのうちに、中国のどっかの省のどっかの裁判所から、

「こーいう人がきたら、なんとかしてください。」

  って日本語でかいてあっても、

「なんじゃこりゃ??」って思ってしまうと思うんですよ。。

なので、裁判所の紙があっても、書類不備で、応じるとは思えない。
と、ウィリアムのいたずらも思います(って、昨日書きましたね ^^;)




で、それはいいとして、「壇弁護士の事務室」のブログに書かれていること、
先に進むと


そもそも、ドメインって執行法上も財産として扱ってもらえるのだろうか?財産として動産なのか不動産なのか債権なのか。それぞれ、手続が違うのであるが


そうなんですか。。。

動産?
いや、サイバー上の住所(アドレス)というくらいだから不動産?
いやいや、レジストラと契約している債権?

うーん、わけわからん(>_<!)




そして、さいごに


「そんなんできるやったら、とっくに誰かがやっとるがな」である。


たしかに。。。(^^;)




これ以外でも、「壇弁護士の事務室」、とってもお勉強になりそうなことが、
いっぱい書かれているので、また別の機会に、このブログで取り上げて、みんなで
驚いてみたいと思います。



この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2ちゃん差押、IP直接打ちでO... | トップ | アクティビティ図からユース... »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事