ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

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画面設計書は2つの部分に大きく分かれる

2009-07-14 17:57:19 | Weblog

 画面設計書の見本・書き方などは、発注者ビューガイドラインの画面編などに書かれている。しかし、画面の意義から、画面設計書の書き方を唱えないために、一般的に書き方が、ぼやけていると思われる。

 画面には、まったく違う2つの大きな意義がある。

1つは、データ入出力としての意義で、これは、データを入れたり、表示したりするところである。
   主に、テキストボックス、ラジオボタン、チェックボタン、リストなどで実現する

もうひとつは、イベントの起動を行うことで、
 これは、ボタンや場合によってはリストの項目値の変化、キークリックなどによって実現する。


 このようにまったく違う2つのものが混在していて、それぞれ、必要な情報が違う。
 なので、画面設計書も、この2つのものを分けて書かないと、とても書きにくくなる。




■データ入出力としての意義部分の書き方

 これは、レイアウトを示し、そこに項目番号を振って、各項目ごとに

  ・名称
  ・型(整数、文字などなど)
  ・項目の意味
  ・値の範囲の制約があれば

などをかく。つまり、ファイルやDBの項目説明と似たような感じになる
(違いは、レイアウトがついているくらい)




■イベントの起動を行うところ

 一方、イベントのところは

  ・何を(例:ボタンを)
  ・どうすると(例:クリックすると)
  ・どうなるのか(例:サーバーのABCサービスが起動)

 のような形で記載することになる。値の範囲などは、書きようがない。
 なので、こちらは、上記のデータ入出力と分けて書いたほうが、書きやすい




 この2つの役割の違いをはっきり意識して書かないため、なんとなーくぼんやりした画面設計書になってしまうことがある。
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