goo blog サービス終了のお知らせ 

ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

CCNA1のお勉強をゆるーくやってみる。その6:OSIとTCP/IP

2007-11-07 18:11:24 | 一人勉強会

 シリーズ「CCNA1のお勉強をゆるーくやってみる」です。
 今回はOSIについてとか・・




■ネットワークの階層化

 ネットワークは電線からアプリケーションまで、いろいろ幅があるので、いくつかのまとまり(レイヤ)を作って階層化します。

 たとえば、OSIの場合、電線からアプリケーションまでを7つの階層に分けて考えます。そして、同じ階層なら、おなじ機能を提供する(互換性を持たせる)ために、下の階層から、自分の階層に来るデータ、自分の階層から上の階層に送るデータについて、決まっているわけです。




■OSI参照モデル

 そのOSIのモデルは、以下の7階層(低レベルのほうから順に)です

(1)物理層
 電気的な伝送についての規約です。電線やコネクタの配置などの規約、電圧についてなどなど。。

(2)データリンク
 電線とか光ファイバとか関係なく、隣接する、物理的につながっているネットワークに対してデータのやり取りをする規約です。
 Macアドレスなどが関係します。

(3)ネットワーク
 論理的に、世界各国の人にデータを接続して、やり取りさせる規約です。
 (最適なネットワーク経路=パスを探したり)
 TCP/IPのIPに相当します。

(4)トランスポート層
 ネットワークの品質を扱う規約です。(3)でつながったネットワークについて、送り手と受けての間の伝送において、エラー検出や誤り訂正などをおこないます。
 TCP/IPのTCPに相当します

(5)セッション層
 アプリケーションにおける接続確立から終了まで(=セッション)を管理します。
 Socket?

(6)プレゼンテーション
 データの表現方法(EUCなど)やデータフォーマットを扱います。
 文字コードなど

(7)アプリケーション層
 アプリケーションプログラムについてです。




■各層でやり取りされる情報
このとき、各層でやり取りされる情報(実際にはデータ)を、

(1)物理層はビットですが
(2)データリンク層ではフレーム
(3)ネットワーク層ではパケット
(4)トランスポート層では、セグメント
(5)セッション層、プレゼンテーション層、アプリケーション層ではデータ

と呼ぶと、CISCOは考えてるみたい




■インターネットとの関係

 また、インターネットの関係で言うと、CISCOのテキストには、TCP/IPモデルというのがあり、

・物理層とデータリンク層をまとめて、ネットワークアクセス
・ネットワーク層は、インターネット
・トランスポート層は、トランスポート
・セッション層、プレゼンテーション層、アプリケーション層をアプリケーション

としているみたい。

 つまり、アプリケーション層の範囲が違うため注意




次回は、物理層からみていきます。電線とか・・

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ケータイ→テレビ画面表示は、... | トップ | CCNA1のお勉強をゆるーくやっ... »
最新の画像もっと見る

一人勉強会」カテゴリの最新記事