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MVCで要件→画面に落とし込むまで

2007-06-25 14:39:31 | 開発ネタ

前に、要件から、クラス図までに落とし込む流れを書いたとき、これは、MVCでいうモデルに相当すると書きました。
 で、MVCのコントローラーについては、MVCで要件→モデルのクラス図から、コントローラーに落とし込むで書きました。

 ということで、残りのView、画面についてです。




■画面とコントローラーの関係

 コントローラーで、StrutsならAction、サーブレットならサーブレットクラスで定義されたところ(=モデルの画面用メソッド)は、画面のなんらかのアクションに対応し、そこで呼び出されないといけません。

 つまり、サーブレットのクラスは、ボタンを押すと呼び出されるとか、画面が書き出されたとき(ロード)呼び出されるとか、なんらかのイベントに対応して、呼び出されます。多くは、ボタンに対応します。




■画面とクラスの対応は、方針によるが・・・
 画面とクラスの対応は、その設計方針によりますが、1画面1クラスを割り当てると、楽かと思います。




■問題は、画面と、コントローラーを呼び出すイベントの関係

 で、問題は、画面と、コントローラーを呼び出すイベントの関係です。
 これにより、画面割が変わります。。。

 が、これ、

 コントローラーを呼び出すイベントが起きる時点で、そのコントローラーに
渡す値すべてが、どこかで入力されていなければいけない
(=そうしないと、入力が足らなくなる)


 ということ以外は、好き勝手にできます。

 たとえば、1画面しか作らないで、そこに全部の情報を入れる、ログイン名もパスワードも、入力情報も出力情報も・・・っていうことは、可能ではあります(現実的ではないけど)

 逆に、1つ入力されるごとに、1画面というのもありえます(対話型の入力の場合、ダイアログがどんどん出る形とか、チャットしてるようなかんじで実行する)




■とはいえ、標準形はある

 とはいえ、大体世の中のおとしどころといいますか、標準形はあります。

要件のとき、

    何々が、何々を、どうする

というかたちで、主語(=人)、目的語(=対象物)、動詞(アクティビティ)という形で書きました。なので、今回も、

まず、主語を確定する
  =>ログイン画面で、操作している人を決定=この人が主語

そのものを表示するが、
  複数あり、検索が必要な場合は、
     (検索)一覧画面(検索は画面をわけることもある)
     詳細画面
  検索が必要ない場合は、
     詳細画面

になります。

そして、データ入力・編集では、CRUD,つまり、新規作成、検索、編集、削除が必要なのですが、一覧画面がある場合、そこから削除、新規作成、編集がある場合が多いです(編集は、一覧リストをダブルクリックのケースもあります)
 検索は、検索画面があるところに、検索実行ボタンがあります。
 検索画面と一覧画面が分かれているときは、一覧画面を出し、そうでないときは、検索結果を一覧にセットします。

 一覧画面にある、新規作成、あるいは編集のイベントが起こると、詳細画面が表示されます(編集の場合はそのデータがセットされ、新規作成の場合は初期値)入力されると、登録等のボタンが押されて、新規作成、編集の処理に行きます。

 削除のとき、内容確認をかならずさせるために、一覧でなく、詳細のほうにおく場合もあります。

 だいたい、こんなかんじで画面割りは行われます。




 ということで、このシリーズ?の話、おしまい。

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