企業向け検索ビジネスっていう分野を考える。
単純に検索データを企業に売るっていうのは、難しそうだ
なぜなら、検索すれば、入手できるから。。
しかし、これを、加工すると、意味があるかもしれない
たとえば、あるタレントに対して、どのようなイメージをもたれているかを知りたい場合。
タレントに共起して出てくる形容詞が、どのような偏りを持っているかを調べると、そのタレントのイメージというのがわかるかもしれない。
たとえば、伊藤美咲と山田花子を比べた場合、
伊藤美咲には、きれい、あるいはそれに類する言葉が形容され
山田花子には、面白い、あるいはそれに類する言葉が形容され
る可能性が高いだろう。
そして、伊藤美咲と、仲間由紀恵は、似たような傾向を示しそうだ
このようなことは、blogwatcherでも調べられる。
(と思って調べたら、伊藤美咲のバーサス2位が仲間由紀恵なので、それはいいんだけど、伊藤美咲のいちばん、多い形容詞は「好きじゃ」だった ^^;)
実際には、blogwatcheでこういうものを調べていたら、日が暮れてしまうので、
タレント用のものとかを検索会社が企業に売るビジネスというのは考えられると思う。
今回はタレントだったが、別に商品でも企業でもかまわない。
ちなみにblogwatcherで
キャラメルコーン イメージ「おいしい」(ただし、バーサスなし)
ライブドア イメージ「いい」 バーサス フジテレビ
だった。
てなかんじで、検索データを売るビジネスというのは、世間にどう受け止められているかとか、トレンド予測のほうで、今後、はやってくる可能性のあるビジネスだと思うんですよ。
でも、今は理論的背景がまだ整備されてないので、まだまだのビジネスかなと。。
ところが、こんなニュースが
【中国】百度:従業員呆然、わずか数分の会議で事業部閉鎖
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060714-00000002-scn-sci&kz=sci
ひえー、数分の会議で、事業部閉鎖、従業員くびっすか(@_@!)
ちなみに、百度とは中国の検索会社大手。
今回閉鎖される企業ソフトウェア部門てのは
(以下斜体は、上記ニュースより引用)
主に企業向けに検索情報を提供していた
そうな
たしかに、そーいうのは、今すぐに、伸びそうもないけど、
新しい検索理論とかを構築すれば、注目は浴びそうなのに。。
今後伸びそうな気がするけどなあ。。
数分で、閉鎖してしまうとは。。
思い切りがいいというか、なんというか(^^)
ちなみに、
解雇された百度の元従業員は、突然起こった人員削減事件の経緯を、ネット上に怒りを交えて書き綴っていた。それによると、北京市、上海市、広東省・深セン市にある百度の企業ソフトウェア事業部の全従業員が、10日の午後2時に各オフィスの会議室に一斉に呼び出され、何の前置きもなく解雇通告が言いわたされたという。
「何の事前説明もなかった」「理解できない」。従業員たちは驚きを隠せなかったが、この頃にはすでに彼らのメールアカウントも抹消されており、解雇に関する事務処理もすでに進められていたという。
なんですって(^^;)