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SES時代のWBS

2015-06-17 09:05:13 | Weblog
最近、WBSの割り方について、考えさせられてしまったことがある。
そのひとは、(はじめから)作業ごとに分割する!と主張するのだ。
その会社はSESの仕事が多い。

WBSは

WBS 【 Work Breakdown Structure 】 作業分解図
http://e-words.jp/w/WBS.html

にあるように、(「作業」分解図なのに)始めは成果物ベースで
分割するのが普通だった。

なぜならば、WBSは、分割されたものが全て完了したら、その分割元が完了したと考える(ゴール指向分析で、サブゴールが全て達成した場合、上位ゴールが達成したとみなすAND分解と同じ)。つまり、MECEに分割されなければならない。

はじめに納品物ごとに分割し、各納品物を目次により書き込む内容によって分割すれば、MECEに分割できる。しかし、はじめから作業内容で分割してしまった場合、それら作業が全部終わったらシステムが官僚にうなるかどうかは(実際のところ、作業が終わらないと)わからない。ということはMECEにならない。なので、MECEにするために、はじめは成果物でわけ、十分に分割できて、ここまで行ったら作業でわけてもMECEになる。問題ないというところで、作業にわける。




ところが・・・だ。
SES時代になり、作業したことでお金をもらうことになった。
こうなると、完成するしないは、極論、関係ない。
作業を終わらすかどうかが最優先となる。

というのであれば、確かにはじめから作業で分けるのは、理がある。

う~ん、時代の変化ですなあ~
・・・で、済ませていい話なのかあ?
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