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PostgreSQLのテーブルを連結、ODBCでExcelのピボットテーブルとして利用

2015-09-15 15:15:16 | Weblog
PostgreSQLのテーブルを連結して、その結果(ビュー)を
ODBCドライバを使って、Excelで読み込み、
ピボットテーブルとして利用します。

0.前提条件
・postgreSQLは入っている
・テーブルを作成され、データも入っている
テーブルは、こんなかんじ



1.pgAdminのインストール(しなくてもよい)
postgreSQLを操作するには、コマンドラインでpsqlを使ってももちろん良いのですが、
GUIでやったほうが便利なので、ここでは、GUIツールのpgAdminを入れます。

入れ方は、ここ参照

PostgreSQL 9.2にクライアントから接続する pgAdminのインストール設定
http://www.cyber-funnel.com/postgres/index890.html


2.ビューの作成
pgAdminでテーブルを連結して、ビューを作成します。
pgAdminのSQLボタンをクリック

でてきたウィンドウで、左上のウィンドウで、作成するビューのSQL

CREATE VIEW access_view AS 
 SELECT user_tbl.userid AS user_id,
    user_tbl.name,
    access_tbl.access_time,
    access_tbl.url AS access_url
   FROM user_tbl
     JOIN access_tbl ON user_tbl.userid = access_tbl.userid;

とか打って、三角の再生ボタンみたいなところをクリックすると、
SQLが実行されて、結果が出てくる


3.ODBCドライバのインストール

PostgreSQL 9.2にクライアントから接続する PostgreSQL ODBC Driverのインストールと接続確認
http://www.cyber-funnel.com/postgres/index1156.html

の「PostgreSQL ODBC Driverのダウンロード」から「PostgreSQL ODBC Driverのインストール」までを行う
(つまり、VBscriptの設定をしない。4で行う)

4.ODBCドライバの設定
ODBCドライバの登録をする為、ODBCの管理画面を開きます
コントロールパネルを開いて、

「システムとセキュリティ」をクリック

管理ツールを選択。ダイアログが出るので

「データソース(ODBC)]をダブルクリックすると、以下のダイアログが起動される

「追加」ボタンをクリック

PostgreSQLのUnicodeを選ぶ

適当に埋めてOK

追加されている。

5.Excelのピボットテーブルの設定
ここで、Excelを立ち上げる

「挿入」→「ピボットテーブル」→「ピボットテーブル」を選択

というダイアログが出る。「外部データソースを使用」にチェックを入れて「接続の選択」をクリック

というのが出たら、一番下の「参照」ボタンをクリック。以下のダイアログが出るので

「新しいデータソースへの接続」を選択

ODBC DSNを選択

で、先ほど作成したPostgreSQLのODBCドライバを選択
このときか、もしくは、この後

のダイアログが出て、正しく設定して「接続のテスト」をクリックしても

という接続エラーになったら、ODBCドライバの32bit/64bitの関係が違っている。


Excelで、PostgreSQLのODBC利用時、「アーキテクチャの不一致」エラー
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/549bb15651af832c51f2d7af8a731fbf


を参照の上、適切なODBCに入れなおす。
正しい場合は、上のダイアログが出たとき、「接続のテスト」を実行すると、

というダイアログが出るか、そもそも、上記のダイアログが出ないで、直接

のように、テーブルの中身が見れる。そこで、テーブル(今回は一番上のaccess_view)を選んで、「次へ」をクリックすると、

となるので、「完了」する。

ここまですると、さっきのダイアログ

の接続名に、今作ったものが入ってきている。そこであとは、OKをクリック。


のように、再度データベースやユーザー、パスワードを設定する画面がでてくることもある。適切に設定すると



のようにピボットテーブル画面になるので、あとは

のようなかんじで作る。




■次回から

Excelを落としたとき、あたらしくピボットテーブルを作る場合は

のダイアログ設定まではおなじ。ここで、「接続の選択」をクリックすると

のように、今作ったビューのODBCが作成されているので、それを利用する。

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