WITH白蛇

憂生’s/白蛇 セカンドハウス

肉球饅頭?

2015年10月21日 | 猫・猫・とにかく猫にゃ!

 

ちょいと、にゃこの顔を見たら・・?

あれ?何か・・・変?

 

これといった変化が無いのになにか、微妙に

バランスがおかしい・・・。

 

なんだろうと、よくよく見たら・・・。

長いひげの一本が途中から切れている。

 

はて?

 

猫のひげを切った覚えは無い。

 

おかしいなと、とっつかまえて・・・じっくり、残ったひげを見る。

切った跡という感じではない。

先っちょに微妙にカールがある。

 

なんだろう?

 

考え付かずにいたら、お袋が教えてくれた。

 

「わかった」

 

なんですか~~~~?ひとり納得してる。

 

「仏壇にあがってたんだよ」

 

「?」

 

憂生にはまだ、判らない。

 

「ろうそく・・」

 

あ!!

 

ろうそくの傍に顔を寄せたんだ。

 

で、ひげが燃えた?

 

ああ・・・。

 

なるほどそれで、ひげの先に微妙なカールがあったんだ。

 

しかし・・・。

 

「うっかりしてたら・・火事になるぞ・・・」

 

「熱いものが怖いってわかってないようだからねえ・・」

 

お袋の心配はすぐに解消した。

 

石油ストーブの前がお気に入りになったにゃこは、

 

なにを思ったか・・・

 

ストーブに両手をかけた。

 

その間・・・3秒以上あった。

 

あわてて飛んで逃げたにゃこの手は肉球の間からの毛で

大やけどはのがれたようだが、

肉球の表面がつるつるになっていた。

 

一生懸命、手をなめているにゃこに慰める言葉は出ない。

 

「あほか・・・」

 

これで、仏壇のろうそくにも近寄らなくなるだろう。

 

でも、手をなめてる姿はなにか、おいしそうなものを

なめてるように見える。

 

そうだよな・・・。

焼饅頭みたいだもんな・・・。

 

おいしいか・・?



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