人生修行の旅

「笑って、野垂れ死ぬ!!」
そのために、この人生をどう生きて、この命を何に使うか?人生一度きりの生き方を実験中!!

畳物語~1年前の約束~

2010年04月24日 | Weblog
 2009年の4月19日に私はネパールの首都カトマンズから車で1時間離れた村に来た。そこには、建築中の建物がありそれが新しいCWCNというストリートチルドレンの子どもたちが住む施設になのだ。新しくなり、自然に囲まれたこの村で生活するのは本当に素晴らしく思った。その反面、カトマンズの柔道場に通えなくなった子どもたちにとって柔道はもうおしまいだと思った…。
 
 建築中の建物の屋上でダルマ先生に柔道が子どもたちにできなくなるの寂しいねと言ったら、彼はおもむろに空き地を指さし、「あそこに柔道場を建てる」と言った。プランはまだ頭の中だったが、ダルマ先生は「建てる」と言い放った。そして、私にできることは何かと聞くと、「畳があればいいなあ」と言った。ネパールでは畳は手にはいらないようだった。そして、私は畳を見つけ次第送るよと約束をした。


 日本に帰ってから、このブログや色々な人との交流会などで出逢った人々にこのことを話した。多くの人が賛同してくれるものの、なかなか肝心の畳は出てこなかった。

 やはり、畳を送るのは難しいのかと思った。そんな折に、畳のスタジオを改修するから畳を廃棄するということをなんと私が勤務しているロンドフィットネスクラブ東大和店(http://www.rondo-sports.co.jp/higashiyamato/index.html)から聞いた。そして、私のこの話をしたところ、支配人の強力な協力でそのスタジオの畳を全て譲り受けることができた。



 さらに畳を送る面では、めちゃくちゃ力強い方が現われた。関東で唯一海外への畳輸出を行っている森田畳店(http://www.tatami-mat.net/)である。メールでの問い合わせに迅速かつ丁寧に対応してください、ネパールまでの送り方も色々と多方面に働きかけ調べてくれた。


約100枚の畳を運んだ。そして、何かアクションを起こす際に奇跡は起こる!!

車に詰め込められた畳はどうもがいてもこれ以上入らないという状態でぴったりつめたのだ。


風が吹いていない時は、走って風を感じればいい!!

走り続けていればきっと風が吹いてくる!!
多くの人々の援助でここまでこれたと感じ、ちょっと涙目になりました。


あの約束から1年。なんとか果たせそうですが、畳配送にかかる費用等まだまだやることは山積みですが、一歩ずつやっていきたいと思います。



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2 コメント

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良かったね (マンボウ)
2010-04-29 01:08:56
走り続けていると風は吹いてくるんですね。
まだ向かい風かもしれないけれど、追い風に変わってきそうで…
畳のことも畳屋さんとの出会いも何かちょっといい話だよね
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Unknown (管理人)
2010-05-02 20:18:26
マンボウさん
柔道着募集の件は、マンボウさんのおかげで一歩踏み出すことができました。ありがとうございます。
やっと1年かけて風が吹いてきました!!
やってみます^^

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