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サラスヴァティー Saraswati

2011-03-17 | 神仏や 神話の人物

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サラスヴァティー Saraswati【わたしの里・神仏や神話など】 サラスヴァティー Saraswati 神仏や 神話の人物

 

  サラスヴァティー

Sarasvati  、サンスクリット: सरस्वती
芸術、学問などの知を司るヒンドゥー教の女神である。

 

日本では七福神の一柱、弁財天(弁才天)として親しまれており、仏教伝来時に金光明経を通じて中国から伝えられた。4本の腕を持ち、2本の腕には、数珠とヴェーダ、もう1組の腕にヴィーナと呼ばれる琵琶に似た弦楽器を持ち、白鳥またはクジャクの上、あるいは蓮華の上に座る姿として描かれる。白鳥・クジャクはサラスヴァティーの乗り物である。

サラスヴァティーは水辺に描かれる。サンスクリットでサラスヴァティーとは水 ( 湖 ) を持つものの意であり、水と豊穣の女神であるともされている。インドの最も古い聖典 『 リグ・ヴェーダ 』 において、初めは聖なる川、サラスヴァティー川(その実体については諸説ある)の化身であった。流れる川が転じて、流れるもの全て ( 言葉・弁舌や知識、音楽など ) の女神となった。言葉の神、ヴァーチと同一視され、サンスクリットとそれを書き記すためのデーヴァナーガリー文字を創造したとされる。後には、韻律・讃歌の女神、ガーヤトリーと同一視されることになった。

 

Jain goddess Sarasvati.
By Jagadeva (act. 12th century). India, state of Gujarat, 1153. White marble. Lent by the Los Angeles County Museum of Art, gift of Anna Bing Arnold

 

 

尾崎工房 

ヒンドゥー教の創造の神ブラフマーの妻(配偶神)である。そもそもはブラフマーが自らの体からサラスヴァティーを造り出したが、そのあまりの美しさのため妻に娶ろうとした。逃れるサラスヴァティーを常に見ようとしたブラフマーは自らの前後左右の四方に顔を作りだした。さらに、その上に5つ目の顔(後にシヴァに切り落とされる)ができた時、その求婚から逃れられないと観念したサラスヴァティーは、ブラフマーと結婚し、その間に人類の始祖マヌが誕生した。また、元々はヴィシュヌの妻であり、後にブラフマーの妻になったという異説もある。

 

サラスヴァティーはゾロアスター教の アナーヒター と同起源と推定される。アナーヒターには、ハラフワティー・アルドウィー・スーラー(Harahvatī Arədvī Sūrā)という別名があり、ハラフワティーは言語学的にはサラスヴァティーのペルシア語読みとされるためである。これは偶然の一致ではなく、インド・イラン共通時代から信仰されていた女神が民族の分裂とともに2つに分かれたものではないかとされている。 (Wikipedia より抄出 画像添付と編集あり)

 

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