思考の7割と収入の3割を旅に注ぐ旅人の日々

一般的には遊び(趣味)と見下されがちな「旅」も、人生のなかでやるべき「仕事」である、という気概で旅する旅人の主張と報告。

普段は穏やかな柳瀬川

2017-09-09 23:59:59 | 普段の生活(日常)

先月30日(水)午後の関東地方南部の豪雨被害で全国的なニュースになってしまった(1名救助、1名死亡)、地元の柳瀬川の増水、埼玉県防災航空隊のヘリコプターによる救助から1週間が経った6日(水)午後に改めて写真を撮りに行った。
ウチから自転車で10分以内の、幼少期から馴染み深い生活圏なので、いつでも撮りに行けるのだが。
このあたりで40年以上生きてきたが、柳瀬川で増水は夏場にたまに起こるが、ヘリが出動するような大事になってしまったのは今回が初めてのような気がする。

いつまで残るかはわからないが、朝日新聞と(翌31日の紙面掲載記事もある)、埼玉新聞の記事を張っておく。

上の写真中央が、要救助者が掴まっていてホイストによるヘリ救助の対象となった樹だが、最初の報道ではその右側の広場も浸水している様子から各媒体で「中州に取り残された」という報じ方が並んでしまったが、実際には平時はこのように(川の下流に向けてこの写真を撮った)「柳瀬川ふれあい橋(←橋の撮影場所を地理院地図で指すと、ここ)」のそばの右岸はだいたいコンクリートで固められた広場になっていて、そこが完全に浸水するとたしかに、このあたりの土地に馴染みのない人からは中州に見えてしまうのは仕方ない。
昨年同時期の台風9号による大雨のときにもこの広場は浸水したが、今回の報道を観ると雨が比較的長い時間降り続く昨年のほうが水量が多かった印象。今回は短時間で一気に増水してしまった影響で(新座市内で「土砂災害警戒情報」は初めてかも)、釣りに勤しんでいたという2名が取り残されてしまったようで……。ちなみに、このあたりは普段から釣り人はちょいちょい見かけるが、おそらくこの2名も僕も普段たまに見かける常連だと思う。ここの増水で亡くなってしまうとは……。