Diary

渡辺家のファミリー日記です。

守安御夫妻とショーン・ライアン

2015年11月08日 12時14分27秒 | アイリッシュ

11/7(土) 新宿の東京オペラシティに 守安御夫妻とショーン・ライアンのコンサートを聴きに行ってきました。
アイルランドのミュージシャンの演奏を聴くのは初めてです。
全席自由だったので開場前からスタンバイ、前から2列目のセンターという良い席を確保しました♪

ショーン・ライアンはティンホイッスルと唄、それに合わせて守安さんはホイッスル、リコーダー、フルートを使い分けて
奥様はハープ、コンサーティナ、スプーンを使い分けます。
3人のアンサンブル、期待してた以上の素晴らしさでした

まず笛の音色。澄んでて愛らしくてとっても魅力的。守安さんの使っている黒いホイッスルも同じような愛らしい音色で、
以前御本人に直接うかがったらスザート製と教えてくださいました。
ショーン・ライアンが使っていた黒いホイッスルもスザート製と思います。マイケルバークの正しい美しさとはまた違った愛らしい美しさ。
特に高音がキンキンすることなく耳に心地良くてすっごく魅力的。
スザート製の黒いホイッスル、欲しくなってきちゃった・・・「ケルトの笛屋さん」をチェックしたら 8400円。
ギターのメンテ代にも満たないお値段で買えちゃう----やばいですね。見なかったことにします。

そしてショーン・ライアンの唄。
アカペラで唄ってくれた 「Galway Shawl」
帰宅してから検索しました。こちらの曲です。

http://www.irish-folk-songs.com/the-galway-shawl-lyrics-and-guitar-chords.html

旅の一夜に出会った素敵な女性、宝石もダイヤもつけず、お化粧さえもしてないけれど肩にGalway ショールをはおっていたという唄。
間違いなくアイルランドの唄ですが、ショーン・ライアンの唄いまわしはまるでアパラチアのマウンテン・バラッドでした。

もう1曲、歌ってくれた「Souldier,Souldier Will You Mary Me?」
兵隊さんに結婚してくださいとお願いする女性に、靴や服やいろいろ貢がせたあげくに妻がいるからやっぱり結婚できないという唄。

歌詞はこちら

http://specialneedsinmusic.com/folk_song_pages/soldier.html

帰宅してからダンナに話したら「One Morning in May」 も同じような曲じゃなかったかと言われて
家にある「Folksinger's Wordbook」で確認したら似たような歌詞で、最後のお断りのところはアイルランドに妻が・・・となってました。
「I've a wife back in Ireland with children twice three」 

あらためていろいろ繋がってるんだな・・・って思った次第です。 

そして守安さん。前回演奏を聴いたのは明治大学リバティアカデミーのオープン講座でした。
レクチャーの部分も多かったので、演奏メインのライブコンサートはやはり今回が初めてになります。
コンサートの中で2曲、守安さんが初めに簡単なメロディーラインを客席に提示、観客がそのメロディーを覚えてハミングを始めると
それに合わせて守安さんがソロパートを絡ませるというのがありました。
その絡んでくるメロディーがもうびっくりするくらい自由奔放!
御本人もこの音楽に楽譜はいらないとおっしゃってましたが、あの奔放さは楽譜には表せません。
譜面の小節にある縦ラインを飛び越えてワープして、めまぐるしい速さではねまわって楽しんでるよう。
こちらのハミングのリズムがつられそうなのがまた楽しくて、素敵な時間でした~

そんな素晴らしいコンサートの終演後はショーン・ライアンのCDを買ってサインをいただきました。 





14時開演だったので終わってサインをいただいてお写真撮ったりしてもまだ17時前。
新宿まで出たのも久しぶりたったので駅周辺を少しウロウロしてから帰りました。

↓ 駅前で見かけた工事中のキティちゃん。道路に沿ってたくさん並んでました。



イシバシ新宿店で「ぐでたま」ピックを見つけて購入。
ついでに最近愛用してるリラックマとコリラックマピックも買い足しました。



歌詞を検索していて見つけた  http://www.irish-folk-songs.com/  役立ちそうです。

特に  Traditional tunes for tinwhisle は活用できそう。

http://www.irish-folk-songs.com/traditional-tunes-for-tin-whistle.html


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4 コメント

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すばらしいコンサートでしたね。 (石川 修次)
2015-11-08 17:20:44
ショーン・ライアンさんと守安さんご夫妻のすばらしいコンサートでしたね。順子さんは午後の部、小生は夜の部で3人ののアイリッシュ・ミュージックのひとときをお互いに堪能したわけですね。6月の明治大学リバティアカデミーの「世界の民族音楽を聴く…レクチャー&コンサート『アイルランドの伝統音楽』」にお誘いし、このブログでもその報告をご紹介いただきましたが、5ヶ月後には再び守安さんご夫妻の演奏を間近でご覧になっていただきました。守安さんご夫妻のアイリッシュ・ミュージックの奥深さを改めてお感じになったことでしょう。ましてやアイルランドナンバー1のティン・ホイッスル奏者といわれるショーン・ライアンさんを招いてのコンサートだけに、順子さんがどんなお気持で3人の演奏に耳を傾けていたのかは容易に理解できます。ますますアイリッシュ・ミュージックの魅力に引き込まれたのではないでしょうか。ちょうど10年前の夏に小生は守安さんご夫妻らとアイルランドへ民謡の旅に出かけました。その旅先で最初に訪問したのがショーン・ライアンさんのお宅でした。奥様の手料理をいただきながらショーンさんの演奏を聴いたのですからこの上ない喜びでした。交歓会のような意味合いがあり、その折小生は「五木の子守唄」を歌いました。毎年のように日本を訪問している日本びいきのショーンさんでも、哀愁に満ちたこのメロディーを聴いたことがなく、とても好んででくださり、昨年日本でお会いした時にもこの歌を聴きたいということで久しぶりにショーンさんの前で歌った思い出があります。今回の「ゴールウェイ・ショール」もすばらしかったですね。アイリッシュ・ミュージックって楽器を用いたテンポの速い踊りの曲もいいですが、無伴奏の歌も本当に心に響きますね。7月にアーニャ・ヒンクルさんのコンサートに渡辺さんご夫妻らとご一緒した時に「プリティ・サロ」「赤とんぼ」をアーニャさんが披露してくれましたが、アイルランドもアメリカも日本も、そうした点ですべての曲に共通の感動がありますね。とにかく昨日の感激が冷めやらぬうちにコンサートの報告をしてくださったこと感謝しています。守安さんが夜の部でおっしゃっていましたが、午後の部では後半はノンストップで20分以上3人の演奏が続いたとのこと、小生も同席したかったです。さて、11月21日のレクチャー&コンサートは「スコットランドのバグパイプの魅力」です。単なるバグパイプ演奏のみではなく、スコットランドの歴史・文化・生活といった音楽の背景にあるものにも触れていきます。また12月19日のレクチャー&コンサートは「バンジョーの響き」です。この日は司会・進行のみならず講師として話し、演奏もします。忙しい2時間半になりそうです。どうかお好きな音楽をますます深化させてください。期待しています。追伸…前回のダルシマーのブログも興味深く読ませていただいています。ダルシマダムのみなさんにもよろしくお伝えください。旦那にもね。(石川修次)
本当に素晴らしいコンサートでした。 (junko@お針部屋)
2015-11-08 19:38:30
石川先生、今晩は。
昨日は本当に素晴らしいコンサートでまだ余韻にひたっています。
6月の守安さんの講座にお誘いくださったこと、あらためて感謝しております。
アイリッシュ=ダンスチューンと受けとめていたので、あんなに素敵な唄を聴けるとは思ってもいませんでした。もうすっかり虜です。
そうですか・・・ショーンさんのご自宅を訪問されたんですね。きっと美味しいお料理とお酒と素敵な音楽で夢のような時間を過ごされたことでしょう! !
12/19は主人と一緒に受講の申し込みをしています。バンジョーのお話と演奏、楽しみにしております。
ショーン・ライアンさんのお宅について (石川 修次)
2015-11-08 21:40:58
先ほど送信したコメントに追加します。ブログに掲載されたショーンさんとご一緒に写っている順子さんがお持ちのCDは名盤と誉れ高い作品です。小生も10年前にショーンさんのお宅を訪問した時にこのCDを購入しました。このお宅というのがまた大変有名で「アイルランドで一番幽霊が出るお城」として知られています。LeapCastle(レップ城)という名のお城でして、ショーンは1990年初頭にこの古いお城を買い取って修理に修理を加え現在に至っています。とにか一緒に訪問した仲間がこの家で写真を撮り、現像したところ何も写っていなかったとのことでして、やはり幽霊の仕業かもしれませんね。グーグル等で「LeapCastle」を検索してみてください。Youtubeもあって取材を受けたこの城の主であるショーンが入口の扉を開ける場面がすぐに出てきます。また「Sean Ryan Tinwhistle」で検索すると、この城の居間で演奏しているショーンの映像を見ることができますし、BothyBandのイーリアン・パイパーだったPaddyKeenenやDeDannan のフィドラーFrankieGavinやブズーキ奏者のAlecFinとともにティンホイッスルを吹いているショーンの大変貴重なお宝映像を見ることもできます。仙人のような風貌ですが、あれでいてまだ若く、1949年生まれであったと思いますから、小生と同世代なんです。そうそうお宅(レップ城)の居間で食事をしながらショーンの演奏を聴きましたが、当時14歳くらいだった娘のキアラ・ライアンがダンスを披露してくれました。彼女は当時オール・アイルランドチャンピオンにも輝きましたし、のちにアイルランドのトラディショナル・ミュージック・バンドの「ラグース」の一員として活躍したことをショーンからも聞きました。順子さんにとっては、守安さんご夫妻とともに今回ショーン・ライアンさんとお知り合いなったわけですが、きっとこの出会いがますます順子さんの音楽の幅広さと深さにつながっていくことを確信しました。(石川修次)
検索します! (junko@お針部屋)
2015-11-08 22:44:44
いろいろ教えてくださってありがとうございます!
CDは4種類あってどれにしようか迷ったのですが、発売順を教えていただいて一番古いのを購入しました。
(ちなみに一緒に行った藤田さんは一番新しいのを購入しました。後日聴かせてもらうのを楽しみにしています)そうですか、名盤と誉れ高いのですね! 軽快な笛の音がとても心地良いです。ワルツがかわいくて何度もかけてます。
「LeapCastle」「Sean Ryan Tinwhistle」、これから検索してみますね。夜更かしになりそう~

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