Diary

渡辺家のファミリー日記です。

明治大学リバティアカデミー 2018年12月

2019年01月09日 02時14分59秒 | ブルーグラス

12/15(土) 明治大学リバティアカデミーのオープン講座「バンジョーの響き・・・その誕生から現在まで」を聴講しに出かけました。

講師はいつもの石川先生とオールドタイムバンジョー奏者の加瀬さん、プロの4弦バンジョープレイヤー青木研さんに、御都合で参加出来なくなってしまった原さとしさんに代わってのプロ・バンジョープレイヤー吉原聡さんでした。

トップバッターは石川先生で、わかりやすくまとめてくださったキーワード年表を参照しながらバンジョーの創成期の頃のお話や「Cuckoo Bird」の唄と演奏。このイベントがいいな、と思うのは『レクチャー&コンサート』のタイトル通り先生方の講義だけではなく楽器演奏や歌を目の前で聴けること。ちょっとしたミニコンサートに来てるような気持ちになります。

2番手は13年ぶりに『レクチャー&コンサート』に登場という加瀬さん。13年前、2005年の時はかほるさんと一緒だったそうです。彼女のフィドルと一緒にダンスチューンをたくさん演奏されたとのこと・・・その場に私も参加していたかったな。。。
端正なバンジョーの音色はもちろんですが、アメリカのオールドタイムフェスのお話が良かったです。フェスティバルは週末金曜からの開催なのに、火曜日あたりから皆さん集まってきて、まだ開かれていない会場ゲート前にテントを張って楽器を弾き始めるんですって まるでパラダイス、夢の世界です~

後半はベラ・フレックがアフリカでアコンティング」と呼ばれるバンジョーのルーツとも思われる楽器奏者とセッションする映像を紹介してくださった後、青木さんと吉原さんが素晴らしい演奏を披露してくださいました。
『レクチャー&コンサート』は写真撮影・録音は御遠慮してください---とのことでしたが、青木さんと吉原さんは上手に撮ってくれるなら撮影OKと言ってくださったのでパチリと1枚。良く撮れてますか?
お2人で息の合った「そりすべり」と、お2人がステージと客席に分かれての「Dueling Banjos」、見事な演奏を楽しませていただきました♪

講座のラストは講師の先生4人そろっての「箱根八里」。限られた時間でしたが盛沢山な内容で演奏も良かったです。
講師の皆様、ありがとうございました!


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2 コメント

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レクチャー&コンサートのご報告ありがとうございます。 (石川修次)
2019-01-19 00:43:10
渡辺順子様…いつもながらレクチャー&コンサートのご報告、ありがとうございました。順子」さんの土曜日はコンサートやライブにご出演されたり、聴きに行かれたりでお忙しいと思い、今回のL&Cについてはお声をかけませんでした。一昨年12月の「やぎたこ」との共演の時にもおいでくださいましたね。ありがとうございました。あの時小生は「アメイジンググレース」についてお話させていただきました。「アメリカのフォークソングの歴史についてのL&Cを希望します」というアンケートの要望に応えたものでしたので、「バンジョーの響き」としては3年ぶりの登場となりました。今回の目玉は加瀬浩正さんの13年ぶりの再出演でした。プロのバンジョープレーヤーでさえ経験したことのない【加瀬さんならではのアメリカでの体験】を文章(レジュメ資料)と演奏でみなさんにご紹介したかったからです。この企画は見事に成功しました。青木研さんと吉原聡さんのプロとしてのエンターテイメントの見事さは言うまでもありません。多くの受講生のみなさんが感動していました。それでも前半の加瀬さんと小生の内容にも評価のコメントをたくさんいただきました。アンケートの中に「講座全体の構成、進行、リズム、人選、すべて良く、主催者の思いがすごく伝わる講座でした」と書いてくださった方がいらっしゃって、講座全体をまとめているコーディネータの小生としては本当にありがたいメッセージだと思います。たまたま2年続いてアメリカのフォークソングとバンジョーと重なってしまいましたが、こうした激励のお言葉を今後のレクチャー&コンサートに活かしていく所存です。今回の「バンジョーの響き」のL&Cをとおして渡辺さんご夫妻や我々にとって身近なバジョーという楽器に対して、受講生の方々が少しでも身近に感じてくだされば今回のL&Cは大成功でした。ご参加くださり、すばらしい報告をしていただいたことを感謝します。新年度5月のレクチャー&コンサートは「心地よく優しい西アフリカのハープ・コラの調べ」です。アフリカのマリ共和国ご出身のママドゥ・ドゥンビアさんの初登場です。現在打ち合わせ中です。コラ演奏の第一人者のママドゥさんはアフリカンギターの名手であり、アフリカが世界に誇るミュージシャンのサリフ・ケイタさんのバンドでも活躍されていました。というわけで、今後の明治大学リバティアカデミー「世界の民族音楽を聴く…レクチャー&コンサート」にも注目していてください。そうそう今年1月の佐々木仁さんが主催する小平のブルーグラスコンサートも大変すばらしかったですね。小生も開場の1時間前から並び、最前列に陣取り、出演者の熱演を肌で感じ取りました。ここでも渡辺ご夫妻とお会いしましたが、お二人の今年のライブご活躍を応援しています。もちろん、順子さんのパッチワークも!
今年もよろしくお願い致します。 (junko@お針部屋)
2019-01-20 01:19:38
石川先生
お忙しい中、こちらまでお越しくださってありがとうございます!!
初めて明治大学リバティアカデミー「世界の民族音楽を聴く…レクチャー&コンサート」を受講したのが2015年12月。あの時はバンジョーを6本も持参されたんですよね。それから2017年12月の「やぎたこ」共演と今回2018年の12月。小平の新春コンサートで1年が始まり、石川先生のL&Cで1年が終わるのがここ数年の我が家の恒例となりました。
小平の新春コンサートは残念ながら先日の10回記念がラストになってしまいましたが、L&Cは今後も興味深い企画が進行中のようなので続けて楽しみにしております!
今年1年、大きな災害がなく穏やかに過ごせるといいですね。いつもと同じ日常を好きな音楽にふれて過ごすことが出来ますように。

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