山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

おサルの駕籠屋はホイサッサ(野沢温泉) 編

2019年03月17日 23時04分31秒 | 旅行

ここんところ日本にやって来る 外国人(you)

絶大な人気を誇る場所が、実は信州の山の中にあります。

…って、もうだいぶ前から報道されてるから

知ってる人は知ってるよね〜〜

はい、ここ!!

 

 その名前は、 隊長も知ってはいたんだけど、

はて⁈  どの辺だろう⁈

「ぅんだあ~、そったら 名前の温泉なら、確かに ここにあるべよ~」と

長野県飯山市 の お婆ちゃん。

へ〜〜、こんなところなんだ⁉︎

 

 

で、アクセスはって⁈

 

実は こればっかりじゃあ ないんだ。

おっ、こんな所からも(〇〇温泉からも)行けるんだ⁉︎

よし、ならば、温泉♨️股旅と 洒落込むか‥‥

 

 

じゃん!!

あらら、

完全なる アウェー感、バリバリっす!

しかし ミドル世代ともなると 気持ちもタフです。

気にせず行きましょう   

 

 

「ねぇ、パパ、ママ〜

なんであの人たち、滑らずに歩いてんの⁈」

「ボク、見ちゃダメ🙅‍♂️、そっとしておこうね」

 

 

スノーシュー、せっかく借りたんだけど、

林の中を歩くようなルートは最初のうちだけ、

その後は ゲレンデの脇を、お邪魔にならないように歩いているだけ‥

つ、つまらん

 

あっという間に下ってきてしまったんで、もう一度リフト乗ろうかねぇ

リフト代の元も取らないともったいないし…

 

一応、ゴンドラやリフトを乗り継いでたどり着く ゲレンデトップが山頂(毛無山)っす!!

向かい側のお山は、北志賀高原?   斑尾高原?

 

山頂辺りにだけ、ぎりぎり霧氷が残ってました…

 

天気がピーカンなのが救いっす!!

おサル君、そのポーズ、直滑降のつもりらしいけど

向き、真逆ですから… (苦笑)

 

で、結局 早々と撤退

 

次、♨️外湯巡り♨️外湯巡り、イヒヒ

そう、ここは 野沢温泉

野沢菜を茹でた後の煮出し湯が名物の 温泉♨️っす

( ん⁈  なんか間違ってる⁈ )

ほらっ、だからお湯だって こんな色…

街中に 全部で13湯外湯があるんだって

 

♪ カ~モン ベ~ビ~ ノザワ スプリング ♪

 

 

 

街中の至る所に 温泉玉子の箱があって、好きなだけ取り出して食べ放題です!!  ← 真っ赤な嘘です

 

 

宿泊した旅館の目の前にも 外湯 『熊の湯』が…

 

基本 温泉宿泊客は、入口の小箱に小銭を入れれば どこもフリー

なんで、物珍しさもあって 頑張って四つの外湯に入ったけど、

ほぼほぼ 建物いっぱいに湯舟だけで構成されている外湯、

湯舟の縁で 服を脱いで浸かって、

また着なおして、 次行って また脱いで、って

忙しいこと この上ない

おまけに 源泉に近いから、どの湯も結構熱いし、  はぁ~ 疲れたぁ

それでも、温泉街ならではの風情もあって

なかなか楽しかった。

この“湯”の字のデザイン、なんか見覚えない?!

そう、岡本太郎 がここの生まれ (訂正) と何かの縁があって、デザインしてもらったらしい

 

街中、you がとても多いのは、スキー場と一緒

 

 

そんなこんなで、その日は暮れていったのでした…

 

 

さて、次の日 (はい、外湯も もう良いでしょ〜〜)

 ここ野沢温泉から 地獄谷温泉『スノーモンキー』までを結ぶバスが出ているのを発見したのが 

今回の旅のきっかけです。

なので迷わず、向かいます。

「野沢温泉」と「スノーモンキー」、

you に大人気の“2大コンテンツ”

放っておく手はありません!!  ( って ことでこの路線は開設されたに違いない!! )

 

しかし、実際に来て見ないとわからないもんだねー

山道を30分もかけて歩かなくちゃならないとはね〜〜

         

さ、到着で げす!! (※注 向こうに見えているのは 人間様です、サルではありません)

 

けっこう 粘ってみましたが、 おサルども、

一向に 温泉に浸かろうとしません。

( 後で知ったんだけど、 おサルども、雪が降るような寒い日で無いと 温泉に入らないらしい…)

しょうがない、ここは イメージで許してもらおう

あはは

やっぱ、おかしいね~

しかし ここに来ていた8割以上の人が 実に you だったのには、おったまげたね~

 

また、雪と泥でぬかるんだ道を 最寄りのバス停まで戻り

湯田中駅から 長野電鉄で長野まで戻り帰ろう、というのが

隊長の考えた 帰りのプラン。

 

途中、渋温泉やら湯田中温泉を通って…

おおっ、なかなかの眺めっす!!

 

ん?!

こんなところで ロマンスカーに再会できるとはっ!!  が沸騰します!!

 当然、前展(前方展望車)に座ります!! イヒヒ

 

 

鉄 を満喫したのち、終点手前の「権堂駅」で途中下車。

というのも 長野来て、素通りで帰ってしまうのもアレなんで

「善光寺詣で」も 加えていきましょうってわけ

遅いお昼は、ここでハヤシライスを…   ん、美味 美味

 

あら、休憩時間で無い お蕎麦屋さんもあったじゃない!!

もう少し 粘って探せばよかった、残念

 

 

 さっきの、ハヤシライスでなくて、ビーフシチューでも良かったなぁ

 

 以上、ここまでの時代は、『平成』でありました!!

 

 

 


最後まで ご精読ありがとうございます。

  

次回 「暴走 千葉編 もとい 房総名低山 鋸山編」へ続きます。


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厳冬期、地吹雪舞う赤城山 編

2019年03月09日 00時11分18秒 | 上州

 

いやはや、まいりました。

甘く見てました、はい‥‥‥  

ついこの間、そう、あれは昨年の晩秋

重いテン泊荷物を背負って歩いていた 赤城山の稜線なんで

雪があるとはいえ、まぁ (雪山)入門の山だし、

それに 何年か前には 残雪期にも歩いているし、と…

でも、暖冬のこの冬にあって、

今シーズン最強の寒波がやって来たという

まさにそのタイミングで、

のこのことやって来てしまったのには、訳があるのです。

 

そう、赤城山の下に広がる「大沼」で、

珍しい“ アイスバブル ” なるものが この時期見られるって

週末 何処に行こうかと思案している まさにその時に、テレビでやっていたんです。

※イメージ 普通なかなか本土(本州)の湖や 池では見ることができない現象なんだとか…

お‼︎  これこれ‼︎  良いじゃん!

雪山登ったついでに、おまけでこれも見れるじゃん!

決まり‼︎  行ったれ〜〜

 

※イメージ こんな幻想的な空気の泡が みてみたかったな~

 

 が、しかし…

 到着してみると、このありさま…

 さ、寒ぶっ‼️

 

 

最強寒波が 予定外の雪を降らせたのは、

早朝に家を出発の為、 隊長が早目に床についた前夜の夜半の事、

珍しく前橋市内までもが雪化粧し

赤城山ビジターターセンターへ向かう 急行バスも

時折 雪道渋滞で足止めされる始末

やれやれ‥‥

 赤城広場前のバス停を 降りた途端、

凄まじい地吹雪と、凍てついた烈風にあおられ、

ちょっと 戦意喪失気味の おサル君、

「 ほんとに この風の中、行くの⁈ 」

そりゃあ、せっかく来たんだから‥‥‥ 

とは答えたものの、 隊長も もし一人だったら、即座に撤退‼️って

決めかねない程の 寒さと地吹雪。

駒ヶ岳 から 黒檜山 の ピークを結ぶ稜線を歩く予定だったけど

ここは 黒檜山単独のピストンに変更ってあたりが妥協点かもねぇ‥‥‥

 

 

と、言うわけで、黒檜山登山口まで

準備を整えつつ、肩をすぼめて、道の路肩に吹き溜まった雪を蹴散らし進みます。

  

 

 除雪車が 今日は大活躍っす

  

おサル君、余り気乗りしていないみたいですが 

隊長が譲歩したもんで、まあ  しぶしぶついて来てくれてます    笑

 

 さあ、では行きますかぁ‼️ 

前夜からの新雪は、深いところで30㎝くらいでしょうか、

モフモフと、あまりアイゼンが効かないのが 難点。

 眺望も、今のところ望めそうもないねぇ

と、グレーだけの世界、

樹林に入って 少し風は弱まったけど、動き出したばかりだから とにかく寒い

 

 斜度が強くなると いけません、

新雪が その下の堅閉まった雪との間で動き、

アイゼンが効かず ズルズルと 歩きにくくてしょうがない

  

霧氷 というか 、樹氷 というか、

これも 日差しの下で見る分には綺麗なんだけど、

これでは 一層 寒さが身に沁むだけ⁈

 

「 て、天は我を見放したか‥‥‥ 」  って

  オ、オサル君、ね、寝るなよ〜

寝ると、死ぬぞ〜

陸軍第八師団 青森歩兵第5連隊ばりに、 おサル軍曹、熱演です。

 

 

 

 標高は さして高くないけど、

なんせ風が強いもんだから、稜線の風下側には『雪庇』も張り出してます。

視界が悪くなった時には 要注意っす。

ここも、危ない危ない、

そういえば ここの稜線って、確かに場所によっては痩せてたなぁ〜〜

 

 

 

 

此処までくれば、辛い雪中行軍も あと一息、

左に折れれば 直ぐ山頂っす。

 あまりの辛さ、恐怖に、

とうとう おサル軍曹の髪は 真っ白 白、白髪に‥‥‥

 

では なくて、髪の毛ごと 凍ってもうた‼️

( まるで 刺身のツマ 状態っす   笑)

 

 せっかくなんで、

絶望スポット絶叫スポット、いな 絶景スポットで、パチリ📸

 

 

 

 白い金平糖が “成った”みたいな 木 や、

  

白梅が 枝全体に満開に咲き競うみたいな木も あったりして、

まぁ、真冬ならではの楽しみ方は それなりに有るんですが、

立ち止まっていると、じんわりと芯から冷えてくるんで

長居は無用って事で、踵を返します。

 

稜線での 風は相変わらずですが、

ちょっとだけ薄日が差す瞬間もあったりして、

やはり 雪山は、晴れてなんぼじゃけんなぁ〜

 

さっきよりは 下界が望めます。

あ、楽しみにしてた“アイスバブル”は、

此処から見る限りは 新雪の下に埋もれてしまってるねぇ〜

流石の地吹雪も、新雪を 吹き飛ばすまでのパワーは無かったか‥‥

 

 

 

 お、一瞬、陽射しが‥‥‥

 

モフモフの新雪だもんで、

足元を気にすることも ほとんど無く、下りは早い早い、

あっという間に 登山口まで下りてきました。

 相変わらず、烈風が吹き荒れてます。

フードを被り直し、駄目元で 全面結氷している大沼の湖面に 下りてみよっか

せっかくなんで 赤城神社にも寄って‥‥‥

 

ありゃりゃ、膝下程も積雪があって、

とてもじゃないけど雪を掘って氷面を見るなんて、

無理無理

コリャ、アキマヘン

撤退、決定っす 

 

 

 

赤城広場の、池畔の茶屋の中で暖を取らせてもらって

帰りのバスまで時間つぶし。

茶屋のおじさんによると、

前日までは テレビで “アイスバブル”が報道されてから

結構な人出だったらしい。

タイミングが悪かったねぇ〜  と、慰められました、ハハ

紅葉の時にも、サンドイッチマン

『帰れマンデー 路線バス旅』放映の直後で、大変なことになっていたらしい‥‥

また、あったかくなったらおいで〜  と

田舎の人は おおらかで良いねぇ

  

 

 

 

 バスの時刻に合わせて 茶屋を出てきたのに、

バスは15分近くも遅れて到着。

地吹雪の中、凍結死するところでした‥‥‥

 

だもんで、 

路線バスの中継地にある、『富士見の湯』解凍‼️っす    

 

ここまで下りてきた今頃になって空も晴れてきて、

綺麗な夕焼けが見れそうです

 

 

 

 

 前橋方面を見下ろして、

暮れ行く街並み、山並みと、それを赤く染め上げていく空と、

これが見れただけで 今回は満足ってもんです、ハハ

雪のシーズンになったら、 また 来るね‼️

 

 

 

 


ご精読ありがとうございます。

  

次回 「春山まったり、野沢温泉編」へ続きます。


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