山好き ojisan の ひねもすだいありー 

あの山この山、山行の備忘録。♪憧れの山に旅して、登って、食べて、飲んで…♪ 心地よい生き方を探しましょ♪

白駒荘、シロクマ草、白子 不味そう、城 混むそう、白 虚無僧、‥‥①

2017年04月29日 11時37分08秒 | 八ヶ岳
今年は桜が🌸 思いの外、長く楽しめましたねぇ〜、イヒヒ

それもこれも、春先になってからの寒の戻りの影響で
関東周辺の それ程標高の高くない山も
冬の終わりかけの雪で
思いがけずの“雪山”祭り
そんな状況を楽しまれた方も多いのでは‥

もともと、残雪の中の登山を考えていた我が隊、
久しぶりに八ヶ岳あたりどうかな〜
と、イロイロ 検索をしていると
ん⁈
「山と渓谷」の中の、と ある記事に目が止まりました。
白駒池の畔の『白駒荘』、
冬季営業 今シーズンからスタート❗️



え、そうなの⁈
そこに添えられている写真が、またいいじゃないっすか!
床も壁も、真新しい 明るい木目調
暖炉も見えてるし、何と 床暖房だってんだから驚き‼️

決まり、ここに行こう‼️





茅野駅から バスで🚉 おなじみ 渋の湯まで、
そこから 賽の河原を経て 高見石小屋まで登り、
さらに白駒池まで下れば そこが 白駒荘っす。






下界に近い山でさえ 真っ白になったんだから、
この時期にしては まぁ、雪は豊富っす。





登山道に入ってすぐ、黒百合平 方面との道を分けます。
バスで一緒だったほとんどの人は 黒百合ヒュッテに行くのでしょう。


ところどころに、春の気配。
雪解けの綺麗な つらら を 折って


鹿の角に見立ててみたりして…



空はあくまでも高く青く、
静かな森に 我が隊の雪を踏みしめる音だけが
リズムを刻むかのように 続きます。



慣れたルートではありますが、
一つだけ気がかりなのは 『賽の河原』




ありゃ?! あの 埋もれてるの お地蔵さん?!…








やっぱり!! 隊長が埋もれてしまったわけじゃありません





初めてここを通った、何年か前の真冬
晴れてはいたものの 物凄く風が強く、
朝まで降り続いた新雪が トレースを覆い隠してしまっていました。

それでも 賽の河原までは、新雪の上に
自分たちの足跡を残し進む事を楽しむ余裕があったんでゲスが‥

大小の岩が積み重なり、むき出しで続く、ここ 賽の河原は
雪が積もり、トレースが消えると途端に 踏み抜き地獄に変わるんでゲス!

まだルートファインディングに慣れていなかった当時の私ら、
まぁ 踏み抜く事 踏み抜く事 (^_^;)
後ろから、ワカンを履いたベテラン山やさんが来て
先頭を代わってくれた時は 涙が出るほど嬉しかったものでした‥

それ以来 雪中経験は積んできたものの、今回 再びの雪の賽の河原。
内心 恐々だったって訳でゲス。

今の所、時々は トレースや、踏み固まったルートを外しはするものの
慎重に歩を進め、どうにかこうにか進んでいます。




ところで、気付いた事があります。
ウサギや鹿なんかの 動物の足跡って
実に正しく、踏み固まった雪の上を歩いているって事。
危なっかしいなぁ と言う所では、近くの動物さんの足跡を辿るようにすると
まず間違いが無いような気がします。
それに気がつくと、結構 その後 楽に進むことができました。 ( ような気がします。)




それでも気を抜くと、太腿あたりまで ずぼっ!!




ここまで来れば、一安心

賽の河原を抜けて、その先の樹林帯に入ってしまえば、
後はもう楽チン、
高見石小屋が 見えてくるはず…






着いた!!

実は ここで一つ 楽しみにしていたことがあるんでゲス。
高見石小屋 名物の、昼の『揚げパン』
泊まりの時には 食べられないので、
今日は最大のチャンス到来!



なのに、おサル君、何故かモジモジと恥ずかしがって
小屋番さんに声をかけられずにいます。
ちょっとイケメン風の小屋番さんを意識しちゃってるの⁈

しょうがないので 代わりに聞いてあげると、全然オッケー👌
では、きな粉味と、チョコ味を 一個づつオーダー
待っている間に揚げてくれます


うまゎーい‼️
 (写真では ちょっとしょぼくれて見えますが…)




ふと見ると、
まぁ!
なんて 太ぉーくて、大っきくて、立派なのぉ⁈ イヒヒ


春が着実に近づいてきているんだねぇ



さて、出発前に、小屋の後ろの高見石に登ります。








ぐるりと見渡せます。




森の緑の中に、ポッカリと 白く、白駒池が見えてます。


あと、ほんの少し下れば、今夜の宿に到着です。


ここからの下り、吹き溜まり気味なのか
物凄い量の雪でした~

雪まみれになって下って来ると…

着いた~!!



こんにちわ~!! ん?!
こんちわ~!!
歩荷にでも行っているのか、誰もいません。

まぁ、そのうち帰って来るっしょ
勝手にお邪魔して、件の❝床暖房❞リビングで 待っていると、
小屋番のお兄さん、戻って来ました~

お世話になりま~す!!





2種類の暖炉があって、いい感じのリビングっす!!
写真でみたまんまっす!!

さて、まだ陽は高いので
全面結氷中の白駒池の上へ、さっそく行ってみよ~!!



うひょひょひょひょ~





こりゃあ、かなり厚い氷なんだべな~



うひゃひゃひゃひゃ~


バンバン バンバン飛び跳ねまくっても
びくともせんわ~!!




振り仰ぐと、高見石の岩々のシルエットが見えてました。


さて、ひとしきり騒いだ後は、
夕飯まで、イヒヒ、宴会でげすなぁ~



イヒヒ、つまみは万全っす!!


暮れてきました。
おサル君、夕食、そろそろだからね~


しこたま、食べて、夜は更けていきます…




星も、今夜はたくさん、見ることが出来そうっす、へへっ





明日も 天気に恵まれますように… 




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美ヶ原、天上 魅惑のホテル‼️(後編)

2017年04月19日 01時18分29秒 | 信州
さて、
満天の星空を ぬくぬくとした部屋で満喫した翌朝です。


すかぴーすかぴー すかぴー
寝息を立てる おサル君を横目に
まだ明けやらぬ東の漆黒を眺めると
既に 地平ラインには何とも言えないグラデーションが‥

これは期待できそう‼️




そーっと 布団を抜け出して
カメラ片手に📷 屋上の展望テラスへ向かいます







さすが王ケ頭ホテル、「おされ」な 共有 スペースが そこかしこにあります。

では しばし、サンライズショーを ご堪能あれ















う~む、もっと スキッと、上がるかに見えた朝日だったんですが‥






あれ? あれれ⁈
右手からガスが立ち上ってきたと思ったら
あっという間に あたりが真っ白に‥









と、見ているうちに また晴れて、
まあ、めまぐるしいの、目まぐるしくないの、( イヒヒ、めまぐるしいんだけどね )

おサル君のお腹と一緒やね~
さっき お腹いっぱいって言ってたと思ったら、
舌の根も乾かない内に すぐお腹が空いた、なんて ね~っ  (^_^;))


しょうがない、おサル君、
ここは食欲のリミットバーを外し、たんと 召し上がれ‼️


そうそう、そう言えば 王ケ頭ホテルの名物には、
冬の時期限定のアレがあったよね‼️

じゃん‼️








すっごい綺麗でしょ、これ‼️ 
❝氷の華❞!?
これって、そばにいたおじさんに聞いたところ、
何でも お客様に楽しんでもらう為にホテルの人がわざわざ
ガラス窓に水を吹きかけて 毎日、育ててくれてるらしい
( 真偽の程は わかりません が‥)





へへっ、朝日に 照らされると、あっという間に溶けてしまう、
儚い、繊細な自然の造形でげした〜



実は、帰りのバス便も限られていて
ホントは朝一(9時)の便しか取れなくて
泣く泣く朝一で帰らなくちゃいけないところだったんだけど
粘ってみるもんだね~
午後便に何とか変更してもらえました。(ラッキー)



では、天気は申し分ないし
少ないのは承知で、雪原散歩に出かけますか!

ん!? こんな量の雪で、雪上車、って、
オーバーなのは重々承知だけど、
こんな機会でもないと なかなか乗れないし、
乗ってっちゃお~!! イヒヒ



もちろん おサル君も、乗り物には目がありません



ファミリー客に交じって、GO!!



ってな訳で、楽して「美ヶ原」を象徴する美しの塔まで
連れて来てもらっちゃいました。


ここ、ほんと だだっ広い草原なんだね~


空を振り仰ぐと、青い空と白い雲と、太陽と、ん? ん?? パラグライダー?!


パラグライダーに見えたのは よく見ると違って、
それを帆代わりにして スキーで滑るやつで、
いったい何て名前のスポーツなんでせう??


夏はきっと、さぞかし気持ちの良い所なんだろうね


『エアギター』で一躍名を売った『ダイの字』ではありません、
ほんとのダイノジ君です。イヒヒ



子供も、こりゃあ楽しいっしょ


聞いたら、こうしてちゃんと自転車に取り付けるスキーがあるらしい


おサルも、こりゃあ楽しいっしょ


気分イイっす


ルンルン🎶


しかし、どう見ても ありゃ、宇宙基地




富士山と八ヶ岳、仲良く並んでます


スノーモービルがやって来た、と 思ったら
ビックリ、わん公が運転してやがった❗️ 


ガタピシガタピシ、 賑やかに雪上車が通って行きます



さて、ホテルに戻るかぁ〜
まっつぐ 戻っても芸がないし、回り道して眺めを楽しんで行くべ









獅子が岩 ってとこらしい


所により 雪がたくさん



ホテルの裏手にある 「王ケ頭」頂上の碑
百名山っす


眼下には、キラリ と GACKT 岳都、 松本の街が‥


ホテルに戻って来ました。
まだ、1時のバスまでは時間があります。
(子雪だるま⛄️) おとっつぁん、僕も温泉入りたいよぉ〜
(父雪だるま⛄️) お前を入れてあげたいのは山々だけど、おまえ、入ったら溶けちまうんだぞ
不憫な 子雪だるまの代わりに
イヒヒ、大浴場、入ってっちゃいましょう❗️


キャーッ❗️ なに、このまったりとした、透明感❗️
温泉♨️の お湯は、もしかして般若湯⁉️


キラキラと エメラルド色に、目眩がしそうなほどの、極楽感 ❗️
間違いない、ここ、天国の♨️温泉っしょ⁈

ちーん!! 昇天‼️



松本の街まで戻って来ました。
行く前には気づかなかったんだけど
ふと、見上げる視線のずっと先に、王ケ鼻の岩が 見えているのでした。


いいねぇ、岳都、松本
ほんとうの 日本の良さを、もっと見せようじゃないか…
なんちゃって
(^^;)


更新遅くなり失礼いたしました。
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美ヶ原、天上 魅惑のホテル‼️(前編)

2017年04月06日 00時07分04秒 | 信州
さて、年度末の連休。( 我が社は2月決算 )
3月に入った途端、毎年 殺人的な繁忙期が始まります。
なので 貴重な連休なんです、はい。

のんびりしたいねぇ〜 温泉⁈  いい! いい‼️   極楽っす!!

イメージ ♨️極楽温泉の図♨️

でも、山には居たいしなぁ…



そう言えば 何かの旅番組で 以前見た、
何て言ったっけ、ちょっと言いづらい名前のホテル、
すごい ホスピタリティが良いらしいじゃん!
んー‥ ‥ なんとか頭ホテル‥ ‥

最近のおパソの検索エンジンは 凄いね❗️
これだけの情報で 
「 もしかして “ 王ケ頭ホテル” ? 」
それそれ! そこそこ‼️


場所は何と、 『美ヶ原』‼️

えーっ! 百名山じゃん‼️

予約状況を おサル君に調べてもらうと、
一部屋だけ、今なら空いてるっ!
こりゃ、行かんでかっ‼️





久々、「あずさ」を 終点 松本まで‥

ホテルから 迎えのバスは 、午後3時。
( もっと早く行きたかったのだけど
冬の今、公共交通機関では 残念ながらそこまで辿り着けず
しかも11時半の 一便は満車で、泣く泣くこの時間に乗るしかないんです‥ )

それでもまぁ、予約できただけでも 良しとしよう👌

折角なので、蕎麦の名店『こばやし』に寄って
美人の女将さん を肴に 鴨せいろ など すすって、
松本城にご挨拶して行きましょう、いひひ











松本城、いつ見てもかっこいいねぇ


よく松本の街を『岳都 』 って言うけど
街の背景に、
真っ白な雪をかぶった北アルプスなんかがあって
やっぱり憧れちゃうよね〜

お城の左手真正面に『常念岳』‼️



左手 手前に おサルっ❗️



ン? なにやら人が集まってるけど⁈



兎散歩( うさんぽ ) ” してるおじさんが居た❗️
( ✳︎注 おじさんって、俺の事では 勿論ありません、念の為 )



キャーッ❗️ 触らしてもらた❗️




この日、市内は 小春日和のような暖かさ。
少しは、いやいや 、たくさん雪がないと、
雪山温泉♨️が 楽しめないじゃん、と 気を揉みつつ
バスに揺られる事 1時間少し




だんだん雪が増えてきて、気分が盛り上がってきます








到着でげす‼️



ああ、この電波塔のある風景、
見た事がある❗️
ここが、美ヶ原、ここが 王ケ頭ホテル❗️



何でも 百名山中、最も近くまで車で行けるらしい
そりゃそうだ、
ホテルの裏が、美ヶ原の最高地点、「王ケ頭」だもん。



先ずは チェックイン、
思ってた以上に綺麗で、こりゃあ、山小屋なんて言ったら叱られちゃうね
完全に、リゾートホテル じゃん❗️ 














あまり深く考えずに、いつもの雪山装備でやって来た我隊、
予想外に、ちょっとアウェーな雰囲気じゃない?!
大丈夫?!



雪は思ってた程には多く無く、
陽当たりの良い場所は 地面が露出している所も



「ウエルカムドリンク」 までいただいちゃって、
まっ、良いか⁉︎ 



「おじさん、部屋で黄昏る」之図



そろそろ、日が暮れるよ、
『王ケ鼻』と言う所まで行くと、眺めが良いらしい



片道15分ほどだから、
日没時間から逆算して向かいます。









松本の街が、光って見えます‼️
さあ、これからが アイドルタイム‼️
良い感じに雲もかかっているし、燃えるかな⁈ 











あれ⁈ おサル君、ちょっとおセンチ 入ってる⁈ 















残照が短くて ちょっと残念だったけど
なかなか綺麗な夕焼けだったね〜



さ〜て、楽しみな夕食が待ってます。
ぼちぼち戻るかね〜















で、 じゃん!


じゃん❗️


じゃん‼️


と きたもんだ‼️ 


お腹も 満足したところで、次は‥ そう、温泉だ‼️


大欲情 もとい 大浴場、混んでると嫌だな〜
と 思ったら、家族風呂が 偶然 空いてたばい、
やた〜

檜の浴槽でございましたです。


その晩は、こんな満点 もとい 満天の🌌 星空に囲まれて、
更けていきました‥‥‥ ( ネットから拝借したイメージ )


明日も 天気に恵まれますように… 



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